知床半島の厳しい冬が過ぎ去り、春の到来もつかの間、昨今の急激な気温上昇も相まって、瞬く間に木々が鮮やかな緑で芽吹き始めたのと足並みを揃えるように、ここウトロへ”みどりの女神”が来訪しました。
「2015年度 ミス日本 みどりの女神」 みどりの広報大使 佐野加奈さん
生まれて初めて北海道を訪れたという佐野さんは、5月31日と6月1日の2日間に渡り、今年世界自然遺産登録10周年目を迎える知床で大自然と触れあうとともに、北海道森林管理局が行っている知床での業務内容を学んでいかれました。
知床ボランティア施設見学
エゾシカの角を手に取り、職員の説明に耳を傾けます。
シマフクロウの人工巣箱 知床半島の衛星写真。施設のおおよその位置。
野営場敷地内にある「エゾシカ捕獲用囲いワナ」にて捕獲事業の概要を説明

扉開閉シミュレーション
囲いワナの内部にも入ります。
自動捕獲装置の仕組み説明
知床八景のひとつ「オシンコシンの滝」

この時期は水平線へ沈む夕景を見ることが出来ます。
佐野さんも感慨深げに見入っていました。

(次回掲載)
みどりの女神 知床訪問(その2)へ続く・・・
(知床森林生態系保全センター 和田 哲哉)