生物多様性の保全
九州・沖縄国有林の生物多様性
九州・沖縄は南北約1,200kmに及ぶ亜熱帯の森林、暖温帯の森林、冷温帯の森林が連なる世界でも珍しい地域です。海岸部に成立するマングローブ林、葉が厚く光沢のある照葉樹林、秋には紅葉し落葉する落葉広葉樹林等変化に富む彩り豊かな森林が広がっています。
シカによる森林被害の現状
九州森林管理局では、これまで植栽木や植生の保護のためのシカ侵入防止ネットの設置を行ってきましたが、シカによる生物多様性や農林業への被害の大きさに鑑み、シカの個体数調整のための効果的、効率的な捕獲技術の開発等に取り組んでいます。
→九州森林管理局のシカ被害対策への取組状況について詳しくはこちら
九州国有林の生物多様性保全に向けた取組
我が国を代表する原生的な自然や主要な森林生態系の保護、特徴ある森林など貴重な生物が多数生息・生育する地域を重点的に守るため、さまざまな取組を行っています。
九州森林管理局の主な取組
世界自然遺産や我が国を代表する森林の保護 |
・人工林の適切な整備 ・森林を結びつけるネットワークの形成・充実 ・原生的な森林(照葉樹林)の再生・復元) ・シカ被害対策(植生保護、捕獲等) 自然災害からの再生 ・奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会について |
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:096-328-3612