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林野庁

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森林と生物多様性

森林の有する多面的機能の働きから生み出される恩恵は、土砂災害防止や水源涵養といった「生態系サービス」と呼ばれています。

私たちの生活や経済活動は森林を含む自然資本がもたらす生態系サービスに依存しております。

我が国は国⼟の3分の2を森林が占めており、生態系サービスの維持・増進のため、森林における生物多様性の保全や持続的な森林の利用が求められています。

このため林野庁では、森林・林業基本法に基づき、生態系サービスに他ならない森林の有する多面的機能の発揮という基本理念の実現に向け、各般の施策を推進しております。

生物多様性保全に関する検討会

令和5年12月に「生物多様性保全に資する森林管理のあり方に関する検討会」を設置して、森林における生物多様性の保全に資する森林管理の実践例について既存の知見を整理するとともに、森林の生物多様性を高めるための林業経営のあり方について検討し、林業生産活動を通じた経営管理が行われてきた森林における生物多様性を高める森林管理の手法を示した、「森林の生物多様性を高めるための林業経営の指針(中間とりまとめ)を策定しました。また、森林の生物多様性を高める林業経営に取り組む林業事業体等の優良事例を示した事例集を取りまとめました。

森林の生物多様性を高めるための林業経営の指針(中間とりまとめ)(令和6年3月)(PDF : 838KB)

森林の生物多様性を高めるための林業経営事例集(令和6年3月)(PDF : 8,141KB)

第1回~第3回検討会の資料及び概要

関連リンク

世界遺産の森林

森林生態系多様性基礎調査
森林生態系多様性基礎調査は平成11年に調査が開始され、森林の状態とその変化の動向を把握するため、全国統一した方法により森林生態系に関する様々な調査を実施しております。

森林における⽣物多様性の保全及び持続可能な利⽤の推進⽅策(PDF : 1,017KB)
林野庁では、平成21年7月に、生物多様性への理解の一助となることや生物多様性の保全に向けた森林・林業施策の展開に活用されることを目的とした「森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策」を公表しました。同推進方策では、主に(ア)生物多様性の損失とはどのような問題か、(イ)森林における生物多様性の保全に向けた望ましい方向、(ウ)森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用に向けた具体的施策についてとりまとめしております。

お問合せ先

林野庁森林整備部森林利用課

担当者:森林環境保全班
ダイヤルイン:03-3501-3845

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