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赤い谷のブログ 

 

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2011年2月の記事

【輪かんじき】って…25日

赤谷の森自然散策23日

対馬市からのお客様17日

ナゾの物体現る!9日

こびと…?7日

ようこそ!撮影隊…4日

過酷!猛禽調査2日

 

職員紹介

鈴木所長茂倉にて

 所長:鈴木綾子
 

 

星田弘之

自然再生指導官:

星田弘之

 

 

takedasan

自然再生指導官:

竹田道夫

 

 

藤代和成

担当官:藤代和成

 

 

サポーター等赤谷プロジェクト関係者が送るブログも見てくださいね。↓

赤谷の森・語ログ

 2011年2月

2011年2月25日(金曜日) 

【輪かんじき】ってどやって作るんだいのぉ?(群馬弁)

そんな素朴な疑問を解決すべく、2月赤谷の日にてサポーターとともに【輪かんじき】作りを体験しました。

先生は赤谷P地域協議会の関さん!(写真のおしゃれハンチングの方)。

渓流釣りや狩猟、猛禽調査や配線工事もこなすお話上手な理想的な山男。僕は大ファン。

写真:作業風景

【作業風景】

この地域では輪の部分の材料は【アブラチャン】という良くしなる木を使います。

お湯に入れながらじんわり曲げて、水でさまして乾燥させると、形は自由自在!…らしい。

(当日は時間がなくて事前に用意してもらいました。)

 

堅いサクラの木で作ったツメの部分に合うように輪をノミで削って、銅線で固定。

 

 

写真:かんじきの縛り方

足を乗せる紐部分を絶妙な方法で結わえ、完成!

写真の様な縛り方で履きます。

 

今はスノーシューが流行と思っている方、侮るべからず!

外国生まれのスノーシューは平地向き。大きくて小回りがきかないので、急斜面には向かないのです。

以前紹介した猛禽調査の時など、輪かんじきでなくてはとても登れません。

 

はぁ~、昔の人はなっからよく考えたもんだいのぉ【群馬弁】(藤代)

【完成!】

 

 

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2011年2月23日(水曜日) 

赤谷の森自然散策の実施

赤谷森林環境保全ふれあいセンターでは、赤谷の森の自然を学ぶ機会として、2月20日に旧猿ヶ京小学校及びいきもの村において、冬の森林・冬芽と動物のフィールドサインの観察会を行いました。

冬芽の観察では、旧猿ヶ京小学校において、日本森林技術協会主任調査員の長島成和さんを講師に招き、40種類の樹木の冬芽をルーペで見たり、カッターで切ったり、匂いを嗅いだりしながらその特徴から樹種を見分けることを学びました。その後、いきもの村に移動し、雪上をスノーシューを履き歩きながらフィールドの観察を行いました。あいにく新しい動物の足跡は発見できませんでしたが、昨年秋にできたクマ棚を見たりしながら散策を楽しみました。

自然散策(冬芽の観察)    自然観察(フィールドの観察)

19名の参加者の皆さまからは、「冬芽について楽しく学ぶことができた」、「スノーシューの体験も楽しかった」、「また参加したい」等の声がよせられました。(竹田)

 

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2011年2月17日(木曜日) 

対馬市からのお客様

2月15~16日にかけて、長崎県対馬市役所ほかの皆さんが赤谷の森に来られました。

対馬市では、ツシマヤマネコの生息地としての森林管理やそれに伴う地域づくりを進めたいとのことで、その参考事例として赤谷を視察先に選ばれたとのことです。

1日目は、いきもの村でプロジェクトの概要や赤谷の森で見られる動物について紹介しました。対馬ではイノシシによる被害がひどいらしく、森林組合の方から対策にご苦労されている話も伺えました。

また、2日目は小出俣のカラマツ漸伐試験地まで行き、人工林を自然林に誘導する取組について紹介しました。

  いきもの村で説明    対馬市と小出俣

 対馬市の方は雪をご覧になったことがないのでは?!と勝手に想像していましたが、お話を伺ったところ、10センチ程度の降雪はたま~にあり、今回の視察にこられた前日にも降雪があったとのことです。大変失礼しました(汗)。(鈴木)

 

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2011年2月9日(水曜日) 

ナゾの物体現る!

2月の赤谷の日に、サポーターや地域協議会の皆さんと一緒に小出俣林道にて「アニトラ」をしました。

その際、おもしろいものを見つけたので、御紹介します。

 ツチグリ    カエルのタマゴでなく水の泡

 

写真左は「ツチグリ(土栗)」。中央部分を軽く叩くと、ホコリがパフパフと出ます。まるで雪の上に現れたタコみたいでした。

写真右はカエルの卵??・・・実は単なる水の泡です。見ている間に、均等な大きさの水泡がどんどん集まって、不思議な構図になっていきました。

こんなの驚くに足りず、な~んて言わないでくださいね。ちょっとした発見が、日々の活動の源なのです♪(鈴木)

 

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2011年2月7日(月曜日) 

こびと…?

 

週末はサポーターの皆さんと赤谷の日でした。

冬の調査のメインはアニマルトラッキング。

通称「アニトラ」

動物の足跡から種類を同定しデータを集め、その生態を調査します。

今回もカモシカ、テン、イノシシ、ヤマドリ等たくさんの足跡が見つかりました。

 

例えば右の写真は野ウサギの足跡。

画面の右から左に進んだ時の足跡ですが、どれが前足でどれが後足かわかりますか?

ヒントは跳び箱です☆

【写真】ウサギの足跡

さて今回よくわからない足跡が一つ…

左の写真は野ネズミが走った時の足跡です。果たして右の写真は…??

大きい足跡は先ほど照会したウサギさん。問題はその脇の小さな足跡。

写真:ネズミの足跡 写真:こびとの足跡?

通常ネズミはピョンピョン跳ねて移動するので、左の写真の様になるか、4足まとめて後がつきます。

確かにとことこ歩けば、右のようにもなるカモですが、いくらたどってもずっとこの足跡…。

小心者の彼のこと、どこかで走ってもよさそうだ。

 

もしや……こびと?!一寸法師的な!

ホラなんだか二足歩行の足跡に見えませんか?見えますよね!!

 

毎冬一つ、謎の足跡が発見されるメルヘンな世界。それがアニトラです。(藤代)

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2011年2月4日(金曜日) 

ようこそ!撮影隊のみなさん

 2月の3~4日にかけて、NHK総合テレビの生活情報番組「こんにちはいっと6けん」(11時05分~11時54分)の番組撮影のため、NHK首都圏放送センターの方々とプロ・ナチュラリストの佐々木洋さんがいきもの村に来られました。

佐々木さんは、以前にいきもの村で撮影したNHKの他の番組でも案内役を務められていらっしゃった方です。

番組は、佐々木さんがリポーターの鈴木淳子さんとともに、スノーシューを履いて、雪上に現れた動物やその足跡等を紹介するものでしたが、ちょうど積雪が少ないタイミングに当たってしまいました。ただ、撮影2日目には、付近の上空をたまたまクマタカがつがいで飛翔し(こんなことはめったにありません)、撮影隊の皆さんのご苦労が少し報われたかなと思います。

  NHK動物の足跡撮影風景    NHKクマ棚撮影風景

なお、番組の放送は、2月25日(金曜日)の予定(関東圏エリア)とのことですので、皆さんもチェックしてみてください。(鈴木)

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2011年2月2日(水曜日) 

過酷!猛禽調査

さて、2011年1月12日のブログで猛禽調査について触れましたが今日はそのご紹介。

「猛禽類の調査」なんて聞くとやってみたい!とか思うでしょう??

ところがどっこい。

 

かんじき履いて荷物機材背負って1時間登るこんなところで…↓

数時間動かず、ずっとこうです…(これ私です)↓

【写真】観測地点

【写真】冬観測者

まず荷物が重い。次に斜面が急。その上吹雪。

こんなにお天道様を愛おしく想うことはありません。

数時間の中で数分出るか出ないかもわからない猛禽類をこのままひたすら探すんです。

 

なら夏なら良いかというと…。

こうです(これは自然保護協会の出島さん)↓

【写真】夏観測者

見晴らしが良い=炎天下…。

こんなにお天道様を疎ましく思うこともありません。

昨年の夏は猛暑だったのでヒドイものでした。

 私はひたすらタンクトップで調査していたところ、数日で赤銅色に。

まるでマレーシアの珍しいバクの様な模様になっていました…。

 

だからこそちゃんと観察データが取れた時の嬉しさはひとしおです。

 それでも皆さん、やってみたいですか??(笑)(藤代)

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お問い合わせ先

赤谷ふれあいセンター 
担当者:藤代和成
ダイヤルイン:0278-60-1272
FAX:0278-24-5562

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