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関東森林管理局

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    赤い谷のブログ2022年6月


      

       

    2022年

    第1回植生管理WG
    9日

    赤谷の日

    4日

    シカ捕獲試験開始

    1日

    職員紹介 



    所長
    上野文紀
    (ぶんちゃん)


    自然再生指導官
    玉井宏
    (たまちゃん)


    主事
    神垣崇郎
    (がきお)


    主事
    伊藤彰伸
    (いとうちゃん)

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    2022年6日9日

    第1回植生管理WGを開催しました。

    【植生管理WGとは?】
      赤谷プロジェクトでは、生物多様性保全のため、赤谷エリア1万haの中に約3,000haある人工林のうち約2,000haを自然林に復元するとともに、残り1,000haの人工林は維持することとしています。このため、人工林を自然林に誘導するための森林管理と、木材生産維持と生物多様性保全を両立させる森林管理を確立するための検討を本ワーキンググループ(WG)で行っています。



    出席者(敬称略、順不同)
    【委員】
    酒井武((国研)森林研究・整備機構)、田中浩((公財)国際緑化推進センター)、亀山章(東京農工大学名誉教授)、
    西村尚之(群馬大学)
    【日本自然保護協会】
    出島誠一、朱宮丈晴、武田裕希子、遠藤慧

    【関東森林管理局】
    杉崎浩史(計画課長)、番場
    誠(企画官(自然再生))、倉重敏行(森林整備課課長補佐)
    利根沼田森林管理署】
    須藤洋一(森林技術指導官)、髙澤一(総括森林整備官)
    【赤谷森林ふれあい推進センター

    上野文紀(所長)、玉井宏(自然再生指導官)、神垣崇郎(主事)、伊藤彰伸(主事)
                                                                                                         
    【議題】
    1. 2022年度植生管理WGの検討項目、WG運営スケジュールの確認
    2. 小出俣自然林復元試験地241た1、る1林小班における植生モニタリング調査及び分析・評価
    3.指標植物に対する二ホンジカによる摂食状況の調査及び分析
    4.試験地における小動物等の生息状況及び植生回復状況の調査
    5.企業のCSRなどを受け入れられるメニュー作り
    6.R4年度の事業予定箇所について
    7.その他



    会議の様子


      今回の植生管理ワーキンググループでは、今年度に実施が予定されている植生復元試験地やイヌワシの狩り場創出試験地における植生モニタリング調査、ニホンジカによる指標植物の摂食状況調査について内容を確認しました。
      また、今年度における相俣管内の事業予定箇所についてもご意見を頂いたほか、赤谷プロジェクト20周年記念事業のスケジュールについても確認を行いました。

    報告者:ぶんちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2022年6月4日

    6月赤谷の日を開催しました。

    6月4日は赤谷の日です。
    天候:晴れ、参加者:32名、ホスト(赤谷の日運営):日本自然保護協会

    【赤谷の日とは?】
      赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤谷センターも参加しています。

    (活動内容)
      この日は南ヶ谷湿地の保全活動を参加者全員で行いました。南ヶ谷湿地は稀少な動植物が生息している場所ですが、近年の水位の低下により泥沼化が進み、そうした生き物が数を減らしています。そのため、水位の低下を抑えるための取組を継続的に行っています。
      主な内容は、(ア)湿地の水が流れ出ている水路への堰の設置、(イ)湿地に入り込んだ泥や落ち葉の掻き出し(浚渫)、(ウ)湿地に侵入している葦の刈り払いの3つです。どれも人手がいる作業のため、毎年このぐらいの時期にボランティアの大学生の力を借りるなどしていましたが、今回は利根商業高校の生徒さんたちに協力をいただいて実施しました。作業は、水路の堰を改修する班と湿地の浚渫と葦刈りをする班の2班に分かれて行いました。
      堰の改修班は、壊れかけている堰の前後に新たに2つの堰を設置しました。資材は昨年度に南ヶ谷で実施した間伐で生じた丸太と土嚢袋を使用しました。丸太の先を尖らせて作った杭を水路に打ち込み、その後ろに丸太を積み上げます。そこに林内の土を詰めて作った土嚢を詰めることで堰を造りました。普段の人数なら非常に大変な作業ですが、利根商業高校の生徒さんが泥だらけになりながらも嫌がらず積極的に作業をしていただいたことで、無事に完成させることができました。
      浚渫は鍬の先が3本に分かれた備中鍬を使用して泥と落葉を掻き出しました。葦刈りは、電動刈払機と手鎌を使用し、刈った葦は湿地外へ運び出しました。葦は大部分の面積を刈り払うことができ、初めは見えていなかった湿地の向こうの林縁まで見渡せるようになりました。
      この日は、林道を使ったトレイルランニングの大会が開催されており、現地への資材や人員の輸送に想定より時間がかかってしまいました。利根商業高校の生徒さんも帰りの時間があるので、作業できる時間は2時間程しかありませんでしたが、皆さんのおかげで無事に終わらせることができました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


    いきもの村でこの日の作業についての打ち合わせです。


    各自必要な資材や道具をもって湿地へと向かいます。


    現地に着いたところでお昼休憩です。


    サポーターの和田さんから湿地についての説明です。


    【堰の補修】堰の改修について生徒たちへ説明です。


    【堰の補修】木杭を水路に打ち込みます。


    【堰の補修】改修した堰です。


    つるを使ってターザンごっこ。


    【葦刈り】刈り払い前は葦が大部分を覆っています。


    【葦刈り】センター職員が電動刈払機で一気に刈ります。


    【葦刈り】サポーターも鎌を使って刈り払います。


    【葦刈り】刈り払い後は林縁まで見えるようになりました。

    報告者:いとうちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2022年6月1日

    ニホンジカの捕獲試験を開始しました。

      赤谷の森では、近年ニホンジカの増加が顕著です。既に一部の植生が食害を受けており、放置すれば農林業や生態系への深刻な被害が予想されます。赤谷プロジェクトでは、シカが低密度の段階から個体数管理を行うべく、2017年からシカの捕獲試験を毎年行っています。昨年度に引き続き今年度も6月1日から捕獲試験を開始しました。
      捕獲方法は誘引による罠捕獲で、林内に鉱塩(家畜用の塩のかたまり)を置き、それを舐めにきたシカをくくり罠または箱罠で捕まえます。罠を設置する箇所は計7箇所で、くくり罠5箇所、箱罠2箇所です。捕獲期間は6月1日から30日までの1ヶ月間です。
      罠の近くには自動撮影カメラを設置しており、動物の画像がセンター職員に送信されるようになっています。加えて、林業試験場の坂庭氏から提供いただき、罠が動作したことを知らせる“通報装置”も設置しています。これにより、罠の見回りの軽減を図ることとしています。
      くくり罠による誘因捕獲は2018年から実施しており、初年度は1頭、次年度は3頭を捕獲しました。しかし2020年度、2021年度と惜しくも捕獲に失敗していることから、今年度はなんとしても1頭は捕獲したいところです。また、昨年度は1頭のメスジカを対象とした行動把握調査によって、その個体の越冬地や移動経路を把握することに成功しました。こちらも調査できた個体数が1頭のため、今年度さらに数を増やしたいと考えています。行動把握調査の詳細はこちらの記事をご覧ください。
      捕獲試験については、動きがありましたら随時ご報告したいと思います。


    林業試験場の坂庭氏指導のもとくくり罠を設置します。


    くくり罠と立木をロープで繋ぎます。


    罠の動作を知らせる通報装置を設置します。


    試験捕獲の許可看板も設置します。


    付近には自動撮影カメラも設置しています。


    鉱塩を中心に3機のくくり罠を設置します。


    箱罠にも通報装置を取り付けます。


    箱罠はセンサーが動物を感知して扉が閉まります。

    報告者:いとうちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

       
       
       
       
       
       
       
       

    お問合せ先

    赤谷森林ふれあい推進センター

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