森林環境教育モデルコース(全23箇所紹介)
森林環境教育モデルコースについて
- 関東森林管理局では、従前から開かれた「国民の森林」の実現に向けて、森林教室、体験林業等の実施やこれらの活動の場となる「遊々の森」等のフィールドにおいて、森林環境教育の推進に向け取り組んできたところです。
自然観察や林業体験で子どもたちに新しい発見を・・・
- このような中、平成28年度に新たな森林・林業基本計画が策定されるとともに、「美しい森林づくり推進国民運動」を政府一体となって展開しています。
- 総合的かつ計画的に森林環境教育等の充実を図ることが求められるなど、今後とも、森林環境教育の機会を子どもたちをはじめとする国民の皆様に広く提供することが必要となっています。
- このため、関東森林管理局におきましては、教育関係機関、NPO団体等と連携しながら、学校等教育機関が体験活動等を実施するためのフィールドの提供、森林管理局・署等による森林教室、森林・林業体験活動及び情報提供や技術指導等について、一層推進していくこととしています。
- 特に、次代を担う小中学生が、森林とふれ合い、森林・林業について学び、木材利用の意義等も含め森林の持つ機能等について考え、自然の大切さや愛する心を育む機会を持つことは重要です。そのため、従来から学校等教育機関が比較的手軽に利用されている日帰りコースを基本として、子どもたちの森林環境教育に活用しやすいフィールドを「モデルコース」として位置づけ、各コースの特徴を紹介したコース集を作成しました。
- 学校等教育関係機関、地方公共団体、NPO及び森林・林業関係者の皆様が森林環境教育を企画される際などにご活用ください。
森林環境教育
高尾森林ふれあい推進センター
- 高尾森林ふれあい推進センターでは。幼稚園の園児、小学校・中学校・高等学校の児童生徒や大学の学生等の教育機関、地方自治体等からの依頼により、森林の働きや森林・林業の大切さ等の学びの場として森林教室や体験林業、ネイチャークラフト等のイベントを実施しています。
- 高尾森林ふれあい推進センターの森林環境教育について(PDF : 594KB)
- 詳しくは「こちら」を御覧下さい。(高尾森林ふれあい推進センターのHPへ)
モデルコース
- 各コースの利用を検討される際には時間的余裕をもって、事前に関係森林管理署等に現地の状況をお尋ね下さい。
森林管理署等のモデルコース
森林管理署等名 | モデルコース名 | 所在地 |
---|---|---|
福島森林管理署 白河支署 | 阿武隈川源流・甲子の森 羽鳥湖畔散策道 |
福島県西郷村 福島県天栄村 |
会津森林管理署 | チゴユリの森 | 福島県会津若松市 |
会津森林管理署 南会津支署 | ブナ平自然観察教育林 | 福島県桧枝岐村 |
棚倉森林管理署 | 八溝山遊歩道 滝川渓谷 山本不動尊キャンプ場 |
福島県棚倉町 福島県矢祭町 福島県棚倉町 |
茨城森林管理署 | 御前山風景林 | 茨城県城里町 |
日光森林管理署 | 足尾荒廃地 千手の森 |
栃木県日光市 栃木県日光市 |
塩那森林管理署 | 那須街道赤松林の森 那珂川の源流を探る |
栃木県那須町 栃木県那須塩原市 |
群馬森林管理署 | 小根山森林公園 | 群馬県安中市 |
吾妻森林管理署 | 草津森の癒し歩道ロイヤルコース 草津森の癒し歩道サイクリングロードコース |
群馬県草津町 群馬県草津町 |
中越森林管理署 | 当間山のブナ林 | 新潟県十日町市 |
下越森林管理署 村上支署 | 瀬波いこいの森 | 新潟県村上市 |
上越森林管理署 | 妙高笹ヶ峰癒しの森 関川源流部の森林 |
新潟県妙高市 新潟県妙高市 |
天竜森林管理署 | 天竜スギの高齢級人工林 | 静岡県浜松市 |
伊豆森林管理署 | 森の巨人太郎スギ 八丁池とブナ林 間伐を学ぶ |
静岡県伊豆市 静岡県伊豆市 静岡県伊豆市 |
お問合せ
- 国有林の中には今回紹介したコースのほかにも、森林環境教育等に利用できるフィールドがたくさんあります。また、森林管理署等と学校等が協定を締結し、継続して森林環境教育等に利用できるフィールドを国有林内に設定できる「遊々の森」制度もありますので、関東森林管理局技術普及課または最寄りの各森林管理署等にお問い合わせ下さい。
お問合せ先
森林整備部 技術普及課
ダイヤルイン:027-210-1176