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関東森林管理局

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    赤い谷のブログ2022年3月


      

       

    2022年

    皆さんお世話になりました!「佐藤よりご挨拶させて頂きます。」31日

    炭焼きを行いました。
    24日

    森林・林業技術等交流発表会で特別賞受賞
    9日

    職員紹介 



    所長
    佐藤健司
    (さとちゃん)



    自然再生指導官
    玉井宏
    (たまちゃん)



    自然再生指導官
    中園昭博
    (ぞの)


    主事
    伊藤彰伸
    (いとうちゃん)

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    赤谷を含む群馬県北部の国有林を管理する利根沼田森林官署のブログも山の魅力満載!↓

    スケッチ11月表紙

    利根沼田森林のスケッチブック

     

    2022年3月31日

    皆さんお世話になりました!「佐藤よりご挨拶させて頂きます。」

     
    令和4年4月1日付けをもって赤谷センターから異動することとなりました。
    この2年6 ヶ月、赤谷プロジェクト関係者やみなかみ町の皆様をはじめたくさんの人にお世話になり、ありがとうございました。
    引っ越してきた次の日が赤谷の日で、荷物もそのままで参加したことが懐かしく思い出されます。他にも赤谷の森自然散策、子どもたちとの森林教室、ワーキンググループ会議、ニホンジカの捕獲試験、猛禽類モニタリングなどなど初めての事も多く、勉強になることばかりでした。この経験は、今後の私の財産になるものと確信しております。新型コロナウイルス感染拡大により、思うような活動は出来ませんでしたが、その中でも新たな工夫を取り入れて出来たこともあり、貴重な経験として、今後に生かしていきたいと思います。まだまだやりたいことは有りますが、今後は残られる皆様や新しい力に期待して、私は赤谷プロジェクトの応援団として支えていきたいと思います。最後に、着任の挨拶で、平標山や仙の倉山に登ることが目標と話していましたが、在任期間中に無事達成出来ました。今後はまた別の山に挑戦したいと思います。


    上の原「入会の森」での萱刈り体験


    三国山ニッコウキスゲのシカ柵設置


    新治小5年生の森林環境教室

     
    至仏山山頂                      武尊山山頂


    皮むき間伐体験(伐倒編)意外と重いです。


    森林官養成研修イヌワシの狩場試験地視察

     
    平標山山頂                         仙の倉山山頂

      
     谷川岳山頂                       一ノ倉沢


    皆様、これからも赤谷プロジェクト並びに赤谷森林ふれあい推進センターをよろしくお願いいたします。

    関東森林管理局森林整備部
    赤谷森林ふれあい推進センター 所長 佐藤健司


    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2022年3月24日

    いきもの村で炭焼きを行いました!

      21年3月に改修を終えたいきもの村の炭焼き窯。本来は今年2月の炭焼き体験会で初めて活用する予定でしたが、新型コロナの影響で体験会は中止に。窯には皮むき間伐で伐倒したスギを既に詰めていたこともあり、せっかくなので火入れをしてスギ炭を焼くことにしました。私は炭焼きの経験はありませんが、高尾センターで経験のある玉井さん指導のもとセンター職員全員で行いました。
      まず、耐火レンガを積んで窯の入り口をある程度狭めます(写真1,2)。レンガと窯の隙間には石を積め、その上から粘土を塗って空気が漏れないようにします。狭めた入り口に薪を入れて火を付けます(写真3,4)。窯の中の材に直接火を付けるのではなく、入り口で焚いた火の熱を窯に送り、その熱で窯の材が燃焼するようにすることがポイントです。窯の中に空気が通るよう、初めの数時間は仰いで風を送り続けました(写真5)。中の燃焼が強くなると煙突からは絶えず白い煙がもくもくと上がり始めます(写真6)。そうしたら、耐火レンガでさらに入り口を狭くして、ゆっくり時間をかけて燃えるように空気の量を調節します(写真7)。最終的には窯を閉めて空気を完全に遮断するのですが、それを見極めるのが煙突から出ている煙です。初めは白色をしていた煙ですが、材から発生するガスが燃焼することで次第に青色となり(写真8)、さらに進むと無色になり刺激臭や水分もなくなります(写真9)。この時は炭化が完全に進行した状態で窯の温度も最も高くなっています。ここでようやく入り口と煙突口を完全に塞ぎ、窯の中を密封します。少しでも空気が入ると、炭ではなく”灰”が出来上がってしまうので、粘土でしっかり隙間を埋めました(写真10)。以前のものより一回り小さくしたとはいえ、ある程度の大きさがある炭焼き窯。炭化が進むにはかなりの時間を要します。この日は午前10時に火を付けてから、安定して白い煙が出るまで3時間ほど、そこから青くなるまでさらに約8時間、最終的に窯を閉めたのはそこから7時間後の午前4時頃でした。後は数日間そのままの状態にし、窯が冷えたら炭を取り出せば完了です。改修前は空気が入ったことで、灰になったこともあったようですが、今回は無事上手くいっているでしょうか。取り出し作業は4月2日の赤谷の日を予定しています。それまで今しばらく楽しみに待ちたいと思います。



    写真1.入り口に耐火レンガを積み上げます。


    写真2.粘土を使ってレンガ同士を密着させます。


    写真3.入り口の薪に火を付けます。


    写真4.火を付けた直後の様子です。


    写真5.初めのうちは絶えず空気を送り続けます。



    写真6.内部が燃焼すると煙突から白煙が勢いよく上がります。


    写真7.送り込む空気の量をさらに調節します。


    写真8.数時間後には煙がうっすらと青みがかってきます。


    写真9.煙が無色になったら、いよいよ窯を閉めます。


    10.空気が入らないよう隙間をしっかり塞ぎ冷えるのを待ちます。

    報告者:いとうちゃん
       
    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

       

    2022年3月9日

    令和3年度 森林・林業技術等交流発表会において特別賞を受賞しました。

      関東森林管理局では、民有林・国有林双方の取組により得られた技術の成果や調査・研究に基づく知見、様々な活動事例等を多くの関係者で共有するとともに、広く普及することを目的として、毎年度、都県、市町村、林業事業体、学校等に参加していただき、森林管理局・署等との交流を図る森林・林業技術等交流発表会を開催しています。
      今年度は、2月16日,17日にオンラインで行われ、赤谷センターからは、日本自然保護協会と共同で、ポスター発表「ニホンジカの低密度管理に向けて(第3報)」とスライド発表「センサーカメラによる哺乳類の長期モニタリング調査」を行いました。その結果、スライド発表部門で、特別賞をいただきました。
      これも、共同発表者である日本自然保護協会の中野さんはもとより、ご指導いただいた哺乳類ワーキンググループの委員の先生をはじめ、長年の調査にご協力いただいた皆様のお力の賜物です。この場を借りて改めて感謝申し上げます。今後も調査を継続するとともに、この成果を広く発信し、他地域での生物多様性に配慮した森林施業の更なる発展に貢献していきたいと思います。 



                                   表彰状「特別賞」

                       所長より発表者に表彰状を授与


    【センサーカメラによる哺乳類の長期モニタリング調査】
     
    赤谷プロジェクトでは、赤谷の森の約3千haを占める人工林のうち、2千haを将来的に元の自然林に復元する取組を行っています。プロジェクトでは、この取組が、赤谷の森の哺乳類に与える影響を評価すべく、2008年からセンサーカメラ(定点式の自動撮影カメラ)を用いたモニタリング調査を継続的に実施しています。奥山の同じ地点で10年以上の長期モニタリングを実施している調査は、他に類がなく、この成果を広く公表し、他地域の森林管理や奥山の生態系の理解に貢献することが重要です。そこで、この発表では、これまでの成果をもとに哺乳類からみた赤谷の森の生態系の健全性の現状を評価するとともに、哺乳類管理の課題を抽出し、今後の哺乳類の生息地管理のあり方を検討した結果を報告しています。


    【ニホンジカの低密度管理に向けて(第3報)】
      ニホンジカの摂食被害が日本全国で拡大傾向である中、赤谷プロジェクトでは、これまで「赤谷の森」でニホンジカの低密度管理の取組を行っており、令和3年度は、くくり罠(15基)、箱罠(2基)による捕獲試験を6月と10月の2回行い、その結果、箱罠で1頭の捕獲に成功しました。加えて今年度は、GPS首輪型発信機を用いた行動把握調査も実施し、ニホンジカの季節移動・越冬地について調査を行ったので、その結果を報告しています。

    詳しい発表内容については、下記をクリックしてご覧下さい。

    【スライド発表】センサーカメラによる哺乳類の長期モニタリング調査(PDF : 6,537KB)

    【ポスター発表】ニホンジカの低密度管理に向けて(第3報)(PDF : 1,160KB)

    報告者:いとうちゃん
       
    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

       
       
       
       
       
       
       
       

    お問合せ先

    赤谷森林ふれあい推進センター

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