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知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。
知床ロングトレイル構想(9月11日)知床エコツーリズム戦略で定められた手続きに則って、今年6月に提案のあった知床ロングトレイル構想の候補地を歩いてきました。 これから歩道をつけたいという提案なので現地にまだ道はありません。提案者である知床ガイド協議会の方の案内の下、知床峠下の標高約600メートル付近から森林内に入り、下りながら歩道開設の可能性を探ることにしました。予想通り猛烈なチシマザサの藪で、すぐ前を歩く同僚を見失いそうになります。 藪の中で大きな実をつけたイワツツジを見つけました。 ポルチーニ?を発見 でも世界遺産区域内なので採取はご法度です。 進むにつれ藪が薄くなり、見通しが利くようになりました。
振り返ると羅臼岳が見えました。 ヒグマの爪あとが数箇所にありました。 藪の薄い森林内をどんどん下っていくと、今度はハナビラタケ(マツマイタケ)。 ポンホロ沼まで降りてきました。水は全くなく、一面に背の低いシダが生えていました。 予定した10キロメートルを歩いた後、ウトロの世界遺産センターに提案者と関係行政機関などが集まり、このロングトレイル構想について実現可能かどうかも含めて話合いを行いました。
(知床森林生態系保全センター 荻原裕) |
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