森林生態系保護地域
我が国の気候帯又は森林帯を代表する原生的な天然林を主体とした、森林生態系としてのまとまりを持つ、原則として2,000ヘクタール以上の規模を有する区域であって、森林生態系からなる自然環境の維持、野生生物の保護、遺伝資源の保護、森林施業・管理技術の発展、学術の研究等に資することを目的として設定した保護林です。
北海道森林管理局では5箇所の森林生態系保護地域を設定しています。
森林生態系保護地域は、保存地区と保全利用地区に地帯区分しています。
【保存地区】
我が国の気候帯又は森林帯を代表する原生的な天然林を主体とする区域です。
原則として人為を加えず自然の推移に委ねます。
【保全利用地区】
保存地区に外部からの影響が直接及ばないよう、緩衝の役割を果たすための区域です。
天然林については保存地区と同様に扱い、人工林については将来的には天然林への移行を図るための森林施業等を行っていきます。
(令和5年4月現在)
10001 | 知床森林生態系保護地域 | 10002 | 狩場山地須築川源流部森林生態系保護地域(10006へ統合) | |||
10003 | 大雪山森林生態系保護地域 | 10004 | 日高山脈森林生態系保護地域 | |||
10005 | 漁岳周辺森林生態系保護地域 |
10006 | 狩場山・大平山周辺森林生態系保護地域 |
お問合せ先
計画保全部 計画課
ダイヤルイン:050-3160-6283