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近畿中国森林管理局

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    技術普及に向けた現地検討会(2017年)

    シカ被害防護対策並びに列状間伐の普及に向けた現地検討会を開催

    近畿中国森林管理局は森林総合研究所関西支所と連携した取組として、10月12日、岡山県備前市の大師谷(だいしだに)国有林で、シカ被害防護対策(シカ被害から植栽木・稚幼樹を守るために)の現地検討会、10月13日、同県新見市の入開山(いりがいやま)国有林とおかやまの森整備公社造林事業地で、列状間伐による山づくり(森林管理局最初の列状間伐(平成2年実施)実施林から考える)の現地検討会を開催しました。
    2日間で、林野庁、四国森林管理局、近畿中国森林管理局管内の林木育種センター関西育種場、府県、府県研究機関、県公社、市町村、森林組合、鳥獣被害対策協議会等から、延べ166名の参加がありました。


    1日目(平成29年10月12日)
    シカ被害防護対策の現地検討会・大師谷国有林

    近畿中国森林管理局高井森林整備部長と森林総合研究所関西支所松本支所長の挨拶により現地検討会が始まりました。この日は、テレビ局の取材もありました。

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    近畿中国森林管理局高井森林整備部長

    森林総合研究所関西支所松本支所長

    森林総合研究所多摩森林科学園小泉研究専門員からシカ被害対策のための基礎知識について、近畿中国森林管理局森林技術・支援センター瀧岡副所長から、防護柵による効果的なシカの防除、(ウ)シカの首用くくり罠の有効性について説明しました。

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    森林総合研究所多摩森林科学園小泉研究専門員


    近畿中国森林管理局森林技術・支援センター瀧岡副所長


    参加者全員で斜め張り防護柵、飛び越え防止テープなどを実際に間近で観察しました。

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    説明を聞く参加者

    斜め張り防護柵

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    立木の防護柵支柱利用


    飛び越え防止テープ


    近畿中国森林管理局森林技術・支援センター瀧岡副所長から、シカの首用くくり罠の設置などについて説明しました。  

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    近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター瀧岡副所長

    意見交換で参加者から、「シカ防護柵のメンテナンスの重要性を認識することができた。」、
    「首用くくり罠を初めて見た。設置が容易であることなどが分かり、大変興味を持った。」などの意見がありました。

    【現地検討会資料】
    ( 資料1 ) シカ被害対策のための基礎知識(PDF : 4,376KB)
    ( 資料2-1 ) 大師谷国有林斜め張り箇所図面(PDF : 68KB)
    ( 資料2-2 ) 造林地におけるシカ害防止対策とコストの実証について(とりまとめ)(PDF : 3,178KB)
    ( 資料2-3 ) ニホンジカ等の獣害から植栽木を守るために(PDF : 4,244KB)
    ( 資料2-4 ) 鳥獣被害防止対策(PDF : 858KB)


    2日目(平成29年10月13日)
    列状間伐による山づくりの現地検討会・入開山国有林ほか

    近畿中国森林管理局中村技術普及課長からの列状間伐のメリット・実施状況・低コスト効果についての説明の後、公社造林事業地に移動しました。現地では、新見市森林組合山田参事から森林組合の概要や定性間伐とのコスト比較について説明するとともに、定性間伐から列状間伐へ切り替える際にどのように森林所有者から納得を得たかについて、経験に基づいて具体的な説明がありました。新見市森林組合では、搬出間伐(利用間伐)の約9割を列状間伐で実施しています。なお、この日もテレビ局の取材がありました。

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     開会の様子

    近畿中国森林管理局 中村技術普及課長 

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     列状間伐実施(平成26年実施)箇所
    (公社造林事業地)


    新見市森林組合 山田参事 



    その後、入開山国有林に移動して現地を視察しました。現地では、森林技術・支援センター岩田所長と同センター阿部森林技術普及専門官から、無間伐箇所の状況説明、列状間伐実施箇所の施業履歴、列状間伐を実施しようとする際のためらいに対して、(ア)方法によっては間伐効果が十分に期待でき、しかも今日の社会・経済的状況からみるとメリットも大きいこと、(イ)幹の偏心は列状間伐によるものではなく樹幹の偏倚による考え方が有力であること等を説明しました。最後に、森林総合研究所関西支所の高橋主任研究員から、列状間伐の利点と作業上の要点を説明しました。

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    列状間伐実施(平成2年実施)箇所(入開山国有林) 

    森林技術・支援センター所長、森林技術普及専門官
     
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     列状間伐実施箇所の立木の輪切り
    (幹の偏心は見られない)


    列状間伐実施箇所の立木の輪切り
    (幹の偏心は見られない)

      
    森林総合研究所関西支所 高橋主任研究員


     
    意見交換で参加者から、「列状間伐実施から時間が経過した森林の状態を見られて良かった。」、「列状間伐のデメリットが少ないことが分かった。」、「森林組合から森林所有者への間伐の働きかけについての話が聞けて良かった。」などの意見がありました。

    【現地検討会資料】 
    (資料1) 列状間伐のメリット・実施状況・低コスト化効果(PDF : 322KB)
    (資料2) 公団有林説明神郷下神代施業履歴森林管理署提供(PDF : 368KB)
    (資料3) 新見市森林組合説明資料(PDF : 1,442KB)
    (資料4-1) 平成29年度列状間伐現地検討会説明資料(PDF : 4,916KB)
    (資料4-2)【検討会図面】入開山589林班(PDF : 413KB)
    (資料4-3) 列状間伐による良い山づくり(参考資料)(PDF : 640KB)
    (参考資料) 列状間伐の利点と作業上の要点(森林総研関西支所)(PDF : 908KB)

    お問合せ先

    森林整備部 技術普及課

    担当者:企画官(技術開発・普及)/ 企画官(民有林連携)
    代表:06-6881-3500(内線3457/3524)
    ダイヤルイン:050-3160-6729/6786
    FAX番号:06-6881-3553