2011年11月17日(木曜日)
渓流調査
11月12日に渓流環境復元WGで小出俣沢の渓流環境調査を行いました。
渓流が持つ多様な環境は、水生動物だけでなく周辺に生息する陸上動物にとっても大きな意味を持ちます。そのため渓流WGでは、赤谷プロジェクトエリア内の全体の渓流環境を把握することを目的として調査方法等の検討を行ってきました。
今回は今まで検討してきた調査方法に基づいての、第2回目の現地調査となります。
前日はまとまった雨が降り肌寒かったのですが、当日は天気に恵まれ渓流調査には絶好の日よりとなりました。
調査野帳には河道(水が増えたときに水につかる部分)の幅、瀬や淵の状況、岩や石礫の大きさ等を記入していきます。
 
↑一番大きい礫のサイズを確認 ↑勾配が急な瀬に見られる「ステップ型」
今年は2回の現地調査で小出俣沢の調査ポイント(全16ヶ所)すべての調査を終えることができました。これらのデータをもとに来年の春までには小出俣沢MAP(?)ができる予定です。
このような調査を赤谷エリア全域の渓流で行い、魚類や水生昆虫調査の際の調査地の選定に利用したり、生物と渓流環境の関係の検討を行ったりする際の材料等として利用し、最終的には赤谷エリアの渓流環境の保全につなげていければと考えています。

追伸:渓流調査に行くとこんな景色にも出会えます。みんなさんもどうぞ! (廣橋、藤代)
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