保護林について
1.保護林とは
- 保護林は、原生的な天然林などを保護・管理することにより、森林生態系からなる自然環境の維持、野生生物の保護、遺伝資源の保護、森林施業・管理技術の発展、学術の研究等に資することを目的とし、保護を図っている国有林野のことです。
- 森林生態系保護地域、生物群集保護林、希少個体群保護林の3種類の保護林区分に分類されています。
森林生態系保護地域
我が国の気候又は森林帯を代表する原生的な天然林を保護・管理
生物群集保護林
地域固有の生物群集を有する森林を保護・管理
希少個体群保護林
希少な野生生物の生育・生息に必要な森林を保護・管理
- より詳しい保護林制度についてはこちら(林野庁HPへリンク)
2.静岡森林管理署管内の保護林
- 静岡森林管理署管内には、森林生態系保護地域が1箇所、生物群集保護林が2箇所、希少個体群保護林が3箇所設定されています。
森林生態系保護地域
南アルプス南部光岳(なんぶてかりだけ)森林生態系保護地域:関東森林管理局