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50. 「四万十源流」郷土の森/西の千本山/船戸山水土保全複層モデル林
58. 古屋山林木遺伝資源保存林/梶ヶ谷山林木遺伝資源保存林
63. 四万十くろそんプロジェクト/大尾山水土保全複層モデル林 /しまんと山の学校
高知県高岡郡津野町ヤカラミ山国有林
樹齢が約210年、幹周り380cm、樹高38mのモミであり、平成12年4月に林野庁の「森の巨人たち百選」に選定されました。
高知県高岡郡津野町船戸山
平成11年6月に四国森林管理局長、高知県知事及び高知県6流域林業活性化センター会長との間で締結された「共同施業団地に関する覚書」に基づき、津野町船戸地区において国有林と民有林が共同して間伐等の事業を行うため、四万十森林管理署長と流域林業活性化センター四万十会長との間で平成17年3月に協定を締結し、間伐等の森林整備を実施しています。
高知県高岡郡津野町船戸山国有林
「四万十源流」郷土の森は、四万十川の源流点のある森林で、平成8年1月に旧東津野村と保存協定を締結し、保存しています。
西の千本山は、明治28年植栽の四国局管内西部における優れたスギの人工林であり、展示林に指定しています。
船戸山水土保全複層モデル林は、スギ・ヒノキの複層林施業(樹齢・樹高の異なる二段林を造成)を行っています。
高知県高岡郡津野町小筋畝山国有林
樹齢200年を超えるコウヤマキが群生する天然林です。
コウヤマキはモミ・ツガ群系の乾燥した尾根付近に局所的に純群落を形成します。
その樹姿は美しく、ヒマラヤスギ、ナンヨウスギとともに世界の三大庭園樹として賞賛されています。
高知県高岡郡津野町天狗高原
森林の持つ癒し効果を活かし、健康増進やリハビリテーションに役立てる森林療法の「森林セラピー基地」に選定されており、森林セラピーロードも整備されています。
(実施主体:津野町)
高知県高岡郡梼原町
梼原町では、町民の方や観光客を含めた皆さんの地球環境問題への関心のきっかけになればと、平成11年に、日本三大カルストの一つ、四国カルストに風車を設置しました。
風を受けて雄大に回る風車が見られます。
高知県梼原町芹川山
梼原町芹川地区の森林所有者(四国森林管理局、高知県、梼原町、緑資源機構、梼原町森林組合、後別当生産森林組合)が、流域林業の活性化に向けたモデル的な取組として、共同して森林施業を推進することを目的に、平成9年4月に協定を締結し、間伐等の森林整備を実施しています。
高知県高岡郡梼原町
檮原町には、日本の原風景である棚田や坂本龍馬生誕300年までは皆伐しないと誓った「龍馬の森」のほか、自然を感じながら歩く森林セラピーロードがあり、森林の持つ癒し効果を活かした健康づくりの拠点として、「森林セラピー基地」にも選定されています。
(実施主体:梼原町)
高知県高岡郡梼原町下鷹取山国有林ほか
鷹取山植物群落保護林は、樹齢170年を超える優良なモミ、ツガを主体とする天然林です。
また、「ゆすはら」郷土の森は、鷹取山植物群落保護林に隣接した同様のモミ・ツガの林分で、地域における象徴の森林として、平成6年3月に梼原町と保存協定を締結し、保存しています。
高知県高岡郡四万十町小椎尾山国有林
「サンショウウオの森」は、森林での学習・体験活動のための国有林のフィールド提供として、平成18年3月に「遊々の森」に設定したものです。
四万十町内の小学校等における森林環境教育のフィールドです。
高知県高岡郡四万十町古屋山外国有林ほか
古屋山林木遺伝資源保存林は、「大道マツ」の名称で地域のシンボルとなっている天然アカマツ林ですが、松くい虫被害によりアカマツが減少しており、四国森林管理局四万十川森林環境保全ふれあいセンターが地域と連携して自然再生活動を実施しています。
梶ヶ谷山林木遺伝資源保存林は、樹齢240年を超える優良なモミを主体とする天然林です。
高知県高岡郡四万十町瀬里
大正町森林組合集成材工場では、工場内で発生する樹皮、端材、鋸クズ等を利用し、木質ボイラーの燃料として製品乾燥に活用することで、化石燃料の消費を減らすなど、資源の循環利用に取り組んでいます。
(実施主体:大正町森林組合)
高知県高岡郡四万十町
四万十町の作業路網の開設は、年間およそ50kmで、路網密度は1ha当たり250~350mを目指しています。
四万十町の作業路は開設費も安く、壊れにくいといった特徴があります。
こうした作業路の整備により、従来の搬出コストが削減でき、さらに長伐期施業を取り入れることで、森林の持つ機能増進が図られています。
(実施主体:四万十町)
高知県高岡郡四万十町日ノ平市ノ又山国有林
「市ノ又山ふれあいの森」は、ボランティア団体等が行う森林づくり活動のための国有林のフィールド提供として、平成16年7月に「ふれあいの森」に設定したものです。
間伐等の森林整備が毎年実施されています。
高知県四万十市西土佐杖ヶ尾山国有林
四万十の檜仙人は、樹齢が約250年、幹周り333cm、樹高33mのヒノキであり、平成12年4月に林野庁の「森の巨人たち百選」に選定されました。
「西土佐」郷土の森は、天然ヒノキが群生しており、地域における象徴の森林として、平成3年4月に旧西土佐村と保存協定を締結し、保存しています。
高知県四万十市大尾山外黒尊流域国有林ほか
四万十川の支流の黒尊川流域では、四国森林管理局四万十川森林環境保全ふれあいセンターが地域の方々と連携・協働した自然再生活動「四万十くろそんプロジェクト」を実施しているとともに、ヒノキの複層林施業(樹齢・樹高の異なる二段林を造成)のモデルとして、「大尾山水土保全複層モデル林」を設定しており、流域の豊かな森林と清流の保全・再生に努めています。
また、森林での学習・体験活動のためのフィールドを提供しています。
高知県幡多郡大月町弦場山国有林
樹齢110年を超えるウバメガシを主体とする天然林です。
ウバメガシは、シイ群系のうち、潮風の影響を受ける海岸地帯に分布し、その上限は標高800m付近とされています。
県道357号線のすぐ上方にあり、太陽の光がいっぱいに降り注ぐダークグリーンの純林は、黒潮と一帯となって亜熱帯の森林を思わせます。
高知県土佐清水市佐田山国有林
樹齢140年を超えるシイを主体とする天然林です。
シイ(スダジイ、コジイ)は照葉樹を代表し、四国では主に太平洋を望む斜面に分布しており、瀬戸内海には稀にしか見られません。
11月から12月、林床にはスダジイの根に寄生する不思議な植物ヤッコソウが顔を見せます。
高知県土佐清水市足摺岬国有林ほか
海岸から直立する断崖と、突端から望む眺望の素晴らしさに加え、亜熱帯樹木を交えた暖帯林特有の密生した常緑広葉樹林です。
足摺半島には、牧野富太郎博士命名の貴重な植物「ヤッコソウ」や、足摺半島の国有林に自生している植物を中心に、ビロウやソテツなど、約500種の亜熱帯・温暖帯の植物が繁るトロピカルムードたっぷりの「足摺亜熱帯自然植物園」(約1ha、昭和49年開園)があり、人々の憩いの場となっています。
高知県幡多郡黒潮町入野東浜林国有林
入野浜風景林(入野松原)は、長曽我部元親の時代(1580年代)に植林され、太平洋戦争末期における本土防衛のための伐採の危機から、中村営林署長(当時)が松林を守り今日に至っています。
「ゆめの森」と「かがやきの森」は、子どもたちの学習・体験活動と松原保全活動のための国有林のフィールド提供として、平成20年に、それぞれ南郷小学校、入野小学校と「遊々の森」協定を締結し、植樹や清掃活動等が実施されています。
高知県高岡郡中土佐町灘山国有林
「ふるさと灘山」は、森林での学習・体験活動のための国有林のフィールド提供として、平成15年11月に「遊々の森」に設定したものです。
森林教室等の活動が毎年実施されています。