天然林からの持続可能な木材供給に向けた取組
令和7年3月13日更新 |
北海道森林管理局において管理経営を行う国有林のうち、天然林は全体の約8割である約221万ヘクタールを占めています。この天然林の資源量は、総量としては回復傾向にある一方、ササの繁茂やエゾシカの食害により後継樹が更新できず、老齢の高木だけが残存し公益的機能が劣化している箇所も見られます。 こうした公益的機能が劣化した天然林において、これを回復させることを目的に、成長の衰退した樹木の伐採と更新補助作業を行う「樹群択伐天然更新施業」を試行的に実施していくこととし、令和6年度は、有識者を交えた検討会を複数回開催し、試行箇所の選定及び施業方法の検討を行いました。
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1 現地検討会樹群択伐天然更新施業を実施するための有識者を交えた現地検討会(令和6年9月30日、空知森林管理署) |
2 検討会とりまとめ(ア) 樹群択伐天然更新施業試行地区設定等業務報告書(令和7年3月) (分割版1:P1~P22(PDF : 16,171KB)、分割版2:P23~P26(PDF : 24,926KB)、 分割版3:P27~P30(PDF : 26,934KB)、分割版4:P31~P55(PDF : 28,927KB)、 分割版5:P56~P75(PDF : 8,155KB)、分割版6:76P~111(PDF : 11,894KB)、 分割版7:P112、P113PDF : 27,954KB)、分割版8:P114P、115(PDF : 26,632KB)、 分割版9:P116、P117(PDF : 27,773KB)、分割版10:P118~P125(PDF : 25,049KB)) (イ) 樹群択伐天然更新施業実施マニュアル(試行版)(令和7年3月) |
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令和5年度までの取り組み北海道森林管理局では、森林の多面的機能を持続的に発揮するため、立地条件や森林の現況等に応じた施業を行い様々な林種・樹種・樹齢からなる森林をつくる「多様な森林づくり」を進めています。その一環として、令和5年度には、北海道森林管理局の職員を対象に「樹群択伐天然更新施業」という新たな施業方法について現地勉強会を開催しました。 |
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