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関東森林管理局

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    赤い谷のブログ2022年12月


      

       

    2022年

    第3回渓流環境復元WG
    26日

    第2回哺乳類WG
    20日

    尾瀬高校環境教育
    9日

    第3回植生管理WG
    8日

    12月赤谷の日
    3日

    第2回猛禽類WG
    1日

    職員紹介 



    所長
    上野文紀
    (ぶんちゃん)


    自然再生指導官
    玉井宏
    (たま)


    主事
    神垣崇郎
    (がきお)


    主事
    伊藤彰伸
    (いとうちゃん)

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    スケッチ11月表紙

    利根沼田森林のスケッチブック

    2022年12日26日

    第3回渓流環境復元ワーキンググループを開催しました。

    12月26日(月曜日)、日本自然保護協会の事務所とWEBにて、茂倉沢流域にて設置している治山ダムを中心に渓流環境の経年変化を確認している「渓流ワーキンググループ」の第3回会議を開催しました。

    【出席者】
    [座長]
    中井達郎(国士舘大学非常勤講師)
    [委員]
    高橋剛一郎(NPO法人神通川を楽しむ会)、内田臣一(愛知工業大学教授)
    [林野庁関東森林管理局計画保全部]
    諏訪実(部長)、杉崎浩史(計画課長)、番場誠(計画課企画官(自然再生))、十川陽香(計画課生態系保全係)、丸山寿隆(治山課設計指導官)
    [利根沼田森林管理署]黒﨑正信(総括治山技術官)、須藤洋一(森林技術指導官)

    [赤谷森林ふれあい推進センター]上野文紀(所長)、玉井宏(自然再生指導官)、神垣崇郎(主事)
    [赤谷プロジェクト地域協議会]松井睦子、鈴木美香

    [日本自然保護協会]出島誠一、朱宮丈晴、武田裕希子
    [国土防災技術]
    小山浩之(本社技術本部)、安藤みゆ(本社技術本部)、木内秀叙(関東支社)、石井剛(前橋支店)、清水健太(前橋支店)

    【議事事項】
    1.
    茂倉沢に関する統括報告書の確認
    2.その他


      会議では、これまでの調査の取りまとめの成果である総括報告書についての議論が行われました。報告書は1章から5章までの章立てとなっており、章ごとに内容を検討しました。第1章「赤谷の森の渓流環境と茂倉沢の特性」と第2章「茂倉沢における渓流環境復元の取組」については、事務局より説明がなされました。第3章「平成26(2014)年から令和4(2022)年の調査結果」については、調査会社より調査項目ごとに説明がなされ、用語の定義や追加説明の必要正、文章の構成などについて確認が行われました。報告書の要である第4章「総合的な評価と考察」については事務局より説明がなされ、渓流区間ごとに環境と防災の両面からの評価案が示されました。こちらについては委員や関東局から様々な意見が出され、追記すべき事項などについて確認を行いました。第5章「課題と今後の対応」については、大規模出水後の土砂移動把握を踏まえた今後の調査の必要正や渓流ワーキンググループの在り方、取組の発信になどについて活発な議論が交わされました。

    報告者:ぶんちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

    2022年12月20日

    第2回哺乳類ワーキンググループを開催しました。

      12月20日(火曜日)、赤谷の森でのセンサーカメラを使った哺乳類の長期モニタリング調査やニホンジカの低密度管理を実施している「哺乳類ワーキンググループ」の第2回会議を開催しました。

    【出席者】
    [座長]梶光一(東京農工大学)
    [委員]坂庭浩之(群馬県林業試験場)、長池卓男(山梨県森林総合研究所)、伊吾田宏正(酪農学園大学)、宇野裕之(東京農工大学)
    [林野庁関東森林管理局]諏訪実(計画保全部長)、杉崎浩史(計画課長)、番場誠(計画課企画官(自然再生))、十川陽香(計画課(生態系保全係))、真下典子(保全課保護係長)
    [赤谷森林ふれあい推進センター]上野文紀(所長)、玉井宏(自然再生指導官)、神垣崇郎(主事)、伊藤彰伸(主事)
    [赤谷プロジェクト地域協議会]松井睦子、河合明宣、高橋博文
    [日本自然保護協会]出島誠一、中野恵、武田裕希子、須藤哲平
    [オブザーバー]森口千晴(東京農工大学)、羽布津直人(東京農工大学)

    【議題】
    1.2022年度哺乳類モニタリング調査
    2.事例報告
         ・海外及び国内におけるハイシートの使用事例について
         ・森林資源データを活用した捕獲適地の抽出手法
    3.捕獲試験等
         ・2022年度ニホンジカ誘因及び捕獲試験の実施状況等について
         ・みなかみBRにおけるニホンジカ誘因及び捕獲試験
         ・247林班よ小班の複層伐の予定について

    4.ニホンジカ管理のための基本計画(案)について
    5.その他


    会議の様子

      議題1では、今年度実施された哺乳類モニタリング調査の結果について報告がありました。報告では「ニホンジカの増加は顕著なものの、森林生態系の健全性は全体的に高い」との内容でしたが、委員から「三国峠のニッコウキスゲの食害や南部地域での植生の変化など、ニホンジカの影響が局所的には強く出てきているとの認識が必要」との見解が示され、赤谷の森におけるシカ被害の現状の再認識、ならびに今後の対策・取組について再確認が行われました。
      議題2は、伊吾田委員と宇野委員より、海外や国内におけるニホンジカ捕獲手法の事例を紹介していただき、赤谷プロジェクトでの導入などについて議論しました。
      議題3では、赤谷プロジェクトとみなかみBRで実施している「ニホンジカの捕獲試験と行動把握調査」についての報告がなされ、来年度は早期から捕獲を実施することや、越冬地を活用した捕獲適地の模索などについて議論が行われました。
      議題4では、ニホンジカ管理のための基本計画(案)について議論し、「今後は、計画段階から一歩進んで実施方針として整理する」など、今後の方向性について確認を行いました。

    報告者:ぶんちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

       

    2022年12月9日

    尾瀬高等学校の環境教育を行いました。

    【生徒】17名
    【引率】5名

    (概要)
      群馬県立尾瀬高等学校の1年生は、自然環境についての校外学習を行っています。今年度、赤谷プロジェクトの取組についての講義依頼があり、当センターにて受け入れを行いました。  
      当日は、いきもの村に集合し、始めに所長から赤谷プロジェクトの概要と取組について、プロジェクターを使って40分程度の講義を行いました。座学の後は、いきもの村に設置しているニホンジカを捕獲するための箱罠を見てもらいながら、ニホンジカの低密度管理の取組についての説明を行いました。箱罠へのシカの誘引には「鉱塩」という塩の塊を置いていますが、学生の皆さんは以前、シカの捕獲技術に関する学習において誘引資材の一つとして紹介された「鉱塩」に興味を抱いていたそうです。当センターが持参した鉱塩を初めて見た学生は、その大きさに驚いただけでなく、ミネラルを求めてシカが舐めにくる行動が結果的に誘引や捕獲にも繋がるということを再認識した様子でした。過去に学んだ内容の疑問が、赤谷の地で結果につながったことは、センター職員としても大変嬉しい出来事となりました。
    その後、車にて小出俣林道にある千曲平まで移動し、晩秋の青空の下でお昼休憩を取り、大カツラの前で記念撮影を行いました。休憩後は、千曲平から小出俣林道入口へ帰るルートで、途中にある炭焼き窯跡やブナ・ミズナラの二次林、クマの爪痕、ぬた場の説明を行いました。また、カラマツの漸伐試験地についても、伐採後の植生の更新状況を見てもらいながら、自然林復元の取組について説明を行いました。最後は再び、いきもの村に戻り、質疑応答や振り返りを行って無事終了となりました。
     尾瀬高校の環境教育の受入れは以前にも行われていましたが、ここ数年は実施されていませんでした。担当の先生からは「利根・片品地域では見られない内容もあり、違った視点で多くのことを学べた。大変、学習効果が高い実習だった。」との感想もいただきました。これを機に、尾瀬高校に対する環境教育を継続していければと思います。さらに行く末は、学生の皆さんが赤谷の森に興味を持ち、様々な活動に参画してくれることを期待しています。





    シカの低密度管理の説明


    炭焼き窯跡の見学


    ミズキに付いたクマの爪痕を観察



    ぬた場を前にして土壌中のDNAの研究について説明


    カラマツ漸伐試験地の説明


    いきもの村にて今日の振り返り

    報告者:いとうちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
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    2022年12日8日

    第3回植生管理ワーキンググループを開催しました。

      12月8日(木曜日)、赤谷の森1万haのうち3000haを占める人工林の2000haを将来的に自然林に復元することを主な取組として掲げている「植生管理ワーキンググループ」の第3回会議を開催しました。

    【出席者】
    [座長]酒井武((国研)森林研究・整備機構)
    [委員]、田中浩(国際緑化推進センター)、亀山章(東京農工大学名誉教授)、長池卓男(山梨県森林総合研究所)、西村尚之(群馬大学)
    [林野庁関東森林管理局]諏訪実(計画保全部長)、杉崎浩史(計画課長)、番場誠(計画課企画官(自然再生))、十川陽香(計画課 主事(生態系保全係))
    [赤谷森林ふれあい推進センター]上野文紀(所長)、玉井宏(自然再生指導官)、神垣崇郎(主事)、伊藤彰伸(主事)
    [赤谷プロジェクト地域協議会]松井睦子、河合明宣
    [日本自然保護協会]出島誠一、朱宮丈晴、武田裕希子、遠藤慧

    【議題】
    1.2022年度植生管理WGの検討項目、WG運営スケジュールの確認
    2.小出俣自然林復元試験地241た1、る1林小班における植生モニタリング調査及び分析・評価
    3.指標植物に対するニホンジカによる摂食状況の調査及び分析
    4.企業のCSRなどを受け入れられるメニュー作り
    5.247よ林小班の複層伐の予定について
    6.その他



    会議の様子

      会議では、最初に「今年度の植生管理WGの予定」を確認した後、議題の2つ目として「小出俣自然林復元試験地(241た1、る1林小班)で実施された植生モニタリング調査の結果」の報告がありました。3つ目には「指標植物に対するニホンジカによる摂食状況の調査・分析」として、三国峠のニッコウキスゲや南ヶ谷湿地のミツガシワ、サワギキョウ、保土野林道のカタクリ等を対象とした調査結果が報告されました。三国峠のニッコウキスゲはシカの食害が顕著であることが明らかで、委員からは「三国峠全体として被害を簡便に調査できないか」という意見などが出されました。4つ目の「企業のCSRなどを受け入れられるメニュー作り」ですが、こちらは、ムタコ沢やイヌワシの狩り場創出試験地を対象に、(株)タムラ製作所と(株)ニコンが、植生の更新の補助作業として雑灌木の刈り払いや苗の植栽等を行っているもので、今年度の取組と植生調査結果について報告がありました。5つ目には、多様性復元に寄与する複層伐の実施を検討している南ヶ谷地区247よ林小班について、事前の現地視察を踏まえて作成された伐採案が提示されました。議題ごとに、様々な視点での意見交換が行われ、今後の植生管理WGの活動にも役立てていくことを確認しました。

    報告者:ぶんちゃん

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    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

     

    2022年12月3日

    12月赤谷の日を開催しました。

    12月3日は赤谷の日です。
    天候:晴れ、参加者:15名、ホスト(赤谷の日運営):日本自然保護協会

    【赤谷の日とは?】
      赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤谷センターも参加しています。

    (活動内容)
      当日は、(ア)いきもの村の炭の窯出し、(イ)いきもの村の環境整備(桐のネットかけ、観察路整備)、(ウ)南ヶ谷林道での粘土採取、(エ)イヌワシ試験地の調査(サルメンエビネの調査、伐採候補地の確認)を実施しました。

    【いきもの村の炭の窯出し】
      11月19日に行った「赤谷の森での炭焼き体験会」では、地面に土を掘って行う伏せ焼きと炭焼き窯を使う窯焼きのふたつを行いました。伏せ焼きの方は、当日に炭が完成したので参加者の方に持ち帰っていただくことができましたが、窯焼きは時間がかかるため、当日に出来上がりを見ることはできませんでした。そのため、赤谷の日を利用して、炭焼き窯から完成した炭を取り出す作業を行いました。ちゃんと炭が出来上がっているのか、期待と不安でドキドキでしたが、窯を開けるときれいな炭が並んでいて、参加者の皆さんからも歓声が起きていました。アルミのスコップを使い、割れたり、折れたりしないよう丁寧に窯から取り出し、それを皆で麻袋に入れて保管しました。一部はサポーターの皆さんにも持ち帰っていただきました。炭はコナラの固い炭とスギの柔らかい炭の2種類があって、それぞれお肉を焼いたり畑の肥料、消臭剤として使うなど、みなさん各々の使い道を考えられており、とても喜んでいただけました。

    【いきもの村の環境整備】
    (1)桐のネットかけ
      いきもの村の道上にある植栽後4年ほどが経過した桐の植栽地。これから春にかけて、ウサギやシカによる樹皮剥ぎやシカの角研ぎから桐を守るため、一本一本にネットを巻き付ける作業を行いました。
    (2)散策路などの整備
    環境学習などで使っている広場やそこへ向かう散策路の刈り払い作業を行いました。また、広場でのヤマビル対策として、ヤマビルが冬眠するのに必要となる落葉を搔く作業も併せて行いました。これによって翌年のヤマビルの数を抑制する効果が期待できます。

    【南ヶ谷林道での粘土採取】
      いきもの村の炭焼き窯で炭を焼く際には、最後に入り口の隙間を粘土を使って塞ぐ必要があります。先日の炭焼き体験会にて準備していた粘土を使い切ってしまったため、南ヶ谷林道へ粘土を採取しにいきました。炭焼きで使用する材料などは可能な限り赤谷の森から調達するようにしていますが、この粘土も不純物が少なくとてもよい粘土だそうです。また、採取場所へ向かう途中、吾妻耶山へ向かう登山道を少し進んだ先にある池に向かい、サンショウウオの幼生の観察なども行いました。

    【イヌワシ試験地の調査】
      イヌワシの狩り場試験地として今後の伐採候補地として上がっている場所へのアクセスや林況を確認することを主目的として、赤谷サポーターをお連れして狩り場試験地へ向かいまいした。その道中の定点観察ポイントに立ち寄ったところ、運が良いことに調査員の上田さんから情報が入り、枯れ木に止まっているイヌワシを皆で見ることができました!現地に到着後は、センターの伊藤と自然保護協会の武田さんのふたりで伐採候補地の確認に向かい、サポーターの皆さんはその間、試験地の周囲にあったサルメンエビネ(ランの仲間)の個体数調査を行いました。また、以前狩り場試験地を創出した際に、保護するために試験地から少し離れた場所に移植をしたサルメンエビネの定着を確認する調査も併せて行いました。



    炭の窯出し作業


    炭の出来具合を皆で確認


    桐のネットかけ作業


    いきもの村の刈り払い作業


    いきもの村広場の落葉かき作業


    南ヶ谷林道から登山道を上った先にある池
    サポーターから「小林池」と命名されました


    南ヶ谷チームはバイカモ池にも立ち寄りました


    イヌワシ調査ポイントでは運良くイヌワシを観察できました!


    イヌワシ試験地で見られた季節外れのフキノトウ


    サルメンエビネの調査

    報告者:いとうちゃん

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    2022年12日1日

    第2回猛禽類モニタリングワーキンググループを開催しました。

    12月1日(木曜日)、みなかみ町観光センターにて、「猛禽類モニタリングワーキング」の第2回会議を開催しました。

    【出席者】
    [座長]山崎亨(アジア猛禽類ネットワーク)
    [委員]横山隆一(日本自然保護協会参与)
    [関東森林管理局計画保全部]諏訪実(部長)、杉崎浩史(計画課長)、番場誠(計画課 企画官(自然再生))、中村潤(計画課 林地保全企画官)、十川陽香(計画課 主事(生態系保全係))
    [関東森林管理局森林整備部森林整備課]倉重敏行(課長補佐)
    [関東森林管理局森林整備部資源活用課]松崎勝(課長補佐)
    [赤谷森林ふれあい推進センター]上野文紀(所長)、神垣崇郎(主事)、伊藤彰伸(主事)
    [赤谷プロジェクト地域協議会]河合明宣、鈴木美香、松井睦子、吉野まさ、片野直子

    [日本自然保護協会]出島誠一、武田裕希子
    [モニタリング調査員]上田大志

    【議題】
    1.イヌワシ・クマタカのモニタリング実施状況
    2.「茂倉沢におけるクマタカを指標とした生物多様性の保全に資する森林管理2021」の検討
    3.イヌワシ基本計画の推進状況と20周年を見据えた今後の進め方
    4.その他



    会議の様子

      会議では議題の1つ目として、今年度実施されたイヌワシとクマタカのモニタリング調査の実施状況についての報告がありました。調査員の上田氏からは、11月14日に行われたイヌワシの特設調査時に、イヌワシがこれまでで最も長く狩り場試験地を飛ぶ行動が確認されたという嬉しい報告もありました。2つ目として、「茂倉沢におけるクマタカを指標とした生物多様性の保全に資する森林管理2021」についての内容検討が行われました。こちらは、委員や関東森林管理局側からも様々な指摘が出され、第3回のWGに向けてブラッシュアップを行うこととなりました。また、3つ目として「イヌワシ基本計画の推進状況と20周年を見据えた今後の進め方」について事務局より説明があり、林道や地形の問題からアクセスが困難となっている狩り場創出試験地の次期候補地の検討や、今後の進め方などについて議論を行いました。

    報告者:ぶんちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

    お問合せ先

    赤谷森林ふれあい推進センター

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