イベントの目的
「赤谷の森」は、群馬県みなかみ町北部、新潟県との県境に広がる、約1万ヘクタールの国有林です。森の入口から主稜線までの標高差はおよそ1400mあり、周囲を囲む岩峰と奥山に広がるブナ等の自然林、標高の低い地域には人工林や、かつて薪炭林だったコナラ林が広がります。生物多様性の指標となり希少種でもあるイヌワシなどの生息地にもなっています。
赤谷森林ふれあい推進センターでは、このような「赤谷の森」の自然や環境のこと森と人との繋がりを学べる機会として、一般の方々を対象に赤谷の森自然散策を実施しております。

今回の赤谷の森自然散策のスタッフさんで~~す(*^_^*)
本日のメニュー
- 冬の自然散策:スノーシューを履いて、雪上でのアニマルトラッキング&冬の樹木の観察など行います。
- 宝探しゲームやミニ雪だるまやテーブルを作ったりしながら、雪と戯れます。
- 紙芝居鑑賞(民話と紙芝居の家):地域に伝承された不思議な物語を紙芝居で楽しみましょう。自然散策で見たり聞いたりした風景が、紙芝居の中で甦ってきます。
当日は天候は快晴の絶好のコンディションの中で、開会式後に大人班は、草原コース(ガイド:石坂・栗田)、親子班は、森林コース(藤澤、藤木・安達)に分かれました。
草原コース(ガイド:石坂・栗田)
大人班では、冬の樹木について、落葉樹と常緑樹、里山の生態、ニセアカシヤの繁茂!アスナロの林などを観察したり、いきもの村で暮らす動物達について学べるプログラムを体験していただきました。

栗ちゃんの案内です。
スノーシューの使用方法などを解説しています。

キツネ穴で、ムジナのお話!アナグマが掘った穴をムジナ(タヌキ)が使用し、それをキツネも使うとか・同じ穴のムジナという落ちです( 一一)

日向と日影の雪質の違いを解説

雪原の中をのんびりと楽しいスノーシュー体験(*^_^*)
森林コース(ガイド:藤澤・藤木・安達)
子供班では、雪の上を走ったり転がったり、ウサギの足跡や食べ痕をを調べたりと雪遊びを中心としたプログラムを体験していただきました。

安達さんと藤澤所長のアニマルトラッキグです。

うまく歩けました!(*^_^*)

民謡で鍛えた掛け声で!「大根一本お~くれ~!」
キャーーー助けて!抜かれた大根さんも引き役(オニ)になります♪

滑るぞ!斜面は、お尻で滑ります。
ちょっとお茶タイム!

ポッキーケーキを作ってます。
綺麗に飾り付けできたかな?

記念撮影!イエーーーーー!
その時!スタッフの小濱さんが?何か作ってる?

なん?なんだ!

オーット!2014年ゆるキャラグランプリ日本一のぐんまちゃんです!
やる~~~!さすがです!
お腹が空いたらお昼で~す!

赤谷森林ふれあい推進センター名物「ダンゴ・バイキング」

シナノキの経木のトレーを受け皿にします。
みたらし、よもぎ餡子、磯辺、饅頭等

宝探しの抽選会です!お宝カード(赤谷の森・野生生物カード)を多く見つけた人から景品がもらえます。景品は、みなかみ町様ご提供です。ありがとうございます。
第2部!民話と紙芝居の館
自然散策第2部 民話と紙芝居の家では、日本で唯一復刻したのぞきからくり、昔懐かしい紙芝居、持谷館長が自ら語る民話で、子供だけでなく大人もその演目に聞き入っていました。演目は、 猿ヶ京温泉に古くから伝わるお話などを紙芝居等で鑑賞!散策した風景が、懐かしいひと時となる瞬間です。

宮崎様より、民話と紙芝居の館の説明がありました。
途中で!NPOにいはるこども文化塾の皆様によるお手玉の歌を実演披露いただきました!

参加者全員で童心に帰って一緒にお手玉をしました。

当館のオリジナル、のぞきからくり「さるじぞう」実演
今回は、天候に恵まれ、雪をテーマにした観察やゲーム、そして冬のアクティビティを十分に楽しんでいただけました。
昨年からコラボ企画で実施している「民話と紙芝居」は参加者の評判もよく、特に持谷先生の語りの中で、自然散策にふれていただき、現地の自然と地域の民俗が、繋がりを持ちました。
今後も様々な団体等と連携しながら、子供や大人が楽しめる新たなプログラムを企画したいと考えています。
次回も楽しい企画をどんどん考えますので、来年度の赤谷の森自然散策をお楽しみに!
楽しい企画募集中 By栗ちゃん( ..)φメモメモ
|