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 利根沼田署の森林や山へご案内!

12088月号表紙 

2012年8月    

2012年8月26日(日曜日) 

最後の追い込み

  子供さん方の夏休みもいよいよ終了目前。関係の皆さん方も追い込みのようで、今週の日曜日は一気に2つもイ

 ベント要請が…。まとまった夏休みなどない社会人(我々のことです)も、ちょっとだけ夏休みがほしいです~。

120826沼田環境と木の祭1 120826沼田環境と木の祭 

  こちらは沼田市の「環境と木の祭」会場。毎年、テントを一つお借りし、国有林のPRを兼ねてしおり作りのコーナー

を開いています。 しおりの台紙に貼る 山もみじの葉や山野草の押し花、カエデ類の種子などを季節季節にストック

しておいて今日の日に備えます。 5分でイベントロゴの入ったしおりのできあがり~。

120826伊勢崎キッズ 120826伊勢崎キッズ2

 一方、こちらは伊勢崎市の小中学生の皆さん「伊勢崎キッズ」が利根川水源の森林を訪ねてくださいました。

水育む森林をテーマに、ブナの森林に入って、森林と水の森林教室、ブナ植樹体験にトライです。 

 それでもどちらのイベントも天気が良くて幸いでした。                        (流域管理調整官)

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2012年8月25日(土曜日) 

武尊GSS報告6

 GSS業務も2ヶ月が経ちました。何回か同じルートを巡視していると、最初は気付かずに通り過ぎていたようなもの

にも目が向くようになります。自然は常に新しいってところかもしれませんね。今日はそんな道端にひっそりとある自

然を御紹介してみます。 

120825ブナ倒木

 

1 ブナ 倒木

  登山道脇に倒れるブナ。すでに朽ちかけて土になり

 始めています。倒れてもなお次代のブナを育てる豊か

 な土台として役だっています。こうした何世代にもわた

 る積み重ねが、保水力豊かな山そのものを支えてい 

 るんです。

 

 

 

 

 

120825ツキヨタケ

 

2 森の恵み? イエイエ…

  切り株からは美味しそうなキノコが…?でもこいつは

 毒キノコで名高いツキヨタケ。 次第に傘が黒くなるの

 で天然シイタケと間違われるのだとか…

 要注意ですよ。

 

 

 

 

 

 

120825コマツナギ

 

3 クララ? ハイジ…?

 棘のないニセアカシア? よく道路わきや、道路工事

跡の斜面などで見かける草本はコマツナギというマメ科

の植物。 根っこがしっかり張るために簡単に引き抜け

ないので馬を繋ぐのに使ったそうです。

 純日本産のコマツナギにはクララという呼び名があり、

青白い花が咲きます。根にアルカロイド系の毒素があ

り、噛むと苦くてくらくらするとか、幻影が見えてくらくら

するので眩草(くららぐさ)と呼ばれるのだそうです。

 伊勢崎から来た蝶専門の写真家さんに面白い話をう

かがいました。幻の蝶と呼ばれる絶滅危惧種のオオル

120825ヒバとカンバリシジミはクララしか食べない蝶で、現在は阿蘇と長野県北部

にしか生息してないと言われています。クララは森林化されてし

まうと負けてしまう低木なので、人の手が入る道路や耕作地の

周辺や、家畜が草を食べる草地が生息に向いている植物なの

で、耕作放棄され荒れてしまうと他の植物に負けて姿を消して

しまうそうです。人の営みとオオルリシジミの間には意外な関

係があったんですね。

 ところで、これはクララなんでしょうか?外来種のコマツナギな

んでしょうか?と聞くと「ボクは蝶専門なんで・・・」

 

 

4 相思相愛?

 ダケカンバを抱き込んでしまったアスナロの大木。

周囲の反対もあったでしょうが、心中も駆け落ちもせず志を貫

いたアスナロとダケカンバ。生まれる苗木はアスカンバだろう

か?ダケナロだろうか?末永く愛をはぐくんでもらいたいです。
 

120825コウモリ

 

 

5 ひっそりとお昼寝中

 自然環境センターの屋根裏に棲みついているウサギ

コウモリ。主に夜勤担当なので昼間は就眠中。こっそり

写真を撮らせてもらいました。

                         (武尊GSS)

 

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2012年8月24日(金曜日) 

120824ツチアケビ1なんじゃ こりゃ?

 これでも結構長い間、山の中を歩いてきたつもりだったんですが、まだまだ

変なものがいっぱいありますね、ここには…。

120824ツチアケビ2

 今日は赤谷の関係者Yさんらと1日山歩

き。目的地に向かって黙々と下向いて歩

いていたら、「あ これは…」とYさんの声。

 顔を上げてみると目の前にあったのがこ

れです。 なんじゃい これは?  

少々まがまがしささえ感じる真っ赤な姿。

ずいぶん分厚い葉だと思っていたら、実は

全て実なんですね。

「赤ソーセージの木」と名付けようと思った

んですが、すでに「ツチアケビ(土木通)」と

命名されているようです。  残念…。

  森林に住むラン科の植物で、共生菌に

完全依存しているので、もともと葉はない

とか、アケビに例えられている実も、タンニ

ンを多く含んでとても食べられないと知り

ました。 

120824コガネヤマドリ2

 

 結構珍しいものと聞いて、ちょっと儲けた気になって歩き出したら、またも

Yさん「おやおや これは…」としゃがみ込む。 後ろから覗き込んでみると、 120824コガネヤマドリ

 今度はそれこそ絵に描いたようなキノコ

がポツンと一つ…。

フワフワクッションかパウンドケーキ製

のキノコにしか見えないのですが、触っ

てみると重量感あって、やはり本物。

 イグチ科の「コガネヤマドリ」というキノ

コらしいのですが、本物に見えるまがい

ものの多い中、いかにも偽物っぽい本

物でした。

 

 それにしても、さすが自然観察のプロ

の方はよく見ている と脱帽です。

自分一人なら 足元だけ見たまま通り

過ぎてしまったかもしれません。

まだまだ…ですね。 (中澤 署長)

 

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2012年8月21日(火曜日) 

120821カメラ設置ぞろぞろと…

  クマ・シカ害に悩む南郷森林事務所です。 

  7月号にも掲載しましたが、今年のやられ方は特に

 ひどい…。何かさらなる対策の糸口を見つけ出してい 

 かねばならないところなので、まずは相手の顔でも見

 てやろうと実態調査をかけてみました。 

  ものはセンサーカメラ。これを被害の最も激しい林分

 のけもの道上に設置して、山の動物たちの動きをつか

 むところから…と考えました。カメラは7月からお盆ま

 での約40日間の設置です。            

       カメラ設置箇所は何もないただの人工林内          

 

120821驚く雌ジカ

 

 ま 来るわ来るわ… オリンピックじゃないですがパ

レードのコースになってるんじゃないか?ってぐらい通

りましたね。 まあ少し見てみてください。 

 

 

 

 

              フラッシュにビックリする雌シカ  

 

 

 

 120821雄ジカ 120821子鹿

                                                        立派な雄ジカも…                             当歳の子鹿も…

120821走り抜ける雌シカ 120821若シカ

                    走り抜ける雌ジカも…                    丸々太った若シカも…

 もちろん通ったのはシカばかりじゃありません。 バラエティにも十分富んでいました。

120821カモシカ 120821ニホンザル

                                                   悠々とカモシカが…             すばしこく逃げるニホンザルが…(左端)

120821ツキノワグマ 120821キジ  

            ついに来た! ツキノワグマが…             なんで…? キジまで利用してるの?(中央下)

  あとはイノシシだけですね…って、そういうつもりじゃないんですが、とにかくここは動物たちの主要国道みたいなと

ころだということが、よくわかりました。

 ● 豊かな動物相

 ● クマとシカ・サル、シカとカモシカも共棲?している

 ● 皆さん 栄養状態も良さそうで…

 

 個人的な印象になるかもしれませんが、全ての森林を防御・防衛で対抗するには限界があることも確かです。こうし

た位置付けに置かれた森林をどう扱っていくのか?まで含めて、対応策を考えていく必要がありそうです。

 それにしても、これだけ密度が高ければ、しょっちゅう見かけて当然だったわけです。 まずは以降、不意に出会っ

たりしないよう一層注意することにします。                             (南郷森林事務所) 

                                                           topに戻る  

2012年8月19日(日曜日) 

谷川GSS報告2

120819ヒメシャジン

  今日は管理署の業務課長とともに、天神尾根から

 谷川岳山頂までの往復巡視。時節の花々に主眼を 

 置いて回ってきました。

 

1 ヒメシャジン

  青空に吸い込まれてしまいそうな色のヒメシャジン。

 天狗の留り場の標高は約1700m。周囲には蛇紋岩が

 露出し、風の通りも良いため山頂付近と同じような植

 生が見られます。

120819シモツケソウ

 

 

 

 2 シモツケソウ

   霧に包まれた草原の中に咲くシモツケソウ。細やかな水滴を付けた花が  

  美しかった。

   同属のシモツケは漢字で「下野」と書き、下野の国(栃木県)に多く自生し

  ていたからというのが名前の由来とされています。しかし、特に栃木県だけ

  に多いというわけでもなく、全国の山地でよく見られる花です。

   個人的にですが、薄紅色の繊細な花糸が沢山集まった特徴的な花と、

  水滴のように見える蕾の様子などから、霜(露)付け草とする方が、風情が

  あるし、この花のイメージにぴったりだと思っています。

 

 

120819しおり配布01

 

3 登山の皆さんと 

  行き交う登山の皆さんに、しおりを手渡して話のきっかけを作る。

 山や天気の状況をお伝えし、皆さんからはいろいろな感想を聞か

 せていただく。しおりはお子さんを中心に配っていますが、皆さん

 の山を楽しむ笑顔を見られるのがとてもうれしい。

 

120819ミヤマトウキ

 

 

 

 

 

4 ミヤマトウキ

  登山者で混雑するのも、オキノ耳(1977M)まで。その先の奥の院ま

 ではわずかな距離だが、ここまで来ると人影もまばらで、沢山の高山

 植物が出迎えてくれます。写真は特有の香りを漂わせているミヤマトウ

 キ。この時期、他にもミヤマウイキョウ・イブキボウフウ・ハクサンフウロ・

 イブキジャコウソウなど花の数が多く見られます。

 

120819キンコウカ

 

 

 

 

 

5 キンコウカ

  幽の沢の流れに沿って咲いていたキンコウカ(金光花)。多量の残

雪の残る沢筋では、遅くなって開花時期を迎える植物が目立ちま

す。 上越国境周辺など雪の多い山岳地帯では、元々高山帯に生

育している植物が、雪崩によって運ばれてきて、本来よりも標高の

低い場所で見ることが出来るのも魅力の一つとなっています。

 

                                (谷川GSS)

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2012年8月19日(日曜日) 

120819ブロック01冬のなごり

 今年の上越の山々には、まだ今冬の豪雪の余波

が残っています。「こんなところにまだ…」という感じ

で固く凍った雪に出会います。

 

 

 

 

 

        渓筋に残る雪渓の残骸 

        付近は冷気がもやのように漂います

 

 

 

120819雪渓崩壊

 小さい写真ですが、あの崩れ残った

断面は4m以上あるんですよね。それ

があっさりと崩れます。

 夏の雪渓はとても不安定です。堅さ

はコンクリート並み、もろさは板ガラス

並みという感覚ですか。

 

 

 

 

 

 

120819スノーブリッジ

 

 涼しさを求めて潜り込んだり、乗っかっ

たりはもちろんのこと、近づくことすら危

険な代物です。 こちらも君子危うきに

近寄らずでお願いします。

             (中澤 署長)

 

 

  

        今にも滑り落ちそうな…

 

 

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2012年8月18日(土曜日) 

武尊GSS報告5

 今週は武尊山と武尊牧場周辺の巡視です。まだまだ暑い日が続くとはいうものの、そろそろ山には秋の気配が感

じられるようになってきました。今日はそんな景色も含めての御紹介です。

 

120818トレイルランナー1 山スタイル

  前武尊山頂で出会った一団。山ボーイ?なのかと

 思ったら、川場村で9月に開催されるトレイルランニン

 グの試走の皆さんでした。どうりで軽装かつカラフル

 だと思いました。 それにしても皆さん気合満点です

 ね。当日は頑張ってください。

 

 

120818リンドウ

 

 

 

 

 2 花はもう秋

  山中で見られる花々はすでに秋を感じる花になっています。これ  

 はオヤマノリンドウ。里の方へ下ってくると、ヤマブドウの実もずい

 ぶんと大きくなってきました。

120818ヤマブドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

120818トンボ3 肩にも初秋…

  武尊牧場へ向かってゆっくりと歩いていると、いつの

 間に肩にトンボが羽を休めていました。このグリーンの

 目はオニヤンマですね。

  蜻蛉(トンボ)の季語は「秋」です。たぶんこのオニヤ

 ンマではなく「赤とんぼ」がイメージなのでしょうけど…

 100mほど一緒に歩いて、ツイッとどこかに飛んでい

 きました。

 

 

 

 

120818オオハンゴンソウ

 

 4 日本の秋には似合わない

  道端に群生するこの大ぶりな野草。見るからに派手

 で日本の野草らしくないと思いませんか。

  オオハンゴンソウです。野山にはびこり、グングンと

 生息域を広げる困った外来種の一つです。森林管理

 署も地域の皆さん方と除去活動を行っているのです

 が、拡大に追いつけません。 皆さんもこの花を覚え

 て、ぜひ除去に御協力を!

 

 

 5 さて今日の色どりです。

  花はソバナとウツボグサ。最後の蝶は、暑さゆえ水分を求めてのことなのでしょうか?何もないところに群がってい

 るように見えて、少し不思議でした。                                 (武尊GSS)

120818ソバナ 120818ウツボグサ 120818蝶もまいっています

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 2012年8月16日(木曜日) 

お盆明け 利根沼田

120816夏空01

ギラギラの夏空

里も山も 今日の暑さは変わりませーん

 ブナの木陰に隠れても

木漏れ日がすでに暑いです

120816ブナ

 

120816入道雲 大汗かいて下界に降りてくると、

南の赤城山の上には大入道雲。

これは 前橋方面は大夕立か? と眺めていたら

違う方から「ゴロゴロ…」の音

  120816夏空03

 振り仰げば 

黒雲が押し寄せてきたのは西から

降られるのはこっちだったみたいです。 

 盆明けもまだまだ暑い日が続きます。

暑さにも雨にも気をつけていきましょう。

                       (中澤 署長)

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2012年8月12日(日曜日) 

武尊GSS報告 4

120812ブナ平

 今日は玉原高原のブナ平~鹿ノ俣山コースを歩きます。 

 ブナ平はその名の通りブナの巨木が林立するすてきな森です。新緑・盛夏・黄葉時期など季節折々の素晴らしい

景色を作ってくれて、訪れる皆さんを喜ばせてくれます。 今の季節はブナの木立が作る光と影のコントラストが特

に素敵です。120812危険な枯枝

  

 …と、ブナの森を見上げながら歩いていたら、歩道の

真上にイヤな物を見つけてしまいました。木の又に引っ

かかってぶら下がる太い枯枝です。とても手の届く高さ

ではなく、落とすこともできないのですが、「これはいか

んわい。」

 

 

 

 

 

120812危険表示

そこで早速 危険表示の立て札を立てました。 皆さんが注意して歩いてくだ

さるようくれぐれもお願いいたします。

ブナ平は比較的整備された歩道があるとはいっても、やはり自然のまっただ

中です。 そしてできる限り自然の推移に任せる場所ともなっています。

訪ねていく私たち自身が、ここは決して安全な場所ではないことを十分に知っ

ておいていただきたいと思います。

120812シール配布

 

 

 

 

 

 

 

  こうした注意喚起を含めて、皆さんにリアルタ

イムの情報をお知らせするのも、我々GSSの業

務です。 どうぞ見かけたらお気軽に声をかけて

ください。

 

 お子さんに手作りシールを はい!どうぞ 

120812玉原湖遠望

 

 

 さて、今日の予定である鹿ノ俣山へ向かいましょう。

次第に標高を上げるにつれ展望が広がってきて、気

持ちの良い尾根歩きができるコースです。 

 

 

 

 

 

 

 

120812鹿ノ俣山

 

 

山頂付近では、60人ほどの子供さんの団体とすれ違いました。

鹿ノ俣山頂はとてもこじんまりとした山頂なので、これだけの人たちがお弁当

を広げるには少々狭いかもしれません。 他の登山者の方々もいらっしゃる山

頂ですので、注意と配慮を引率の方にお願いさせていただきました。

 

120812クマのかじり痕

下りがけに見た標識ですが、どうして傷ついているのか御存じですか?

これはクマのかじった痕なのです。 ペンキやニスの臭いが好きなのでしょう

か? それとも逆で、「縄張りにこんなものを立てやがって…」という怒りの攻

撃なのでしょうか? 標識の幾つもが同様の被害を受けています。

まさか 食べ物とは思っていないよな…??

 

今日は いつものように花ではなく、山中で見つけたあでやかな2枚を御紹介。

120812タマゴダケ 120812カミキリムシ

左はタマゴタケです。 食用になる?とかならない?とか、諸説あるようですが、君子危うきに近寄らず。

ラーメンスープに浮かぶ味付け煮玉子を思い出してしまいました。

右はルリボシカミキリ。学名のロザリア・バテッシのロザリアは「可憐な女性」を意味する言葉だそうです。確かに貴

婦人の色合いをしていますかね? でも、この魅惑的な色合いは生きている間だけだとか。死ぬと茶褐色に変色して

しまうそうです。 「やはり野に置けレンゲソウ」ですね。見つけた時にはそ~っと見守ってあげてください。

                                                            (武尊GSS)

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 2012年8月10日(金曜日) 

できたっ!120810何ができるかな?

  今年で4回目となる署主催の「夏休み 森林の工作 

 会」。多くの子供さんお母さんに参加いただき、ありが

 とうございました。

  スタッフ一同、山へ行ってはコツコツと集めてきた材

 料が、一生懸命な子供さんたちの手で創意あふれる

 69個の芸術(?)作品に生まれ変わるのを見ながら、

 1日を楽しく過ごさせていただきました。

  凝った物や大作も多く、夏休みが終わって学校に提

 出するまで無事でいてくれるか? が心配です。   

 みんなソ~ッと持って帰るんだよ~。 

 

  では、今年の全作品集(PDF:6,544KB)を一気にま

 とめてみました。 どーぞ 御覧になってください。   (流域管理調整官)

                                                             topに戻る                                         

 2012年8月5日(日曜日) 

沼田 夏祭りです

120805沼田祭  8月3~5日は地元沼田市の夏祭りでした。

  ただ… 私は山へ出かけていたので見られ

 たのは最後の最後だけ…。それでも商店街は

 すごい人出でした。

  ここは自宅のすぐ近く。祭会場からすれば端

 の端なのですが、人でいっぱい。皆さん最後ま

 でお祭を目一杯楽しんでいるようでした。 

 

 

 

120805まんどう

  沼田祭はとても大きなお祭りで、

 ・ 天狗御輿(みこし)

 ・ 千人踊り

 ・ 各町から出される屋台(まんどう)

 などが3日間 町を練り歩くんだそうですが… かろうじて見られたのが、

 この 「は組(西原新町)」の「まんどう」。

 私の実家の方の祭と比べたら、これ1つだけでも「すげ~」ってところなんで

 すが、全部で御輿やらまんどうやらが30基ぐらい出ているんだそうですね。

 来年こそはしっかり見物します。

                                  (中澤 署長)

 

 

 

 

 

 

 

                                                                  

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2012年8月4日(土曜日) 

こちら 谷川GSS

  谷川岳GSSです。

 我々の活動エリアは一ノ倉出合~土合~天神平~谷川岳のいわゆる谷川岳の表玄関。夏のシーズンには、散策

を楽しむ方から本格的な登山の方まで、多くの皆さんと行き交うことと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

120804避難小屋清掃1 熊穴沢避難小屋 

 

  天神平から谷川岳に向かう登山者が、ちょうど一息

 つきたくなるのが避難小屋辺り。そのため、狭い場所

 なんですが、いつも多くの方で賑わっています。

  皆さん大変きれいに使ってくださっていますが、泥土

 やわずかなゴミが次第次第に溜まります。今日は軽く

 掃き掃除をしました。 常に気持ちの良い避難小屋・

 休憩スペースであるよう願っています。

 

 

 

120804アオシャチホコガのフン 120804アオシャチホコガの幼虫

2 アオシャチホコガ

  一ノ倉へ続く旧道を歩いていると、食べかけのブナの葉と薄緑の粉状のものが大量に散らかっていました。

 こいつは毛虫のフンです。どうやら今年は、ブナを好んで食べるアオシャチホコの幼虫が大量に発生しているらしい

 です。こいつらは時々大発生して、ブナの食害が起こるほどになるので心配です。ブナを枯らすところまではいかな

 いのですが、葉っぱをのきなみ食い荒らしてしまうのです。 大丈夫かな? 

120804まむし岩  120804誰だ!

3 誰だっ!

  マチガ沢出合の左岸に大きな岩があって、「まむし岩」と呼ばれているのですが… 誰かわざわざ欠いた人がいる

 ようです。それも道端すぐの、誰もが目に付くようなところ。すれ違った多くのお客様などからもお話をいただきまし

 た。 本当に無駄な労力の上に、後から訪ねてくる方々を不愉快にさせるだけの不要の行為です。

 どうぞ御注意をお願いいたします。

                                                            (谷川GSS) 

                                                              topに戻る 

2012年8月4日(土曜日) 

120804夏空 涼景

 

 今年の夏も暑いですね。 

 こんな休日こそ涼しい山へ…と言いたいところです

が、3千mのアルプスならばいざ知らず、天気が良けれ

ば山でも暑いのがこの季節です。

 

 そんな季節ならではの登山スタイルが沢登り。この谷

川連峰は、有名な一ノ倉などでもおわかりのように大き

な大きな岩山です。 周辺の渓筋も岩盤が発達して、険しいけれど美しい渓谷があることでも知られています。

今日はそんな自然の「涼景」を御覧ください。

 120804ナメ滝 120804滝登り

 沢登りは、古くからの日本独特の山登りスタイル。尾根歩きとは違って、冷たい谷川の水と渓谷ならではの涼しげ

な景色を楽しむ山登りです。

120804スノーブリッジ

 盛夏でも時にはこんな雪渓(スノーブリッジと呼ばれます。)が残っていることもあります。 近くまで来ると冷気で

寒いぐらいです。

120804大滝

 盛夏にも枯れない豊かな渓流の水は、森林の

貯水機能のたまものです。 土壌から地下水脈

を通ってきた水の甘く、冷たいこと!

暑さにやられ気味の体も生き返った心地です。

 

 残念なのは、誰もが体感できる場所ではない

ことです。 こうした渓谷には涼しさがある反面、

リスクもいっぱいです。写真に登場する登山者た

ちは、訓練と経験を積んでから来ている方々ば

かりです。

 

 せめて少しだけ涼しさをおすそ分け でした。                                                                                    

                   (中澤 署長)                                                                              

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利根沼田    森林管理署

署外観

利根沼田署は群馬県沼田

市にある森林管理署です。

県北地域の谷川連峰、上

州武尊山、日光白根山、

赤城山などの山岳域を主

体に約10万haの国有林を

管理しています。

ここでは国有林の風景、国

有林の仕事、地域の様々

な出来事などをデジカメで

切り取って、皆さんにご紹

介させていただきます。

 

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当署の同居人です。自然と

人との共生を目指して、赤

谷国有林で様々な方々と

協働の日々を送るスタッフ

たちのブログです。

 

 

お問い合わせ先

利根沼田森林管理署 
ダイヤルイン:0278-24-5535
FAX:0278-24-5562

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