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知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。 イベント予定地の下見(7月19日)先週末はなかなかの晴天に恵まれたウトロですが、本日はウトロを含む網走地方に低温注意報が出ており、寒いです。予想最高気温も13℃程度と、7月も中盤を過ぎる時期とは思えません。 来週から地元の小学校では夏休みが始まるというのに、現在の気温12.4℃です…
昨日、9月8日(土曜日)に予定しているイベント予定地の下見のため羅臼町内に行ってきました。 植樹をメインとした知床の森づくり体験のイベントです。 昨年のイベント時(9月18日)にミズナラの苗木を植栽した場所です。 食害防止のため、ヘキサチューブも併せて設置しています。(融)雪の影響か、ヘキサチューブが苗木ごと傾く姿が見られることがあるのですが、昨年の場所は問題ないようです。また、写真では見えませんが、チューブの中の苗木も順調に根付いているようです。
昨年はアカエゾマツも植栽したのですが、順調に根付いている様子でした。 (すみません。写真を撮り忘れました…)
イベントの内容及び募集開始については遅くとも来月上旬までにはホームページ等でお知らせできる予定です。 未来の知床の森をつくる体験イベントです。多くの方に参加していただきたい!!と思います。
先週末のボラ施設(7月12日)最近はぐずついた天気が多く、スカッと晴れた天気が待ち遠しいところです。 本日もウトロは雨が降っており、知床観光の一つの目玉である知床岬への観光船も条件付き運航のようです。
さて、先週末も微妙な空模様でしたが、 当センターの展示施設である知床ボランティア活動施設(通称”ボラ施設”)に団体のお客様が来館しました。
(その1) 土曜日(7日)の午前中、地元の小学生が木工作体験のため来館しました。 親子レク行事で、本来は海辺での遊びを予定していたのが、雨ではないものの不安定な空模様のため当センターでの木工作体験に変更したとのことです。親子合わせて総勢20名以上での来館です。
知床観光に来て残念ながら雨に降られてしまった際は、是非当センターにお越しください。 木工作体験はいつでもできますし、ロングランイベントなどもご用意してお待ちしております。
(その2) その日の午後、相変わらずさえない天候の中、東京農業大学オホーツクキャンパスの学生など11名が来館しました。 同学の講座「オホーツク学」の体験実習の一部として樹皮食害防止ネット巻き体験などを行うためです。 ボラ施設内での説明の後、林内に移動してネット巻き体験を実施しました。
同講座では、エゾシカを新しい地域資源として有効活用するにはどうしたらよいか、環境共生と生物産業ビジネスの観点から学んでいるそうです。
ネット巻き体験は主に環境共生の分野の話かもしれませんが、現状のエゾシカ個体数を前提とすればどちらか一方でよいということでもないと思います。同学で学んだ学生達が、そう遠くない将来、エゾシカ被害対策に力を発揮してくれるであろうことを願います。
今週末は3連休の方も多いかと思いますが、天気に恵まれるといいですね!!
知床岬を視察してきました(7月2日)知床世界自然遺産地域科学委員会の平成24年度第1回エゾシカ・陸上生態系ワーキンググループの2日目(6月24日)、急増するエゾシカの捕獲を進めている知床半島先端の知床岬を関係者約20名と視察しました。
知床岬周辺の仕切り柵や植生の状況の説明を受け、現地を確認する関係者の方々。
知床ではエゾシカによる樹木や植生への被害が深刻化しているため、エゾシカを仕切り柵に追込み、写真のような簡易小屋からエゾシカを狙撃し駆除をしており、今年は過去最多の216頭を捕獲したそうです。他の場所でもこのような対策を進めていくとのことです。
仕切り柵でエゾシカを駆除していない箇所は、エゾシカが好まないハンゴンソウが変わらず繁茂していました。
知床岬に往来する間には、ご覧のような様々な呈をなす、滝や岩場の風景なども見られます。運がよければ、イルカなども見ることが出来ます。ぜひ、知床の方へ足を運んでみてください。
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