5月末日に、中央環境審議会鳥獣保護管理小委員会が現地検討会を行いました。
この検討会は、エゾシカの食害に悩まされている知床において、どうやって自然を守っていくのか考えることを目的に行われたもので、現地を視察しながら関係者で意見交換が行われました。
当センターは地元関係機関の一つとして参加しました。

知床自然センターで、エゾシカとヒグマの関係について知床財団から説明が行われました。

シカを捕まえる為の、シャープシューティングや囲いワナの説明の様子です。

環境省が岩尾別川河口近くに設置した囲いワナを実際に見に行きました。
囲いワナ本体は撤去済みでしたが、ワナに入ったシカを追い込む箱の部分が残っていました。

木道を通って、エゾシカやヒグマがよく出没する五湖を視察しました。(こちらは一湖)

知床遺産センターで意見交換会を行いました。

その後エゾシカファームで、捕獲したエゾシカの加工や流通について意見交換を行いました。

シカ牧場、この時期は牧草地に放しているとのこと。
(知床森林生態系保全センター 今福寛子)
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