8月6日は赤谷の日です。
天候:晴れ、参加者:15名、ホスト(赤谷の日運営):赤谷センター
【赤谷の日とは?】
赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤谷センターも参加しています。
(活動内容)
当日は、南ヶ谷湿地保全活動(アゼスゲ(外来種)の繁茂を防ぐための調査活動、改修堰の状況確認と補修工事)と、赤谷の森・観察コース魅力発見(小出俣林道沿線の森林空間・散策コースの現地案内)を実施しました。
1 南ヶ谷湿地の保全活動
南ヶ谷湿地保全活動では、7月期の活動にて外来種であるアゼスゲが湿地内に繁茂している実態が確認されたことから、湿地の保全対策と外来植物の侵食状況を早急に把握する必要からプロット調査を実施しました。現地に1.5m四方のプロットを3箇所設定し、(ア)根株部分を全て除去した地点、(イ)表面の茎のみ除去した地点、(ウ)茎が伸びたままの地点を設け、侵食の進み方を定点観察することとしました。今後、定期的に侵食状態を確認し、そのスピードを測り、湿地内の在来種への影響を防ぐ対策を検討していくこととしています。
2 赤谷の森・観察コース魅力発見
今回からの新メニューとして、参加者に赤谷の森の魅力を発見してもらう企画として、これまでに入山したことがなかった地域への現地案内を行い、新たな魅力を体験してもらうプログラムを設定しました。小出俣林道沿線にあるカツラの大木や、小出俣沢の源流を歩いて登り、上流に位置する滝の見学などを行いました。通常の森林教室や環境教育のメニューには含まれない区域でもあったことや、連日の猛暑の中、涼を求めたい参加者には大変好評な内容となりました。
報告者:ぶんちゃん
これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介していきます。
また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html
AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより