このページの本文へ移動

関東森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    赤い谷のブログ2022年8月


      

       

    2022年

    第1回猛禽類
    モニタリングWG
    30日

    第1回渓流環境復元WG
    16日、17日

    8月赤谷の日
    6日

    上毛高原駅にPRブース設置
    1日

    職員紹介 



    所長
    上野文紀
    (ぶんちゃん)


    自然再生指導官
    玉井宏
    (たまちゃん)


    主事
    神垣崇郎
    (がきお)


    主事
    伊藤彰伸
    (いとうちゃん)

       過去の記事

    2022年7月

    2022年6月

    2022年5月

    2022年4月

    2022年3月


    2022年2月

    2022年1月

    2021年12月

    2021年11月

    2021年10月

    2021年9月


    2021年8月


    2021年7月

    2021年6月

    2021年5月

    2021年4月

    2021年3月

    2021年2月


    2021年1月

    2020年12月

    2020年11月

    2020年10月

    2020年9月

    2020年8月

    2020年7月

    2020年6月

    2020年5月

    2020年4月

    2020年2月

    2020年1月

    2019年12月

    2019年11月


    2019年10月

    2019年9月

    2019年8月

    2019年7月

    2019年6月

     リンク情報

    サポーター等赤谷プロジェクト関係者が送るブログも見てくださいね。↓

    赤谷の森語ログ

     

     

    赤谷を含む群馬県北部の国有林を管理する利根沼田森林官署のブログも山の魅力満載!↓

    スケッチ11月表紙

    利根沼田森林のスケッチブック

     

    2022年8日30日

    第1回猛禽類モニタリングワーキンググループを開催しました。

    8月30日(火曜日)、みなかみ町観光センターにて、「猛禽類モニタリングワーキング」の第1回会議を開催しました。

    【出席者】
    [座長]山崎亨(アジア猛禽類ネットワーク)
    [委員]横山隆一(日本自然保護協会参与)
    [林野庁関東森林管理局計画課]杉崎浩史(課長)、番場誠(企画官(自然再生))、十川陽香(主事(生態系保全係))、中村潤(林地保全企画官)
    [林野庁関東森林管理局資源活用課]松﨑勝(課長補佐)
    [利根沼田森林管理署]須藤洋一(森林技術指導官)
    [赤谷森林ふれあい推進センター]上野文紀(所長)、玉井宏(自然再生指導官)、神垣崇郎(主事)、伊藤彰伸(主事)
    [赤谷プロジェクト地域協議会]松井睦子

    [日本自然保護協会]出島誠一、朱宮丈晴、武田裕希子
    [モニタリング調査員]上田大志

    【午前(現地視察)】
    1.イヌワシの狩場創出第1~3次試験地の視察
    2.クマタカ茂倉ペアのモニタリング状況の確認

    【午後(会議)】
    1.イヌワシ・クマタカのモニタリング実施状況
    2.「クマタカを指標とした生物多様性の保全に資する森林管理2021」の検討
    3.第2回猛禽類WG「(仮称)イヌワシ生息環境保全交流会(12月1-2日)」の検討
    4.その他


    現地視察の様子


    会議の様子

      午前は、赤谷の森に設置しているイヌワシ狩場試験地に、専門家や日本自然保護協会、地域協議会、局計画課の関係者等が参集し、狩場創出後の広葉樹の生育状況や、狩場としての役割が継続されているかなどの視点から現地の状況を確認しました。専門家からは「平坦な土地だけでなく、傾斜面や峰を挟んだ両サイドに伐採地ができるなど、猛禽類が狩りを行える地形の条件が多様化することで、新たな狩場の創出につながる」、「気流の変化により獲物を狙う環境は異なってくるため、小さな単体の伐採地でも、連続した伐採地でも、効果を検証する意義がある。今後も継続して動向を注視するべき」などの助言がありました。午後の会議では、モニタリングの実施状況報告やドローンの利用条件に関する提言、今後の森林管理計画のあり方などの議論が行われ、専門家、地権者(国有林)、自然保護事務局、地域協議会の各立場から様々な意見交換が行われました。

    報告者:ぶんちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

    2022年8日16日、17日

    第1回渓流環境復元ワーキンググループを開催しました。

    8月16日(火曜日)、17日(水曜日)、みなかみ町猿ヶ京にある長生館にて、茂倉沢流域にて設置している治山ダムを中心に渓流環境の経年変化を確認している「渓流ワーキング」の第1回会議を開催しました。

    【出席者】
    [座長]
    中井達郎(国士舘大学非常勤講師)
    [委員]
    高橋剛一郎(富山県立大学教授)、内田臣一(愛知工業大学教授)
    [林野庁関東森林管理局計画保全部]
    諏訪実(部長)、番場誠(計画課企画官(自然再生))、十川陽香(計画課生態系保全係)、丸山寿隆(治山課設計指導官)
    [利根沼田森林管理署]黒﨑正信(総括治山技術官)、田浦勇喜(治山技術官)

    [赤谷森林ふれあい推進センター]神垣崇郎(主事)、伊藤彰伸(主事)
    [赤谷プロジェクト地域協議会]松井睦子

    [日本自然保護協会]出島誠一、朱宮丈晴、武田裕希子
    [国土防災技術]
    小山浩之(本社技術本部)、安藤みゆ(本社技術本部)、木内秀叙(関東支社)、石井剛(前橋支店)、清水健太(前橋支店)

    【1日目(会議、現地視察)】
    1.谷幅の検討、土砂移動量、底生動物、瀬淵、倒流木、渓畔林分布についての徹底討論

    2.茂倉沢
    No.1ダム下流からNo.2ダムまでの現地視察
    3.視察を踏まえての討論

    【2日目(会議)】
    1.土砂移動量、底生動物、表面礫経、瀬淵、倒流木、渓畔林分布についての徹底討論
    2.その他確認等(第2回WGまでの宿題、今年度のスケジュール整理


    現地視察の様子


    会議の様子

      初日は、現地視察と会議の行程が組まれ、午前は過年度の調査項目について視察で見るべき箇所等の確認を行い、午後は台風19号豪雨以降の土砂流下の推移について、No.1ダム下流からNo.2ダムまでの現地視察を行いました。No.2ダム堤体は、流路部を河床と同じレベルまで下げるため中央部を撤去した独特な工種を取り入れたダムで、上下流の水の流れを確保することで、魚や小動物が遡上できる環境づくりに取り組んだ全国的にも例を見ないダム堤体です。このため、現地では施工後の土砂流出量の定点観測や魚道となる水路の位置変化などの観察が継続的に行われており、2日目には、今後この取組を評価するにあたり、専門家を交えて、これまでに明らかになったことや今後の課題について、活発な意見交換を行いました。

    報告者:いとうちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

    2022年8月6日

    8月赤谷の日を開催しました。

    8月6日は赤谷の日です。
    天候:晴れ、参加者:15名、ホスト(赤谷の日運営):赤谷センター

    【赤谷の日とは?】
      赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤谷センターも参加しています。

    (活動内容)
      当日は、南ヶ谷湿地保全活動(アゼスゲ(外来種)の繁茂を防ぐための調査活動、改修堰の状況確認と補修工事)と、赤谷の森・観察コース魅力発見(小出俣林道沿線の森林空間・散策コースの現地案内)を実施しました。

    1 南ヶ谷湿地の保全活動
      南ヶ谷湿地保全活動では、7月期の活動にて外来種であるアゼスゲが湿地内に繁茂している実態が確認されたことから、湿地の保全対策と外来植物の侵食状況を早急に把握する必要からプロット調査を実施しました。現地に1.5m四方のプロットを3箇所設定し、(ア)根株部分を全て除去した地点、(イ)表面の茎のみ除去した地点、(ウ)茎が伸びたままの地点を設け、侵食の進み方を定点観察することとしました。今後、定期的に侵食状態を確認し、そのスピードを測り、湿地内の在来種への影響を防ぐ対策を検討していくこととしています。

    2 赤谷の森・観察コース魅力発見
      今回からの新メニューとして、参加者に赤谷の森の魅力を発見してもらう企画として、これまでに入山したことがなかった地域への現地案内を行い、新たな魅力を体験してもらうプログラムを設定しました。小出俣林道沿線にあるカツラの大木や、小出俣沢の源流を歩いて登り、上流に位置する滝の見学などを行いました。通常の森林教室や環境教育のメニューには含まれない区域でもあったことや、連日の猛暑の中、涼を求めたい参加者には大変好評な内容となりました。

    【南ヶ谷湿地の保全活動】


    アゼスゲが繁茂している箇所にプロットを設定


    アゼスゲの地表部の茎のみを除去したプロットの設置


    アゼスゲの根株まで除去したプロットの設置


    プロット設置作業後の様子


    湿地からの水の流出を抑制する堰の様子の確認


    堰にたまった泥や落ち葉の浚渫作業

    【赤谷の森・観察コース魅力発見】


    最初のうちは下草をかき分けながら進行


    自然のブランコでひと休み


    大樹の前でいったん記念撮影


    沢を登ってさらに奥へ


    滝の前で記念撮影


    最後は一枚岩の滝で記念撮影

    報告者:ぶんちゃん

    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  
    AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

    2022年8日1日

    上毛高原駅に赤谷プロジェクトPRブースを設置しました。

     8月1日(月曜日)、上毛高原駅の構内に赤谷プロジェクトのPRブースを設置しました。設置期間は8月1日~8月26日の約1か月間です。ブースでは、赤谷プロジェクトの詳細や、赤谷プロジェクトサポーター活動、赤谷の森の動植物などを紹介するポスターの他、四季折々の美麗な写真なども展示しています。また、自然にまつわる漢字クイズ、広報誌「赤谷の森だより」等も用意していますので、上毛高原駅をご利用の方は、是非赤谷プロジェクトブースにお立ち寄りください!


    報告者:がきお


    これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
    また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。https://www.nacsj.or.jp/2022/07/31350/ 

    お問合せ先

    赤谷森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:0278-60-1272