APEC
APEC(アジア太平洋経済協力)の概要と林野庁の取組
APEC(Asia-Pacific Economic Cooperation)は、アジア太平洋地域の21の国と地域(エコノミー)注)が参加する経済協力の枠組みです。アジア太平洋地域の持続可能な成長と繁栄に向けて、貿易・投資の自由化・円滑化や地域経済統合の推進、経済・技術協力等の活動を実施しており、自主的、非拘束的、かつコンセンサスに基づく協力が特徴です。
林野庁では、アジア太平洋地域の持続可能な森林経営の達成に向けて、2011年から開催されている、森林・林業政策に関する情報共有や意見交換を目的とした「APEC林業担当大臣会合(MMRF)」及び、違法伐採対策及び合法木材の貿易推進を目的とした「違法伐採及び関連する貿易専門家グループ(EGILAT)会合」に参加しています。
注)参加エコノミー:オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、
パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国、ベトナム
APECについて詳しくは外務省の関連ページをご覧ください
APEC林業担当大臣会合(Meeting of Ministers Responsible for Forestry(MMRF))
APEC林業担当大臣会合は、2011年の第1回以降、これまでに5回開催されています。
第5回APEC林業担当大臣会合(2022年)
第4回APEC林業担当大臣会合(2017年)
ソウル声明(PDF : 89KB) 仮訳(PDF : 107KB)
第3回APEC林業担当大臣会合(2015年)
エダ声明(PDF : 35KB)
第2回APEC林業担当大臣会合(2013年)
クスコ声明(PDF : 95KB) 仮訳(PDF : 141KB)
第1回APEC林業担当大臣会合(2011年)
北京声明(PDF : 48KB) 仮訳(PDF : 188KB)
違法伐採及び関連する貿易専門家グループ(Expert Group on Illegal Logging and Associated Trade(EGILAT))会合
違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合は、年に2回、開催されています。
最近の結果については、以下のページをご参照下さい。
第27回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT27) (令和7年2月、韓国・慶州)
第26回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT26) (令和6年8月、ペルー・リマ)
第25回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT25) (令和6年2月、ペルー・リマ)
第24回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT24)(令和5年7月、米国・シアトル)
第23回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT23)(令和5年2月、米国・パームスプリングス)
第22回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT22)(令和4年8月、タイ・チェンマイ)
第21回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT21)(令和4年2月、オンライン)
第20回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT20)(令和3年8月、オンライン)
第19回違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT19)(令和3年2月、オンライン)
(参考)木材合法性の確認に有用な情報源を収集した資料集(コンペンディウム)
EGILATでは、2019年8月から2021年11月に、民間セクターが木材の合法性確認に際して抱える課題や、政府や国際機関等がとりうる民間セクターへの支援方策を特定するためのプロジェクトを実施し、木材合法性の確認に有用な情報源を収集した資料集(コンペンディウム)を取りまとめました。
政策テーマワークショップ「合法伐採木材の貿易・流通の推進」
「木材合法性の確認に有用な情報源を収集した資料集(コンペンディウム)」
(参考)「2020年森林面積目標」進捗評価報告書
APECでは、2007年に開催された第15回APEC首脳会議の「気候変動、エネルギー安全保障及びクリーンな開発に関するシドニーAPEC首脳宣言」において、2020年までにAPEC域内の森林面積を少なくとも2,000万ha増加させるという目標を採択し、2021年10月にその報告書を公表しました。
「2020年森林面積目標」進捗評価報告書の概要について(PDF : 535KB)
報告書のサイト(英語)はこちら
お問合せ先
林政部木材利用課木材貿易対策室
担当者:貿易第一班
ダイヤルイン:03-3502-8063