希少個体群保護林
以下のいずれかに当該する野生生物の個体群を有し、その個体群の存続のために保護・管理が必要な森林であって、野生生物の保護、遺伝資源の保護、学術の研究等に資することを目的として設定した保護林です。
北海道森林管理局では166箇所の希少個体群保護林を設定しています。
【保護・管理が必要な個体群】
ア)希少化している個体群 イ)分布限界域等に位置する個体群 ウ)他の個体群から隔離された同種個体群 エ)遺伝資源の保護を目的とする個体群 オ)特殊な立地条件の下に成立している個体群 カ)温暖化等の影響により将来的に消失が懸念される個体群 キ)その他保護が必要と認められる個体群
希少個体群保護林では、目的とする個体群の保護・増殖に必要な森林施業は可能とし、また、一時的な裸地の出現等、遷移過程ににおける撹乱が対象個体群の持続的な生育・生息に不可欠な場合には、必要な森林施業等を行うことにより、人為による環境創出等を行うことができることとしています。
(令和5年4月現在)
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計画保全部 計画課
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