森林を育てよう
生物の多様性の保全
保護林制度
原生的な森林生態系や希少な自然環境の維持、野生生物の生育・生息の場となっている生物多様性保全の核となる森林を「保護林」として設定し、厳格な保護・管理に努めています。
緑の回廊
「緑の回廊」とは、複数の保護林の間の森林をつなぐことでネットワークを形成する、森の回廊です。
管内には次の3つの緑の回廊があります。
白山山系緑の回廊
越美山地緑の回廊
東中国山地緑の回廊
シカ被害対策
近畿中国地方では、ニホンジカの個体数の増加と分布域の拡大が著しくなっており、管内の国有林においても苗木の食害や下層植生の衰退等が発生し、一部で被害が深刻化しています。このまま下層植生が無くなると土壌流出のほか、土砂災害のリスクも高まることが危惧されています。
この森林・林業の深刻な被害を防止するため、地域と一体となったシカ被害対策の推進が重要であることから、地域との情報共有を図り、効果的なシカ被害対策の実施に取り組みます。
暮らしを守る保安林
安全で豊かな暮らしを支えるために、森林を保安林として指定し、特別な管理を行っています。
もりをまもる(治山事業)
山を覆う森林は土と水を安定させ、斜面が崩れたり土砂が流れ出すのを防いでいます。
森林ボランティア活動等へのフィールド提供
国有林野では、学校などの教育機関、企業、団体の皆様が、森林でボランティア活動をしたり、植樹祭をしたり、森林・林業に関する社会貢献活動をできる場所と各種制度、情報を提供しています。
(例)
緑づくり支援窓口
森林内で作業をしたい企業、団体、個人、グループのご相談を受け付けています。
場所や制度をお探しの方、一緒に活動できる団体をお探しのかたはご相談ください。