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国有林の森づくりは、森林計画区ごとに5年を1期とする計画(地域管理経営計画)を定めて行うこととしています。 赤谷プロジェクトが行われている国有林は、利根上流森林計画区(沼田市及び利根郡一円が対象)に含まれており、本計画区ではこの4月から新たな計画に基づく森づくりが始まりました。 このような中で、赤谷の森は、関東森林管理局、赤谷プロジェクト地域協議会及び(財)日本自然保護協会の三者が協働して森づくりに取り組んでいる国有林であることから、計画の検討段階から三者で打合せを重ね、これまで赤谷プロジェクトの取組で得られた成果も踏まえて、利根上流森林計画区の地域管理経営計画書の別冊として「赤谷の森管理経営計画」(計画期間:平成23年4月1日~平成28年3月31日)を定めました。 |
従来の計画は、国が計画案を作成した段階で、国民に対し公告・縦覧し意見を聴いてとりまとめますが、「赤谷の森管理経営計画」は、赤谷プロジェクトの趣旨に基づき、計画の検討段階から三者で打合せを重ね、将来目標とする森林の姿を描き、取り組むべき課題を抽出し、今後の方針などを定めた上で、公告・縦覧しました。このような方法により国有林の森づくりの計画を作成するのは全国で初めてです。
将来目標とする森林の姿を、以下の4つに区分けし、それぞれの森林の取扱いを定めました。
(1) 自然林(天然林)として維持する森林
(2) 本来あるべき自然林に誘導する森林
(3) 木材生産を当面維持する森林
(4) 特別な取扱いが必要な森林
プロジェクトで行われる実験的な事業やモニタリングを継続的に行いつつ、途中段階でモニタリング結果を評価・検証しながら、目指すべき成果が得られるよう、必要があれば計画を柔軟に見直すという「順応的管理」を進めることとしました。