このページの本文へ移動

関東森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    赤い谷のブログ2020年10月

       

    2020年

    赤谷の森自然散策(秋)24日

    新治小学校6年生

    森林環境学習
    21日

    新治小学校1年生
    森林環境学習
    19日

    第2回植生管理WG
    7~8日


    地域づくりWG
    6日


    赤谷の日

    3日

    職員紹介 



    所長
    佐藤健司
    (さとちゃん)



    自然再生指導官
    玉井宏
    (たまちゃん)



    自然再生指導官
    中園昭博
    (ぞの)


    主事
    伊藤彰伸
    (いとうちゃん)

       過去の記事

    2020年9月

    2020年8月


    2020年7月

    2020年6月

    2020年5月

    2020年4月

    2020年2月

    2020年1月

    2019年12月

    2019年11月


    2019年10月

    2019年9月

    2019年8月

    2019年7月

    2019年6月

    2019年5月


    2019年4月

    2019年3月

    2019年2月

    2019年1月

    2018年12月

    2018年11月


    2018年10月

    2018年9月

    2018年8月

    2018年7月

    2018年6月

    2018年5月

    2018年4月

    2018年3月

    2018年2月

    2018年1月

    2017年12月

    2017年11月

    2017年10月

    2017年9月

    2017年8月

    2017年7月

    2017年6月

    2017年5月

    2017年4月

    2017年3月


    2017年2月


    2017年1月

    2016年12月

    2016年11月

    2016年10月

    2016年9月

    2016年8月

    2016年7月

    2016年6月

    2016年5月

    2016年4月

    2016年3月

    2016年2月

    2016年1月

    2015年12月

    2015年11月

    2015年10月

    2015年9月

    2015年8月

    2015年7月

    2015年6月

    2015年5月

    2015年4月

    2015年3月

    2015年2月

    2015年1月

    2014年12月

    2014年11月

    2014年10月

    2014年9月

    2014年8月

    2014年7月

    2014年6月

    2014年5月

    2014年4月

    2014年3月

    2014年2月

    2014年1月

    2013年12月

    2013年11月

    2013年10月

    2013年9月

    2013年8月

    2013年7月

    2013年6月

    2013年5月

    2013年4月

    2013年3月

    2013年2月

    2013年1月

    2012年12月

    2012年11月

    2012年10月

    2012年9月

    2012年8月

    2012年7月

    2012年6月

    2012年5月

    2012年4月

    2012年3月

    2012年2月

    2012年1月

    2011年12月

    2011年11月

    2011年10月

    2011年9月

    2011年8月

    2011年7月

    2011年6月

    2011年5月

    2011年4月

    2011年3月

    2011年2月

    2011年1月

    2010年12月

    2010年10~11月 

     

     リンク情報

    サポーター等赤谷プロジェクト関係者が送るブログも見てくださいね。↓

    赤谷の森語ログ

     

     

    赤谷を含む群馬県北部の国有林を管理する利根沼田森林官署のブログも山の魅力満載!↓

    スケッチ11月表紙

    利根沼田森林のスケッチブック

     

    2020年10月24日

    赤谷の森自然散策(秋)を開催しました。 

      春と夏にも予定していた自然散策は軒並み中止となっていましたが、ウィズコロナのもと、参加者の人数と地域を限定して行いました。今回も午前中に旧三国街道を散策し、午後に民話と紙芝居を鑑賞するスケジュールです。
    まんてん星の湯で開会式の後、3台のハイエースに分乗して登り口である三国トンネル手前の群馬県側駐車場に移動しました。そこから参加者16名は3組に分かれて各組ガイドが付き散策を行います。道中のほとんどが200年以上の天然林で、ブナやミズナラ、カエデなどの紅葉も見頃を迎えており、参加者達は色とりどりの景色を堪能しているようでした。また街道の途中には悲運の生涯を遂げた長岡藩士の墓や上杉軍と前橋・沼田の連合軍が戦ったくぐつが谷、坂上田村麻呂が陣を取った三国峠など歴史情緒にあふれており、ガイドの解説を聞き参加者達はいにしえの歴史に想いを馳せているようでした。
    午後は民話と紙芝居の家に移動してFM尾瀬でおなじみの宮崎さんとこでまりという民話語りのこども倶楽部の面々がそれぞれの芸を披露してくれました。それから猿ヶ京温泉のお菓子「豆腐ドーナツ」が振る舞われ別腹を満たしました。
    通常では30名の参加者を募集している自然散策。今回は20名を募集し、当日4人で参加予定の家族の一人に熱が出て不参加となってしまい16名となりましたが、久しぶりに開催できたことをうれしく思います。次回はいきもの村でスノーシューでのトレッキングを企画しています。例年だと昼食時に豚汁が振る舞われます。もちろんおやつも付きますよ。寒い冬にもアウトドアで軽く運動してみたいという方、是非参加をお待ちしています。



    今回のチラシです。新型コロナウィルス対策として参加者は利根沼田地域限定、参加人数を20名としました。


    開会式の様子。センター所長挨拶。秋晴れの中、気持ちのよい朝でした。


    散策路途中にある馬頭観音。観音様の頭の上には馬の頭が乗せられています。昔の人もユーモアたっぷりですね。


    国道から登り切ると旧三国街道で、東屋があります。ルート上唯一のトイレがあります。


    このキノコはナラタケですね。食べたらおいしい雑キノコです。


    色づきは5分程度でしょうか。来週あたりがピークだったかな-。


                       
    ガイドの説明に興味津々の参加者の皆さん。この街道をとても多くの人達が歩いていたんですね。


    ナツツバキの樹皮はツルツルとしてなめらかです。樹種によっていろんな特徴があって、知識が深まる度に森を歩くのが楽しくなります。


    葉っぱと木の実で作った森の顔。子ども達の発想でいろんな顔が出来ました。


    権現清水のご神水。その冷たさは10秒と手を入れていられないほど。年間を通じて13℃の水温は変わらないとのことです。


    権現清水の木柱は、毎年雪で倒れるのでそれを起こして立てますが、場所が微妙にずれていきます


    とてもなめらかな語りで宮崎さんの紙芝居は進行していきます。このくぐつが橋のお話は、持谷館長の自作なんですね。ここにはこんな紙芝居が2千点もあるそうです。


    散策の記念に全員で写真撮影。参加者の皆さんには後日お届けしています。今回の旅の思い出としていただけたらうれしいです。また赤谷の森でお会いしましょう。

      紅葉のちょうどよい時期にと今回日程を組んでいましたが、天気も上々で皆さん楽しんでいただけたかなと思います。次回の自然散策(冬)も雪の多い時期を見込んで2月11日としていますが、果たして会場のいきもの村に雪は積もっているでしょうか。もし、いきもの村に雪が積もっていなければ、今回の旧三国街道は豪雪地帯なのでここを歩くのもよいかもしれません。

    報告者:たまちゃん
       
    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより



    2020年10月21日

    新治小学校6年生の森林環境学習を行いました。 

      新治小学校の6年生は、毎年総合的な学習の時間を利用して、赤谷の森の旧三国街道で自然体験活動を行っています。この活動の目的は、児童たちに、郷土の自然である赤谷の森の実態や旧三国街道の歴史、人と森の関わりについて知ってもらうことです。赤谷プロジェクトメンバーからは、赤谷センターの4人に加え、ガイドとして、地域協議会の長浜さんと石飛さん、旧三国街道の歴史解説役として地域協議会会長の林さんにご協力をいただきました。新治小学校では5年生の時にも自然体験活動を行っていますが、6年生では、街道の歴史について学ぶことにも重点を置いています。
      当日は、群馬県側の三坂線駐車場に集合。開会式と準備体操をした後に、児童約30人が3つの班に分かれて、それぞれ三坂線入口をスタートしました。ガイドの説明を聞きながら、ゆっくりと約70分かけて東屋まで登り、そこから少し先にある田村家の墓付近で事後学習用のセンサーカメラを設置しました。その後は東屋に戻り、お昼休憩。休憩後は、新潟県側に進んで、長岡藩士の墓と三国権現(御坂三社神社)の見学と説明を受け、新潟県側登山口へ下りてきました。この日は、曇り空だったものの、紅葉が進んで鮮やかに色づいた木々の中、ガイドさんの説明を興味深く聞きながら、自然を五感で感じ取り楽しんで散策ができたようでした。
      また、感心したのは、みんな、ガイドさんの説明した内容のメモをとり、積極的に質問したり、聞かれたことに直ぐに反応していたこと。さすが6年生にもなるとしっかりしているなと感じました。一方で、今年は登山道にクマの糞が非常に多く、糞を見つけては、はしゃいでいた姿は、可愛らしくもありました。


    案内をするガイドの紹介と、所長から赤谷センターについて簡単な説明を受けた後、準備体操をしてスタートです!


    班ごとに、担当するガイドさんから、行程や注意事項についてレクチャーを受けました。


    ブナについたクマの爪痕を見ながら、クマの生態について説明を受けました。


    サルスベリのような樹皮が特徴的なナツツバキ。実際に触ってみて、つるつるした樹皮の質感を感じていました。


    途中途中で配った、動植物を紹介する赤谷カード。いつもどおり、小学生には大人気でした。


    お茶屋を営んでいた田村家の墓について、地域協議会の林さんから説明を受けました。


    動物がよく通りそうな場所を探しながら、児童達で相談して決めた地点に、センサーカメラを設置しました。


    旧三国街道の重要な休息場所であったお茶屋跡について、ガイドさんから説明を受けました。


    所々に落ちていたトチの実。クリと勘違いする子も多かったですが、栃餅などにして食べられていることに関心していました。


    樹に付けられた「ルーチメロサ」と書かれた三角形の赤い看板。皆さんは何の事か分かりますか?


    頭に何かが乗った観音様。その正体を問われても少し難しかったようです。答えは馬。その名も馬頭観音です。


    ホンドテンの糞を発見。食べ物によって糞の様子が変わることなどの説明を受けました。


    三国権現にて街道の歴史についてお話を聞きました。林さんのとても詳しい説明に、我々も勉強になりました。


    三国権現にて記念撮影を行いました。この後は、トラブルなく無事に下山。皆さん、一日お疲れ様でした。

      今回、設置したセンサーカメラですが、12月にはデータを回収し、その後予定している児童の事後学習に使用します。当日は、センターからも授業に参加し、学習のサポートを行う予定です。さて、どんな動物が写るのでしょうか?結果を楽しみに、当日を待ちたいと思います。

    報告者:いとうちゃん
       
    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2020年10月19日

    新治小学校1年生の森林環境学習(どんぐり拾い)を行いました。

     新治小学校1年生(32名)は、「みなかみ町ユネスコエコパーク」と「赤谷プロジェクト」の共同企画として「木育B.ドングリ拾い」を行いました。どんぐりを拾い、それを自宅で育てて苗にして、赤谷の森に植樹する。100年後の森をつくるダイナミックなプロジェクトに子供達が協力する素敵な活動です。この日はあいにくの曇り空で寒い日となりましたが、子供達は元気にどんぐりを拾っていました。時間も短くあっという間でしたが、拾ったミズナラやトチのどんぐりを大切に抱えて帰りました。来年は2年生となりどんぐりと共に大きくなった子供達が植樹する姿が目に浮かびます。


    自然保護協会出島さんから簡単にこれから
    拾うどんぐりの説明を受けてスタートです!


    急な上り坂も軽快に登ります。小学1年生は元気です。



    今年はどんぐりも不作なのか余り数はありません。
    それでも子供達は一生懸命探します。


    小さいですが、どんぐりゲット(ミズナラ)



    どんぐり(トチの実)ゲット。



    最後にみんなで挨拶して終了となりました。
    これから来年に向けてどんぐりを育てていきます。

       今回どんぐり拾いした箇所は、三国山登山道(旧三国街道)新潟県側の入口ですが、普段から多くの人が利用している所です。
    子供達に聞いたところ初めて来た子も多く、地元の子供達でも来る機会は少ないのだと実感しましたので、これからもこのような自然に触れる機会を多く提供していきたいと思います。また、来年はどこに植栽するかこれからじっくりと考えたいと思います。

    報告者:さとちゃん
       
    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

                                    



     

    2020年10月7~8日

     第2回植生管理WG会議を開催しました。

      10月7~8日(水・木曜日)、みなかみ町観光センター2F会議室で、令和2年度第2回植生管理WGを開催しました。

    【植生管理WGとは】  赤谷プロジェクトでは、生物多様性保全のため、赤谷エリア1万haの中に約3,000haある人工林のうち約2,000haを自然林に復元するとともに、残り1,000haの人工林は維持することとしています。このため、人工林を自然林に誘導するための森林管理と、木材生産維持と生物多様性保全を両立させる森林管理を確立するための検討を本WGで行っています。


    出席者(敬称略、順不同)
    【委員】

    田中浩(業務執行理事一般社団法人日本森林技術協会)、亀山章(日本自然保護協会)、酒井武(森林研究・開発機構)、
    長池卓男(山梨県森林総合研究所)

    地域協議会
    松井睦子、渡陽平

    日本自然保護協会
    出島誠一、朱宮丈晴、遠藤慧


    【関東森林管理局】
    金子直樹(計画課長)、
    本田誠(企画官(自然再生))、遠藤果怜(主事(生態系保全係))

    利根沼田森林管理署】 長谷部和重(総括森林整備官)


    【赤谷森林ふれあい推進センター

    佐藤健司(所長)、玉井宏・中園昭博(自然再生指導官)、伊藤彰伸(主事)
                                                                                                         
    7日  三国山登山道脇ニッコウキスゲシカ柵設置箇所及び旧三国街道の現地視察

    8日  AM  小出俣試験地現地視察
           PM  会議

    【議題】

    1. 指標植物に対する二ホンジカによる摂食状況の調査及び分析を実施
    2. 令和3年度の小出俣周辺事業予定箇所について
    3.2014年度から2020年度の植生調査結果をとりまとめ評価

    【概要】
    今回のワーキンググループでは、7、8日と二日間に渡って行いました。初日は今年7月13日にニッコウキスゲをシカの食害から保護するために設置したシカ柵の現地視察を行いました。シカ対策の効果は今後モニタリングしていきますが、笹に対する対策が必要ではないかとの意見もあり、今後は部分的に笹を刈るなどの試行的対策も含め検討していくことになりました。その後、旧三国街道を現地視察しブナ林などを見ていきましたが、旧街道にはクマにおられたミズナラの枝が散乱しており、見上げるとクマ棚が至る所に見受けられました。糞も多く見られたことからクマに襲われ無いようにする対策は必要と感じました。二日目は利根沼田署からR3年度実施箇所として小出俣試験地の伐採についての協議が有り、現地視察を行い委員の先生方の意見を伺いました。結果としては、試験地の設置目的とその役割の達成状況及び試験地の将来的姿について検討することとなり、今回は一端見送ることとしました。最後に2014年度から2020年度の植生調査結果の取りまとめの考え方について検討を行い会議は終了となりました。



    報告者:さとちゃん



    出発前のミィーティング

    シカ罠設置箇所の視察

    笹の現況視察




    旧三国街道の視察

    小出俣試験地の視察

    会議の様子


    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2020年10月6日

       地域づくりWGを開催しました。

    10月6日(火曜日)、みなかみ町月夜野農村改善センター及びみなかみ町観光センターで令和2年度地域づくりWGを開催しました。

    出席者】
    【委員】林泉(座長)、土屋俊幸(東京農工大学名誉教授)、茅野恒秀(信州大学准教授)
    【地域協議会】
    松井睦子、渡陽平
    関東森林管理局】本田誠(企画官(自然再生))、遠藤果怜(主事(生態系保全係))
    日本自然保護協会】 出島誠一
    赤谷森林ふれあい推進センター】佐藤健司(所長)、玉井宏・中園昭博(自然再生指導官)、伊藤彰伸(主事)

    【視察】AM:みなかみ町月夜野農村改善センターで自伐林業(リンカーズ)の概要を説明して貰い、その後に自伐林業の現地を視察した。
            説明者:みなかみ町役場農林課原澤伸治郎(課長)、吉田裕哉(主査)

    【議題】
    PM
    1. 地域づくりWGにかかわる赤谷プロジェクトの状況報告
    2. 
    みなかみ町の自伐林業の現状を踏まえた赤谷PRJと民有林との連携の検討
    3. 第6次「赤谷の森管理経営計画書」の検討
    4. 地域づくりWG2021-25
    の活動方針の検討


                     


     
    自伐林業の取組を説明する原澤課長


    自伐林業の現地視察


    会議の様子



    今回の地域づくりWGは、午前中はみなかみ町で行われている自伐林業(リンカーズ)の概要説明と現地視察を行いました。説明は農林課長の原澤さんと吉田さんにより行われ大変勉強になりました。町内には現在8つの団体がそれぞれ取り組んでいるとのこと。移住者の方も多く参加しておりこれから益々盛んになっていくのではないかと感じました。
    午後の会議では、視察箇所を振り返りつつ赤谷プロジェクトとして自伐林業にどの様に関わっていくべきか今後の検討課題として取り組んで行くことになりました。また、地域協議会が中心となり組んできた桐の生育状況や森のおもちゃの家について報告があり、これから作成される第6次赤谷の森管理経営計画書の作成についても意見交換を行い終了となりました。



    報告者:さとちゃん



    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2020年10月3日

    10月赤谷の日を開催しました。

     10月3日は赤谷の日です。
    天候:晴れ、参加者:12名、ホスト(赤谷の日運営担当):赤谷プロジェクト地域協議会

    【赤谷の日とは?】
      赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤谷センターも参加しています。
      

     
    (活動内容)
      みなかみ町では9月9日の夜にかけて大雨が降り、国道17号線が一時通行止めになるなどの被害が出ました。いきもの村も、この豪雨により、道上から駐車スペースや防火水槽に土砂が流れ込み、倉庫の浸水や、道の洗掘などの被害を受けました。改修途中の炭窯の中にまで、泥水が入り込みましたが、幸いにも、たくみ小屋や村の家などは、被害を受けずにすみました。被害当初は、赤谷プロジェクト関係者を集めての復旧作業も考えましたが、利根沼田森林管理署の協力もあって、センター職員のみでなんとか使える状態にまで復旧させることが出来ました。当日は、集まった皆さんが、豪雨の爪痕が残る以前とは違った光景に驚いていましたが、こうして赤谷の日を開催することができて良かったと思います。
     

    1 南ヶ谷湿地環境保全活動(センター:伊藤  サポーター:和田、竹村、前田、小林)
      先月の豪雨の影響が心配された南ヶ谷湿地ですが、ほとんどその影響は見られませんでした。また、今年は雨が多かったせいか、例年に比べて水位が高い傾向にあり、開放水面が多くみられました。以前から行っている湿地の水位低下防止を目的とした堰の確認は、今回も引き続き行い、以前造った堰の修理等を併せて行いました。湿地内では、先月に続きアカバナが咲いていた他、ウメバチソウがたくさん咲いているのを見ることができました。サポーターの皆さんいわく、これほど群生しているのは初めてということでした。一方で、湿地内に向かってシカがあるいたであろう足跡や、アキノキリンソウの葉が食べられていたりと、シカが増えていることも実感させられました。また、この時期はキノコが至る所で生えており、様々な種類のキノコを観察することができました。湿地からの帰りには、大峰林道脇のバイカモ湖を調査しましたが、バイカモの花は咲いておらず、今年は花をほとんど咲かせなかったようです。

    2 ニホンジカ誘引捕獲試験(センター:佐藤、玉井、中園  サポーター:永田) 
      10月12日から実施予定のニホンジカ誘引捕獲。捕獲はくくり罠と呼ばれる、踏み込み式の罠を使って行いますが、罠を設置直後はシカに警戒される可能性があるため、8月の赤谷の日を利用して罠を作動しない状態で仮設置していました。この日は、12日の本稼働に向けて、罠の最終点検をかねた本設置を行いました(罠はまだ作動しない状態です)。実際に現地に行ってみると、南ヶ谷では、仮設置の状態であるものの、実際に罠が踏まれた形跡があり、周囲にもたくさの足跡が見られることから、今後の捕獲が期待できるものと思われました。罠の金属部分が見えていても、最近になって来ているようなので、罠への警戒心は薄れているように感じました。一方で、南ヶ谷以外の富士新田等では、これまでの誘引試験の結果、多くのシカが来ていることが確認されていましたが、罠の仮設置からここ1、2ヶ月程はシカがあまり出現せず、罠を踏んだような形跡も見ることができませんでした。罠を設置したことによる、現地状況の変化に警戒しているのか、行動域が変わったのか、原因はよく分かっていません。

    3 いきもの村環境整備他(自然保護協会:出島  地域協議会:長浜、松井)
      先述の通り、いきもの村は9月9日の豪雨による被害を受けました。大部分はすでに復旧を終えましたが、一部残っている箇所の復旧作業を行いました。特に被害後、防火水槽脇の手洗い場からの排水が上手くいっておらず、駐車スペースの一部が水浸し状態だったため、排水の調節や石の敷き詰め作業などを行いました。また、以前から自然林復元を目的として、ドングリから育てているミズナラ実生の畑の手入れも併せて実施しました。
      豪雨による被害が見られなかった道上については、草刈りと桐の手入れを行いました。昨年から植栽している桐ですが、当時1年生の実生だった10株が今年の春から生育不良を起こしていました。そこで、「桐匠根津」の根津さんに指導をいただき、根株を残して一度切り、萌芽更新を行わせることにしました。10株中5株は既に枯れているような状態でしたが、残りの株については生きているようなので、来年の萌芽を期待したいところです。また、この時期は、タマゴタケとソバナが多く見られました。


    9月9日の豪雨により、いきもの村は土砂の流入や、倉庫の浸水などの被害を受けました。(撮影日:9月10日)


    倉庫内の泥水を掻き出すのが非常に大変でしたが、赤谷の日までには、復旧させることができました。(撮影日:9月10日)


    南ヶ谷湿地周辺では様々な種類のキノコが見られました。種類はよく分かりませんが、イグチと呼ばれるキノコの一種だとか。


    こちらは、カエンタケのようなキノコ。その奥には、強烈な赤い色をしたキノコもありました。


    あの有名なお菓子のような、かわいらしい小さなキノコもありました。


    南ヶ谷湿地内では、ウメバチソウの花をたくさん見ることができました。


    ウメバチソウがこれだけ群生しているのは初めてらしく、サポーターの皆さんも夢中で写真を撮っていました。


    これは、アキノキリンソウですが、黄色い花を残して、葉がほとんど食べられていました。


    南ヶ谷に仮設置してあったくくり罠は、稼働はさせていないものの、実際にシカが踏み抜いた形跡がありました。


    仮設置しているくくり罠を一度掘り起こして、点検と本設置を行いました。


    罠の一部がむき出しになっている箇所も多く見受けられたので、葉や土で念入りにカムフラージュさせました。


    豪雨被害以降、排水が上手くいっていなかった防火水槽脇の手洗い場も石を敷き詰めるなどして整備しました。

    豪雨によってどうなるかと思われた赤谷の日ですが、こうして無事開催できて良かったです。今回も皆さんお疲れ様でした。

     
    報告者:いとうちゃん
       
    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより



     

       
       
       
       
       
       
       
       


    お問合せ先

    赤谷センター

    ダイヤルイン:0278-60-1272
    FAX番号:0278-24-5562