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シカによる森林への被害状況 ~生物多様性等の変質・喪失状況~

九州のシカ被害状況

剥皮被害

スギ造林地被害

下層植生が消失 上木も剥皮被害

柵を張っても食害を受けるスギ造林地

ブラウジングライン

ヒノキ剥皮害

下層植生や枝葉の採食により1.5m程度以下の植生は皆無(赤線は「シカライン」)

ヒノキの剥皮 経済価値が毀損

ヤマシャクヤクとバイケイソウ

忌避植物

有毒植物(ヤマシャクヤクとバイケイソウ)のみが占有する林床

林道周辺 緑に覆われているがシカの嫌いな草本類ばかり

 

 

御池

御池

熊本・宮崎県境 白鳥山周辺(1997年)

(五木・五家荘の自然より転載)

左右は同一箇所

この10年で下層植生が喪失

同左(2009年 撮影:小路和彦氏)

 

 

九州以外の地域におけるシカ被害の状況

大台ヶ原

著しく過剰なニホンジカ密度(三重県大台ヶ原)

北海道

高知県

防シカ柵内のみに残る林床植生(北海道)

林床植生の消失(高知県さおりガ原)

神奈川県

神奈川県

林床植生の消失(神奈川県弁当沢)

防しか柵内のみに繁茂するササ(神奈川県)

 

お問い合わせ先

計画保全部保全課
ダイヤルイン:096-328-3542
FAX:096-353-1965

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