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赤い谷のブログ 

 

2013年11月の記事

新治小学校遠足事後学習 28日

さるしょうの乱 23~24日

生物多様性保全Ⅰ研修 20~21日

環境教育WG(第4回) 15日

植生管理WG会議(第2回) 12日

赤谷の森学校開校しました。 9~10日

環境省自然保護官等研修Ⅲ 6日 

 11月赤谷の日 2日

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職員紹介 

藤澤将志  

 所長:藤澤将志 ♂

(愛称募集中!)

 

 
 

石坂忠

自然再生指導官:

石坂忠♂

(センカメ仙人?)

 

 

栗田喜則

自然再生指導官:

栗田喜則♂

(栗ちゃん?)

 

 

 

サポーター等赤谷プロジェクト関係者が送るブログも見てくださいね。↓

赤谷の森語ログ

 

 

赤谷を含む群馬県北部の国有林を管理する利根沼田森林官署のブログも山の魅力満載!↓

スケッチ11月表紙

利根沼田森林のスケッチブック

2013年11月

2013年11月28日 

新治小学校遠足事後学習

新治小学校で平成25年10月1日に実施された「秋の旧三国街道遠足」の事後学習を同校の2階視聴覚室で行いました。

参加人数は、6年生59名(3クラス)、教員2名。

 

 事後学習のはじまりです。

初めに、栗田がパワポで司会進行・指導者をしながら、スクリーンに写った順番に指導者の紹介を行い、その後10/1に実施された遠足の振り返りを担当しました。

パワポで学習会です。

スライド

 スライド

石坂自然再生指導官には、センカメに写った写真の解説と「赤谷の森で見られる動物たちというテーマで日本自然保護協会ミニ森林教室を実施しました。

石坂

 授業風景

スライド

 

ここからも、石坂さんからの「赤谷の森で見られる動物たち」を説明しますので、センカメがとらえた動物たちを楽しんでください。

石坂

表紙

猿の群れですね。

質問にハーイ!ハイハイハイハイ!

そこのあなたー!ツキノワグマです。正解(*^_^*)

これなんだ!

カモシカです。正解(*^_^*)

 

みんな楽しかった!

皆さんのノリがよっかたので、最後に、赤谷野生生物カードをプレゼントします。

どの動物が当たるのか楽しみにしてね。(藤代さん(製作者)活用していますよ。)

 

赤谷野生生物カードの紹介はここ⇊

http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/akaya_fc/akaya-card/akaya-card-A.html

 

この後は、林さんの旧三国街道の歴史のお勉強です。

林さん

授業の様子。

 

新治小学校のお友達!遠足の振り返りは、楽しかったですか?

 

去年よりは、センサーカメラに動物が多く写ってましたね。

 よかった、よかった! BY センカメ仙人の弟子! 栗ちゃん

 

 

 

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより    

 

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2013年11月23~24日 

さるしょうの乱

 平成25年11月23~24日 群馬県みなかみ町「泊まれる学校 さる小(利根郡みなかみ町相俣1744-15)」にて、主催:NPO法人利根沼田地域ボランティアセンター、100のしあわせプロジェクト、2013秋さるしょうの乱委員会(実行委員長 梅沢)による「さるしょうの乱」に参加し、2つのワークショップを担当しました。さりしょうの乱には、全体で約100名程度の参加者がありました。

※ 年齢も職業も価値観も異なる人々が、様々なテーマのもと北毛地域にある『人・自然・文化』に触れ、学ぶ機会を通して沢山の出会い、対話、交流を重ねる場を提供する。 参加型のイベントとすることで、地域に自ら目を向け、各々感じたことを対話により共有し新たな視点・仲間を得て、具体的な地域活動のきっかけを生む場づくりを目指す取組みです。

詳細は、ホームページより  http://sarusyonoran.jimdo.com/ 

平成25年11月23日(土曜日) 12:30~14:30

『akayaカフェ 〜森から考えよう〜』

 

人工林から自然林への取組について、日本自然保護協会、藤田氏を中心に赤谷プロジェクトの取組みを紹介し、意見交換しました。

参加者20名程度

 

藤田さん

藤田氏の講義風景

参加者は、県内外から参加しており、熱心に赤谷プロジェクトの取組を聞いていただきました。

人工林

授業テーマ「人工林から自然林へ」(主任講師:藤田)担当出島、サブ 藤澤・栗田 

人工林と自然林との違いや、人工林を自然林に戻すとはどういうことなのか?赤谷の森の実践例とともにご紹介しました。

 

※ さるしょうの乱の主な内容

イベントは、主に『授業』、『しあわせの寄せ鍋』、『お楽しみ会』という三部構成となっています。その中で、授業で参加者それぞれが学んだことを、寄せ鍋や夜のお楽しみ会での交流を通して語り、つながり、「人間関係や対話を深めあう」ことを目指しています。そして「授業」の開講者は、北毛地域在住、もしくは縁のある人にお願いし、北毛の人の層の厚さや魅力を実感出来る様にしています。家族参加の方でも一緒に学び、楽しめるように、子供も楽しめる授業や企画を多数用意しております。

 

夕食のしあわせ鍋と夜の部のミニコンサート、紙芝居民話等があり、2日目になりました。

 

 

平成25年11月24日(日曜日) 9:30~11:30

前日のakayaカフェの続きとして、みなかみ町相俣のいきもの村周辺でフィールドワークを行いました。参加者28名

主任ガイド:栗田、サブ出島、藤澤

 

人工林・スギ丸太、蜂巣を荒らしたクマ、ひっつき虫の話をしながら、最後は、さる小グランドでロケットリーフ大会を行いました。

 

ヒノキ採穂園後

ここは、旧苗畑跡地で、ヒノキの採穂園後です。穂先をとって、さし木で苗を作っていました。

ここのヒノキは、すべて、同じ高さから、株立ちしたようになってます。苗畑が廃止になってから、穂先は伸びて、30年たったらこのようになってりました。株立ちした部分が、30年前のあたりです。

 

出島

向こうに見えるのが仙ノ倉です。

仙ノ倉

正面が仙ノ倉

 

記念撮影

スマフォで記念撮影!いきもの村のビュースポットです。

2日目にフィールドワークは、ここで終了です。

皆様楽しんでいただけましたでしょうか?(●^o^●)

 

さるしょうの乱の感想! 

 東京、神奈川等各地からから若人たちや地元方が集い、様々なテーマごとに交流が持たれました。

 地域再発見的な、このようなイベントに、赤谷プロジェクトとして参加することは、意義があり、赤谷プロジェクトの紹介、そして、新たなサポーター制度のもとサポーターを呼び込みための活動としても今後も協力したいと考えてます。

 

参加者には、卒業証書が渡されました。

   by 最終学歴 H25.11.24 さるしょう卒 栗ちゃん

卒業

 

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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2013年11月20~21日 

平成25年度 生物多様性保全Ⅰ(技術)研修

林野庁森林技術総合研修所長の依頼を受け、平成25年11月20~21日群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉周辺で、地方公共団体及び森林管理局担当職員等18名を対象として、赤谷プロジェクトの紹介を行ってきました。

  

※研修目的: 生物多様性保全は、森林経営の重要な目的の一つであり、また持続的な森林経営を達成するための重要な要素でもあることから、それらの理論・技術に精通した者を育成する。

平成25年11月20日(水曜日) 16:15~17:30

主な会議内容   

講義内容
1.赤谷プロジェクトの概要
2.赤谷プロジェクトエリア
3.協定三者による国有林を舞台とした森林生態系管理
4.赤谷プロジェクト各WG活動について
5.赤谷森林ふれあい推進センターの役割等
6.赤谷プロジェクトと地域の関係
7.地域観光産業への貢献度を数値化

 

平成25年11月21日(木曜日) 

2日目は、9:00~10:30まで、栗ちゃんコーディネートによる意見交換です!

 

あらかじめ、いただいた意見・質問等をもとに、ざっくばらんな意見交換を行いました。

 

主な意見等

○「赤谷の森」の具体的な将来像(現状と比較したイメージ図など

○植生管理WGの中で、人工林を本来あるべき自然林に復元することとされていますが、期間や方針などを決定するにあたり課題となったのはどのようなことか

○イヌワシのハンティング場所としても活用できるような自然林復元試験地の設定を検討しているとありますが、今のところ、今後の取組み方法なども含めて、どのような試験地を考えているのですか?
 
○自然林復元について、人工林を自然林に誘導するための施業について、どのように実施するのか興味がある。

○猛禽類モニタリングWG(生息環境つくり)

○南ケ谷湿地周辺における間伐木の搬出方法は

○中核三団体の役割分担はあるのか(行政はどのような働きをすべきか)

○中核三団体の力関係は均衡しているのか

○地域住民への広報、周知はどのような手段が最も効果的であったか。

○県や市町村はこのプロジェクトに関わっているのか。

○センター発足時から培ってきた独自プログラムの詳細内容
○各調査は専門家に入ってもらって本格的なものがされている。これらデータをどのように普及啓発に役立てていくのか、自分のこれまでの経験と感覚から、専門的な話になればなるほど、一般の方々には興味を持ってもらいにくいという感は否めないので、その利活用の見通しなどがあれば教えてほしい。

○持続的な地域社会づくりとは、どのようなことをいうのか

○地域住民の参加とともに、サポーターとの協力も引き続き大切な関係だと思うが、サポーターの位置づけは?
○工事の施工にあたり、猛禽類等に配慮して施工時期等を調整しているのか。

○コウモリが生物多様性の指標となっているが、なぜコウモリなのか興味がある

○獣害対策に関して、特にニホンジカの増加等に対する今後の対策等について

○取り組み始めて9年目ということで、これまでの取り組みについて、レポートを見ると多方面で多様な取り組みがされて広がりが見え、携わってきた方々の努力が多大なものであったと感じた。
 そろそろ10年目にもなるので、プロジェクトの方向性や着陸させたい地点みたいなものが定まっているのだろうかという点に関心を持った。
 方向性はきっちり定めるものではないと思うが、例えば地元に重きを置く活動なのか、全国的に広がりを持たせたいのか、プロジェクトの活動報告を拝見した限りでは対象が見えにくかった。
 おそらく、対象を定めることで活動のやり方なども変わってくると思われるので、そのあたりを現時点での検討状況を、検討していないのであればどの時期で検討するのか、教えてほしい。
 

スギ漸伐試験地!

スギ漸伐試験地

試験地の概要を説明する藤澤所長

 ここは、40m、200mの試験地で・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・という訳です。ハイ(;一_一)

試験地

広葉樹に近いところは、日当たりが悪く、以外に実生があまりありません。

 

そんなこんなで!無事研修対応終了です。

 

皆様お疲れさまでした。今度は、大勢のお客様を連れて、視察・セミナー等にお越しください。赤谷森林ふれあい推進センターはいつでも待ってます。

 

帰りは、たくみの里で、お土産を買って行ってくださいね!

 

報告者 研修・セミナーは、まかせて安心!「栗ちゃんマネジメントスクール?」

 

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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2013年11月15日 

環境教育WG(第4回)

 平成25年11月15日13時30分~16時30分群馬県みなかみ町「利根沼田広域観光センター2F」にて、環境教育ワーキンググループ会議(第4回)が開催されました。

出席者

日本自然保護協会:横山(座長)、出島

地域協議会:長浜

赤谷森林ふれあい推進センター:藤澤、石坂  計5名

 

【環境教育WGの活動】

 環境教育の場とプログラムをつくり、これからの環境保全活動を担っていく子どもたちや指導者を育成します。生物多様性保全・復元活動の実践モデルである赤谷プロジェクトでは、人材育成のための教材を蓄積しています。これらをプログラム化し、行政機関・企業等を対象とした研修、児童生徒への学校教育、学生・一般の人々を対象とした環境教育活動を実践しています。 

次第
1 サポーター要項・今後のスケジュール
2 いきもの村の将来像~ゾーニングの検討
3 いきもの村の将来像~もくじ案の検討

 

資料

  • 会議次第
  • いきもの村将来像 集まった意見の整理
  • (仮題)いきもの村の将来像(自然環境と活動)~5ヵ年の活動計画~
  • 前回の議事録 

 

主な会議内容   

サポーター要項については、今会議で決定となった。また、決定となったことについてサポーターにMLでお知らせすることとなった。

 今後のスケジュール等については、11月中にメルマガを作って、サポーターの募集し、チーム活動の受付及びとりまとめは総合事務局が行うこと等が決定された。

 

○ いきもの村の将来像~5カ年の活動計画の目次案について

・1章はデータが多いので、ダイジェスト版として要旨だけにする。

・2章をみんなで考えることとして12月10日を締切りとして作業する

・3章については基となる文章を、横山、出島が作成し、その後みんなに見て貰うこととした。

 

今後の予定は、12月13日(金)の調整会議に諮り、3月19日の企画運営会議までに計画作業を終了させる予定となっています。

皆様ご協力をお願い致します。

 

報告者

               by 石坂

 

 

 

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2013年11月12日 

植生管理WG会議(第2回) 

平成25年11月12日に今年度2回目となる植生管理WG会議が、日本自然保護協会会議室(東京都中央区)で行われました。

 赤谷プロジェクト「植生管理WG」のねらい 

・赤谷の森管理経営計画書(http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/akaya_fc/keikakusyo.html)において、生物多様性復元のために、約3千haの人工林のうち約2千haを本来ある自然林へと復元するとともに、約1千haは、当面人工林を維持する方針を決定しました。今後はこの方針を実行するために、人工林を自然林に誘導するための森林管理と、木材生産を維持しつつ生物多様性保全を進めるための森林管理を確立することが必要となっています。

このため、以下のことについて、WGで検討・議論を重ねています。 

  • 人工林を自然林に誘導するための森林管理
  • 木材生産を維持しつつ生物多様性保全を進めるための森林管理   等

 

時間:11月12日 13 : 00~17 : 00
場所:公益財団法人日本自然保護協会大会議室


委員:亀山章(座長;東京農工大学名誉教授)、酒井武、田中浩(森林総合研究所)、長池卓男(山梨県森林総合研究所)、長島成和(株式会社興林)
オブザーバー:土屋俊幸(東京農工大学教授)
関東森林管理局:斎藤哲、高氏均
赤谷センター:藤澤将志、石坂忠、栗田喜則
赤谷プロジェクト地域協議会:松井睦子
NACS-J : 出島誠一、藤田卓

15名

次第
●前回WG会議の確認  <資料A>
①過去の自然林復元試験地の結果の検証と今後の管理方針について

②イヌワシの狩り場創出のための試験地設定の検討
③伐採予定の分収育林の今後の管理方法について
④赤谷の森の約20年後の森林配置の検討
⑤H26年度の施業計画の検討
その他

資料
A 前回WG会議議事録
①-1 過去の自然林復元試験地の結果の検証

①-2 列状伐採で天然下種更新施業が行われたカラマツ人工林での更新状況
②-1 イヌワシの狩り場創出のための試験地設定

②-2 イヌワシ狩り場創出のための試験地
③-1 分収育林地における土壌調査報告書
③-2 分収育林伐採予定筒所にかかる植栽について(利根沼田森林管理署の見解)


④-1 赤谷の森の約20年後の森林配置の検討

④-2 赤谷の森の植生管理指針(平成20年度報告書抜粋)
④-3 人工林を自然林に誘導するための伐採試験地候補地の選定と候補地の概況(平成20年度報
告書抜粋)
④-4 自然林化の進め方案1
⑤-1 平成26年度 利根沼田森林管理署 実行箇所面積集計表
⑤-2 赤谷26予定治山・林道事業
⑤-3 H26事業予定位置図

 

報告者

会議は、森林復元試験地や新たに創出する予定のイヌワシのハビタット等の検討など会議内容特盛でした(@_@;)

                             by 栗ちゃん

 

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2013年11月9~10日 

赤谷の森学校開校しました。

赤谷プロジェクトサポーターと地域協議会の有志で春から準備してきました、「赤谷の森学校 開校記念スクール2013年秋」が平成25年11月9日~10日群馬県みなかみ町相俣のいきもの村周辺で、開催されました。 

赤谷の森学校(準備室代表:川端自人)

 

※ 赤谷の森学校は、しばらくの間「準備室」の名前で活動します。連絡窓口なども暫定です。よろしくお願いします。

赤谷の森学校開校にあたって

 東京近郊で生活する人が人口の3割近くになっている現在、都会では自然の少ない、あるいは人工的な自然に囲まれた生活環境があたりまえになっています。一方、大都市圏以外では人口減少に歯止めがかからず、地域の再生を課題とする自治体が多くあります。自然の少ない都会と人の少ない山村の二極化が進んでいます。

 

地方から都会に移住した第一世代は、終戦後のいわゆる団塊世代で、今の日本の社会を築いた人たちです。第一世代の人たちは休暇で「田舎に帰る」と自然がたくさんありました。「ウサギ追いしかの山・・」と唄う故郷です。しかし第二、第三世代にとっての田舎とは、第一世代の住居、つまり都会になります。この「田舎の都会化」は日本人の心の中の、自然とともに生きる優しさと逞しさの喪失につながったのではないかと思えます。

 

群馬県みなかみ町新治地区も人口減少に悩む自治体です。30年ほど前の一時期、ダムの建設とスキー場の建設が新治村(当時)の希望でした。しかし開発の名の元に地域の自然を壊す計画に反対する地元のグループが立ち上がり、多くの生きものが住む森を守ることが持続可能な地域社会づくりにつながるとして、今のAKAYAプロジェクトがスタートしました。

 

赤谷の森は東京を含む関東平野の一部であり、かつ東西南北の日本の自然の交差点でもあります。「赤谷の森学校」は、生物多様性の豊かなこの赤谷の自然と地域社会を、都会に住む人の第二の「田舎」として、「田舎に帰る」楽しさ、親しみ、懐かしさを味わえるようなさまざまな活動を行います。

  開校記念スクール2013年秋

11月9日~10日に「赤谷の森ってどんな森」を、小学生以下のお子さまを持つご家族向けに開催しました。
 東京と千葉から合わせて5家族の参加をいただき、楽しい2日間を過ごすことができました。秋の深まる赤谷の森の中で、自然の恵みをいただいたり、朝の散歩で野生のサルに出会ったり・・・楽しいスクールでした。

 すぐに次回、開校記念スクール 2014年冬 の準備が始まります。
またいろいろとご協力いただくことになると思います。
HPなどをご覧いただき、ご意見をいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

ホームページ: http://www.jugemusha.com/akayamori/index.html
ブログ:    http://akayanomori.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html
facebook:   https://www.facebook.com/akayanomori?fref=ts

                赤谷プロジェクトサポーター 川端

報告者 頑張れ!赤谷の森学校 

     応援団長 by栗ちゃん!

 

 

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2013年11月6日 

環境省自然保護官等研修Ⅲ

環境省環境調査研修所長の依頼を受け、平成25年11月6日(木曜日)13時45分~17時10分環境省環境調査研修所(埼玉県所沢市並木3-3)にて、環境省自然保護官等19名を対象として、赤谷プロジェクトの紹介を行ってきました。

 

【研修の目的】

環境省入省4~5年目程度で、原則として自然環境行政の現場の最前線である自然保護管事務所勤務を既に経験した自然系技官の職員(他省庁からの配転者を含む。)が、内外の様々な分野の有識者や他の研修生との意見交換を通して、視野を広げ、現場の第一線で自然環境行政を担う者としての立場を再認識し、今後の自らの職務への取り組み方について改めて考えることで、自然保護官としての資質を高め、問題解決の糸口を掴む。併せて、全員合宿による研修生聞の交流を通じて、相互の啓発及びネットワークの形成を図る。 (環境省:平成25年度自然保護官研修Ⅲ.実施要綱より抜粋)


 林野行政に見る地域協働~赤谷プロジェクトを例に~

 昨年度は、国有林の生物多様性の取組というテーマで、国有林、綾プロジェクト、赤谷プロジェクト等の取組について、ゲストスピーカーとしての講義でしたが、受講した研修生から「赤谷の地域との協働をもっと深く知りたい」との要望があったことから、赤谷プロジェクトの取組を180分で紹介しました。

 

対応者

赤谷森林ふれあい推進センター:藤澤、石坂、栗田

関東森林管理局 計画課:山口

㈶日本自然保護協会:出島

赤谷プロジェクト地域協議会:林 泉

 

山口企画官より、スケジュール等の説明。

 

○当日の配布資料

 ・環境省準備資料(赤谷森林ふれあい推進センター、日本自然保護協会、地域協議会、各パワポデータ)

 ・赤谷森林ふれあい推進センター準備資料

  • 赤谷プロジェクトパンフ
  • 平成24年度赤谷森林ふれあい推進センター活動報告書
  • 赤谷の森だより23・22号
  • ロケットリーフ
  • 赤谷の森野生生物カード

 

赤谷森林ふれあい推進センター藤澤所長

講義内容
1.赤谷プロジェクトの概要
2.赤谷プロジェクトエリア
3.協定三者による国有林を舞台とした森林生態系管理...
4.赤谷プロジェクト各WG活動について
5.赤谷森林ふれあい推進センターの役割等
6.赤谷プロジェクトと地域の関係
7.地域観光産業への貢献度を数値化

 

 

 

 

㈶日本自然保護協会 出島 氏


講義内容
赤谷プロジェクトとの取組
㈶日本自然保護協会とは
赤谷プロジェクト総合事務局について...
各WG活動
・植生WG-自然林復元の試験の内容
・渓流WG-2号ダムの中央部撤去等の内容
・猛禽類WG-繁殖モニタリング等
・地域づくりWG-マップづくり等
地位での協働の取組(MAPづくり等)もっと見る

 

 

 

赤谷プロジェクト地域協議会 代表幹事 林泉 氏


講義内容
赤谷プロジェクト地域協議会の取組
赤谷プロジェクト地域協議会の発足の経緯
赤谷プロジェクト地域協議会とは
赤谷プロジェクト地域協議会の取組
1赤谷の森を活用したエコツーリズムと自然観察路の整備の推進
2ムタコの日
3地元小中学生などへの環境教育活動
4その他(普及啓発活動等)

 

 

 

意見交換&質疑!

主な質問等

・赤谷プロジェクトと地方自治体の関係?

・赤谷プロジェクトの普及対策は、どのように対応しているか。

・赤谷プロジェクトは、地域にどのように貢献できているのか。

・赤谷プロジェクトが発足して10年で他の地域へもその取組みが波及しているのか。

・自然環境モニタリング会議や各WGの委員メンバーについて、どうやってこのそうそうたる方々を集めたのか?

 

など時間を過ぎても熱い意見交換ができました。

自然保護官の皆様お疲れさまでした。次は、ぜひ、赤谷の森へ来てください。

 

報告者 研修コーディーネーターBy栗ちゃん!

 

 

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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2013年11月2日 

11月赤谷の日

11月2日(土曜日)は赤谷の日です。10時半いきもの村集合/16時頃解散

天候:く晴れ! 参加者:17人

   

※ 赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤セも参加しています。   

11月赤谷の日のホストは、赤谷森林ふれあい推進センターです。

石坂自然再生指導官

今回は、石坂自然再生指導官の仕切りです。

 

  本日の活動メニュー!

・ホンドテンモニタリング調査


講師:足立高行(哺乳類WG委員)
赤谷の森のテンの暮らしぶりを紹介してもらいながら、テンモニを楽しく調査します。

テンモニ

・ホンドテンモニタリング調査

 

○ホンドテンモニタリング調査結果

  ・ムタコ林道:ホンドテン6個、不明2個   計8個

  ・小出俣林道:ホンドテン7個、不明1個   計8個

 

 

・分収育林地のニホンジカ調査


来年度伐採予定の人工林(エリア5)でニホンジカの糞粒調査を行います。

シカ調査

シカの食痕も調査します。

 

 

16:00からミーティング
各班から活動報告をした後、今井さんがプロジェクターを使って、トワダカワゲラについて特徴、生息域、生息場所、地域変異等について紹介がありました。

 

 

11月3日(日)~自由活動日は、以下を予定しました。
 ・ホンドテンモニタリング
 ・赤谷の森学校
 ・南ヶ谷湿地の状況確認
                  などなど

 

今後の赤谷の日の予定

・12/7ホスト:日本自然保護協会

猛禽類調査体験/ヤマビル対策/環境整備など

※ 山崎先生の猛禽類のakayaカフェとフィールドセミナー(12/8)があります。

・1月~2月は、休みです。

・3月は、地域協議会がホストです。

 

 

 

報告者 

 赤谷の日大好きです! By石坂 

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより    

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お問い合わせ先

赤谷ふれあいセンター 
担当者:自然再生指導官 栗田喜則
ダイヤルイン:0278-60-1272
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