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知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。
ウトロに流氷が接岸しています。 網走地方気象台の流氷初日は1月21日でした。 昨年は1月12日でしたので9日遅い初日でした。(平年は1月21日) オホーツク海は、季節的に海氷ができる海洋の中で世界で最も低緯度に位置しています。 知床では海氷とともにもたらされる大量のプランクトンが基礎となり、それを食べる魚類や海棲哺乳類、陸上の生物にまでつながる海―川―森のダイナミックな食物網が形成されています。 写真はウトロ港の流氷と奥に知床連山です。 また、流氷とともにトド・オオワシなどが渡来します。 平年の流氷終日は4月11日とのことで、約80日間流氷を見ることができます。 流氷初日:視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日 流氷終日:視界内の海面で流氷が見られた最後の日 また、2月7日にはウトロ自治会や関係者と協力し国道沿いのガードレールに堆積した雪の除去を行いました。 これで、車を走っている方々も気持ちよく流氷を見ることができるようになりました。
(知床森林生態系保全センター 佐藤 祐吉)
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