
知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。
2009年12月
2009年最後のごあいさつ(2009年12月28日)
今日は、カレンダーでは官庁御用納め、森林センターも今日が仕事納めです。
今年は、4月にセンターの事務所も世界自然遺産の入口であるウトロ地区に移転し、ウトロを本拠地として様々な活動をしてきました。ご協力いただきました多くの方々にあらためて感謝申し上げますとともに、新しい年も一層のご指導ご協力いただきますようお願い申し上げます。
今冬の知床は例年より雪が少なく、週末に若干積もりましたが、それでもセンターの前のキャンプ場の積雪は10センチメートル程度です。しかし、そこは「知床」このままで終わるはずもなく、これから雪も多くなり寒さも厳しくなってくるものと覚悟はしています。
この冬は「暖冬」という予報もありますが、やはり冬なのでこれから寒さは厳しくなってくるものと思います。
皆様が健康で新しい年を迎えられますことをお祈り致します。

2009年12月28日の国設知床野営場
羅臼に行ってきました(2009年12月18日)
本日、出張で羅臼に行ってきました。
今年の冬は雪が少なく、知床連山は真っ白でしたが、途中の道路は根北峠の一部を除いてアスファルトが乾いていました。
夏場は、ウトロ、羅臼間約35キロで1時間弱の道のりでしたが、知床横断道路が冬期間の通行止めとなった今は、約130キロとなり、2時間以上もかかるため、冬は羅臼に行く機会は少ないのですが、今後も機会がありましたら羅臼側の情報も提供していきたいと思います。

国道244号線(標津)から知床連山 「道の駅知床らうす」から国後
冬の知床(2009年12月17日)
12月も中旬となり、早いもので今年もあと2週間となりました。
知床もここ1、2週間で急に寒くなりました。まだ、地上に雪は積もっていませんが、山々は白く姿を変え、美しく雄大な景色は知床を訪れる者を楽しませてくれます。
これから森の中にも徐々に雪が積もっていきます。冬の森林は動物の痕跡や鳥の姿を観察するにはもってこいの季節です。樹木は冬芽をつくり寒い冬を耐えるための準備は万全です。
来年に入ったら冬の森林観察のイベントを企画していますが、どんな冬森を皆さんと観察できるか、今から楽しみです。

国有林野事業業務研究発表会(2009年12月14日)
12月10日、林野庁において、森林管理局等における現場業務の実行を通じて得られた森林の整備手法、森林環境教育等に関する取組成果を広く普及することを目的に、「国有林野事業業務研究発表会」が開催されました。
当センターからは、「知床における環境教育の推進について」~10年のあゆみから、効果的なプログラムを考える~と題し、森林環境教育や国民参加の森林づくり活動のプログラムや、フィールドのデザインについての検討を報告しました。
考察は、環境教育等に関する最近10年間のイベントの実施結果と参加者アンケートの集計・分析から行いました。
今後も、これまで頂いた参加者アンケートやご意見を参考に、皆様に求められるもの、喜んでいただけるプログラムを企画し、実施していきたいと思います。

クリスマスリース作り(2009年12月3日)
本日、第80回もりとのふれあい「森の恵みでクリスマスリース作り」を開催しました。
毎年、クリスマス前のこの時期に開催していましたが、今年はセンターが移転して初めてのウトロでの開催ということもあり、参加者は例年より少なかったですが、みなさん真剣にリース作りに取り組んでいました。
作っている過程では、どんなものができるのか不安そうな参加者もいましたが、完成したときには、参加者全員が世界に一つだけの自分のリースに満足していました。
2009年のセンター主催のイベントは今回が最後です。次回は、1月16日(土曜日)【冬休み企画】親子木工教室を開催しますのでみなさんのご参加をお待ちしています。

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