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知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。 樹木医と、歩いて学んで体験する 知床の森(9月29日)9月29日(土曜日)、第116回森林レクリエーションin知床イベント「樹木医と、歩いて学んで体験する 知床の森」を開催しました(オホーツクみどりネットワーク共催、道民カレッジ「ほっかいどう学出前講座」併催)。
内容は、近年道内各所で問題となっているエゾシカによる森林生態系への被害への対処という観点で森づくり活動などを体験するものです。座学と森林散策を通じて森林内で行われている菌類や緑色植物などによる物質循環やそれへのエゾシカ食害の影響について学び、体験として森林保護活動としての食害防止ネット巻きと被害森林の一つの再生手段としてドングリの種まきを行いました。
倒木に生えたキノコを例に菌類のはたらきについて解説
イチイへの樹皮食害防止ネット巻きを体験
カミネッコンによるドングリ播種
当日の様子については後日このホームページ上にアップしますので、どうぞご覧ください。 (アップしました。こちらからどうぞ!)
漁火祭り(9月16日)9月15、16日に羅臼の漁港で開かれた漁火祭りに出展してきました。 当センターではお客様に丸太を切ってもらい、木のコースターを作っていただきました。 できた輪切りはやすりがけをした後、焼印やイラストをして完成です。 ノコギリを使うのが楽しかったのか何度も丸太を切りにくるお子様もいました。 準備していた名簿が足りないくらいの方が参加してくださいました。(約150名)
また、お客様に樹木についてのクイズを出題し、正解者には当センター特製のコルクコースターをプレゼントしました。 問題の答えが隠れている当センターのパネルを隅々まで読んでいただくことで、当センターの取り組みや知床が抱 えている問題点などに少しでも関心を持っていただけたのではと思います。 大学生と知床の森へ(9月14日)9月14日、「地域と企業」研修プログラムの一環として、東京農業大学(網走市)と龍谷大学(京都府)のみなさんが訪れてくれました。今年は全体で11名と少人数ではありましたが、若いパワー全開でエゾシカ食害を受けた樹木にネット巻きを行いました。
まずは森林センターの施設見学。大人にも人気の木のポンホロ沼。
ネットを担ぎ、いざ知床の森へ!! 森の奥へ奧へ・・・ 森で発見したシカの骨に興味津々。 ネット巻きのようす。 最後にハルニレの巨木に全員でネット巻き。 全員集合!記念撮影。
龍谷大学の皆さんの専門は「経済学」。 知床における資源の一つ「エゾシカ」と地域経済について考えるための体験のようです。
作業中には「まだ奧に行くの?」「こんな山の斜面よく歩くなぁ」「虫がいっぱいいて大変」などの声も・・・ ネット巻きの体験以前に、普段あまり森とは縁の薄い暮らしをしている彼らが、 このような知床の森に入ること自体が、貴重な体験となったのではないでしょうか。 知床らうすで海を支える森づくり体験!!(9月8日)9月8日(土曜日)、羅臼町内の国有林(春苅古丹地区)で森づくり体験のイベントを行いました。 例年実施しているイベントですが、今回は前回(昨年)とはうってかわって快晴の天気に恵まれました。
アカエゾマツの植樹の様子
ミズナラの植樹の様子。保護チューブも併せて設置しました。
そして… お楽しみの「羅臼の海弁当」。海の幸満載です。 作業後の空きっ腹に旬の旨さが染み渡ります。
イベントの詳しい様子についてはまもなくこのホームページ上でアップしますので、 是非ご覧ください。
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