小笠原諸島が世界自然遺産に決定!
概要
- 6月19日から29日まで、パリのユネスコ本部で開催された第35回世界遺産委員会において、我が国が世界自然遺産に推薦していた「小笠原諸島」が世界遺産一覧表へ記載することが決定されました。
- 現地時間の6月24日(金曜日)15時50分に、世界遺産一覧表へ記載することが決定しました。
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小笠原の世界自然遺産の価値を後世に残すため(関東森林管理局の取組)
- 小笠原諸島世界自然遺産の価値を後世に残すための関東森林管理局の取組を紹介します。
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小笠原世界自然遺産関係の情報
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特徴的な植生
兄島 (乾性低木林)
地中海の硬葉樹林に相当する乾燥した気候に適応した群落高5~8m程度のシマイスノキやシャリンバイが優先する。兄島には、全域に約477ヘクタール(島面積の約60%)に分布し、人為的な攪乱を受けていない。乾性低木林には69種の固有種が確認され、固有種率は67%(木本は80%)と高いことが確認されている。 |
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母島石門(湿性高木林)
東南アジア系のシマホルトノキ、ウドノキ、モクタチバナ、アカテツ、オガサワラグワなどから構成される群落高20mにも及ぶ湿性高木林ウドノキ-シマホルトノキ群集が成立しており、陰樹のシイ・カシ類を欠くため、陽樹を中心とした海洋島植生の特徴を示す。
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向島
自然植生が多く、オガサワラビロウ-タコノキ群集やコバノアカテツ-ムニンアオガンピ群集が広がっている。 |
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お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:計画課長
ダイヤルイン:027-210-1170
関東森林管理局 東京事務所
担当者:03-3699-2512
小笠原諸島森林生態系保全センター
担当者:所長
ダイヤルイン:04998-2-3403