『森の国・木の街』づくり宣言


1.「森の国・木の街」づくり宣言について
日本は、国土の約7割を森林が占める世界有数の森林国です。この豊かな森林資源を次世代に継承するとともに、地球温暖化の防止や地域の活性化を図っていくためには、「植えて、育てる」とともに木を積極的に「使う」ことが欠かせません。特に、木材は建築物等に利用することで、森林が吸収したCO2を都市に長期間固定することに加え、製造時のCO2排出量が少ないことから、木材利用は地球温暖化の防止に貢献します。農林水産省では、森の国らしい国づくりに向けて、森林資源を循環利用し、全国で街の木造化を進める「森の国・木の街」づくりに取り組んでまいります。この推進にあたり、地球温暖化対策推進法に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)において、木材利用の効果が新たに位置付けられる方向性を取りまとめました。
これを契機に、令和7年10月1日より、自治体や企業等の皆さまが、建築物の木造化などの木材利用の推進や、木材利用の効果の見える化に取り組むことを宣言する「『森の国・木の街』づくり宣言」の募集を開始します。皆様の積極的な参画をお待ちしています。
〇宣言文
「森の国・木の街」づくり宣言(PDF : 434KB)
「森の国・木の街」づくり宣言(署名用)(PowerPoint:3,920KB)
〇概要・チラシ
「森の国・木の街」づくり宣言の概要(PDF : 468KB)
「森の国・木の街」づくり宣言のチラシ(PDF : 1,179KB)
2.参画のメリット
宣言に参画いただいた自治体・企業・団体の皆様を林野庁のウェブサイトで公表するとともに、農林水産省から、建築物の木造化などの木材利用や、木材利用の効果の見える化などに関連する情報の提供等を行います。また、宣言について自社のウェブサイトや名刺などに記載するなど取組をPRすることで、環境意識の高い自治体・企業等として社会的評価の向上につながることが期待されます。3.募集の方法について
本サイトにて、登録フォームを作成して募集を開始する予定です。令和7年10月1日より開始になりますので、しばらくお待ちください。
4.募集に係るご質問について
下記のとおり募集に係るQ&Aを掲載しますので、ご確認ください。「『森の国・木の街』づくり宣言」のよくあるご質問(PDF : 96KB)
5.関連情報
SHK制度(温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度)において、木材を使った建築物等を新築等による所有することとなった企業や自治体が、自らの温室効果ガス排出量から、その木材利用による炭素貯蔵量を差し引いて報告することができるよう規定を改正予定です(令和8年4月施行予定)(参考)温室効果ガス算定・報告・公表制度:林野庁
6.参考資料
「森の国・木の街」の実現に向けて(R7年9月22日更新)(PDF : 2,777KB)お問合せ先
林野庁林政部木材産業課
担当者:保坂、長田、根橋
ダイヤルイン:03-6744-2293