(活動内容) 7月の赤谷の日は、都道府県をまたぐ移動が可能となったことを受け、今年度初めて県外の方も含めた活動となりました。あいにくの雨模様で作業がしづらいなか、モリアオガエルの卵塊が多く確認されたり、伐採予定地から貴重なサルメンエビネを移植させることができたりと、収穫の多い一日となりました。また、この日は、炭焼窯の改修の続き(3日目)も同時に行いました。
1 南ヶ谷湿地調査(センター:伊藤 自然保護協会:萩原 サポーター:竹村、前田、和田)
毎年行っているモリアオガエルの卵塊調査を実施しました。水位が比較的高く水面が見える場所では、その周囲の木に計72個の卵塊を確認することができました。卵塊は水面近くだけでなく、木の高い箇所にも多く産み付けられていました。加えて、途中の大峰林道脇の2箇所の湿地でも、計16個の卵塊を確認しました。雨で卵塊の形は崩れていましたが、中にオタマジャクシが見られ、無事に孵化しているようでした。
湿地内ではノハナショウブやミズチドリなどの花を見ることができた一方、数年前はたくさんいたはずのトンボはちらほらとしか見られませんでした。水位の低下や、葦の侵入などが原因と考えられます。
2 いきもの村環境整備他(センター:佐藤、中園 自然保護協会:出島、朱宮 地域協議会:長浜、高橋、石飛 サポーター:永田)
県道上の入り口と桐植栽地の刈り払い、県道下の入り口付近及びたくみ小屋、村の家、駐車場、歩道の刈り払いを行いました。6月の赤谷の日よりもさらに広い範囲を刈り払ったことで、たくみ小屋近くのヤナギまで簡単に行けるようになり、そこに集まるカブトムシなどの昆虫の観察もしやすくなりました。
3 サルメンエビネの調査(自然保護協会:出島、朱宮 地域協議会:長浜、高橋、石飛 サポーター:永田、三河)
赤谷プロジェクトで行っているイヌワシの狩り場創出試験。その取り組みの一環として今年度は人工林の一部を伐採します。一方で、伐採予定地ではサルメンエビネ等の貴重な植物が自生しているため、あらかじめそれを安全な付近の天然林に移植する試みを行っています。今回は、計11株のサルメンエビネを確認し、無事に移植することができました。
4 炭焼窯の改修(センター:玉井、佐藤 サポーター:三河)
初日の取り壊し作業で出た石と耐火モルタルを使って、窯の内部を一回り小さく成形する作業を行いました。予定していたよりも、石やモルタルが必要となったこともあり、今回は成形途中で作業終了となりました。次回以降、モルタルや耐火レンガを調達して内部と入り口の成形の続きを行う予定です。
今回、移動規制が緩和されたことで、多くのサポーターの方々に参加していただきました。中には初参加の方もおられ、「思っていたより肉体労働だった(笑)」との声が聞かれましたが、また参加していただけるようだったので一安心です。内容によっては、体力作業のようなものもありますが、サポーターの皆さんの新たな意見も取り入れながら、より魅力的な活動にしていきたいと思います。
報告者:いとうちゃん
これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html
AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより