イベント情報
参加者募集
これまでのイベントの開催状況
令和6年10月23日(水曜日)日本体育大学附属高等支援学校フィールド学習(林業体験と森林散策)
10月23日(水曜日)、津別町チミケップ湖周辺の道有林において、日本体育大学附属高等支援学校1学年によるフィールド学習が実施されました。
このフィールド学習は、オホーツク地域の主要産業に対する理解の促進を図る取組の一つとして行われており、例年、オホーツク管内の森林において林業作業や樹木学習などを行っています。
当センターでは、今年も北海道オホーツク総合振興局から支援要請があったことから、フィールド学習に協力させていただきました。
昨年までは、林業体験としてアカエゾマツの枝打ちを行っていましたが、アカエゾマツ造林地において枝打ち作業ができる適地がなくなったため、今年は作業道に落ちている枝などの除去をすることにしました。
北海道オホーツク総合振興局東部森林室からの説明を真剣に聞いた生徒たちは、鋸の使用について指導を受けながら、落ちている枝などをきれいに片づけました。
また、ヤマハミュージッククラフト北海道から要望があったことから、松ぼっくり拾いも行いました。
松ぼっくりは、クリスマスに合わせたヤマハ銀座店でのPR活動に使用する予定とのことで、生徒たちは土嚢袋が一杯になるまで拾い集めていました。
当日は、少しずつ雨が強くなる空模様の中、ずぶ濡れになりましたが、枝の除去作業と松ぼっくり拾いは無事終了しました。
午後からは、さらに雨脚が強くなったため森林散策は中止となり、チミケップ湖畔で記念撮影した後、生徒からお礼の言葉をいただき、この日のフィールド学習は終了となりました。
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開会式の様子 | ||
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松ぼっくり収集の様子 | 松ぼっくり収集の様子 |
令和6年8月30日(金曜日)~9月8日(日曜日)森のパネル展
8月30日(金曜日)~9月8日(日曜日)までの10日間、北見市緑のセンターにおいて、オホーツク地域の森林の魅力を伝える「森のパネル展」を開催しました。
この催しは、平成23年から行われており、今年も森林ボランティア「オホーツクの会」との共催に開催しました。
最終の土曜日・日曜日は、「竹とんぼ」、「松ぼっくりアート」、「はっぱのフロッタージュ(葉っぱを色鉛筆でこすりだしする)」や森林散策などの盛りだくさんの内容を楽しんでもらいました。
2日連続して来場いただき「松ぼっくりアート」を楽しむ方もいらっしゃいました。
来場者数は、北見市緑のセンター調べで延べ226名とのことで、北見市民だけではなく、とくは紋別、網走及び陸別からも来場され「楽しい時間をありがとう」など励みになる多くの言葉をいただきました。
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松ぼっくりアートの様子 | はっぱのフロッタージュなどを楽しむ様子 |
令和6年8月24日(土曜日)藻琴山森林散策会
「山の日」の祝日制定を記念に、平成28年から藻琴山と仁頃山の交互で行っている登山散策会は、ここ数年、新型コロナや悪天候などにより開催を見合わせていましたが、今年は7年ぶりに藻琴山で開催することができました。
このイベントは、オホーツク総合振興局、網走南部森林管理署、常呂川森林ふれあい推進センターの3者で運営し、一般参加者とスタッフあわせ総勢35名での開催となりました。
当日は、朝から暑さが厳しかったのですが、登山口は標高が高いせいか少し気温が下がり爽やかな感じがしましたが、3班に分かれガイドの案内により散策しているうちに、全員すっかり汗だくになってしまいました。
8合目の銀嶺水について小休止の後、山頂に向けて9合目に差し掛かる手前で急に霧が濃くなり雨が降り出し、見通しも悪く足元も滑りやすくなったので残念ながら、ここで登山中止となりました。
参加者の感想(アンケート)として「頂上まで行けなかったのは残念だけど、色々な草木の名前等をガイドが教えてくれて楽しかった、来年も参加したい」とのことでした。
山頂へ行きたいとの想いが強いのは重々感じていたのですが、もしもの場合を考えての判断でした、何かあってからでは遅いので参加者全員の安全を最優先させていただきました。
7年ぶりということで、運営側もほぼ初めての藻琴山森林散策会だったので、何事もなく終了し安堵しています。
次年度以降も開催を継続してもらいたいという参加者の要望を受け止めて、今後、来年度の開催についてスタッフで検討していきたいと考えています。
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森林散策の様子 | 森林散策の様子 |
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急に霧が濃くなり雨が降り出し登山中止 | 参加者の皆さんで記念撮影 |
令和6年7月27日(土曜日)オホーツクの森・子ども探検隊
7月27日(土曜日)、北見市端野町(たんのちょう)国有林内にある「オホーツクの森」において、自然に親しむイベント「オホーツクの森・子ども探検隊」を常呂川森林ふれあい推進センターと森林ボランティア「オホーツクの会」との共催により実施しました。この日のイベントには、オホーツク総合振興局(2名)と網走中部森林管理署(2名)からもサポートをいただきました。
参加したのは、森林・自然が好きで元気な小学生11名(一般公募による隊員募集)で、自然に親しんで森林に関心を持っていただけるよう、野・山・川遊びとクラフト作成などの体験メニューを用意しました。
まずは、最高気温28度を超える中、子供(隊員)たちは、隊長役に扮したセンター所長からの指令を受け、森林の中に設置された5つの関門をクリアしていく森林探検でのゴールを目指します。関門をクリアするたびに子供たちの大きな歓声が森林の中でこだましていました。ゴールを目指す中、手渡された探検ノート(ビンゴカード)にある16の問いを見つけてビンゴを完成させるゲームにも挑戦!
午後からは、昔ながらの木のおもちゃパタパタの作成にも挑戦しました。錯覚を利用したような動きのあるおもちゃをどうにか完成させようと皆さん熱心に取り組んでいました。
帰りの時間となった際は、「まだ帰りたくない。」なんて声も聞こえました。
無事に一日を終えましたが、子供たちに自然に親しんでもらうことの大切さと難しさをあらためて実感しました。
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川遊びの様子 | トランシーバーで関門クリア |
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双眼鏡で探検ノート(フィールドビンゴ)完成を目指す | 木工クラフト(パタパタ)作成 |
令和6年7月2日(火曜日)2024ワッカネイチャースクール
7月2日(火曜日)、常呂小学校3年生の児童20名と引率の校長先生を含め教員4名が参加し、2024ワッカネイチャースクールを開催しました。
ワッカネイチャースクールは、常呂小学校の校外学習の一環として、常呂川森林ふれあい推進センターが依頼を受け、例年、ワッカ原生花園において開催しているものです。
今年は、当センターから職員3名、網走南部森林管理署から若手職員3名が、講師・サポート役として校外学習を進めました。
当日は快晴、気温はちょうど良かったのですが、やや風が強く児童の持つ画板から紙が飛んでしまわないかとヒヤヒヤする場面もありました。
アイスブレイク(じゃんけんゲーム)を10分ほど楽しみ、児童の顔がほころんだところでフィールドビンゴを開始。
ビンゴのコースは、ワッカ原生花園施設のサイクリングロードと接続する遊歩道から東屋までとしました。
それぞれ配られたカードを手に取り、遊歩道周辺を注意深く観察しながらカードにあるものを見つけ、ビンゴの完成を目指しました。
途中、サウンドマップ(紙の中心を自分の位置として、周りから聞こえる音を色や記号にイメージして地図にすること)も行いました。
マップ完成後は、「何の音が聞こえた」、「どのようなイメージで描いた」などの説明もしてもらいましたが、一人一人の個性が現れていて「なるほど」と感じました。
その後、フィールドビンゴを再開してビンゴカードにある「黒っぽい花」とか「泡」とかを探し、全員がすべてビンゴを達成して大満足となりました。
最後は出発地点まで戻り、児童たちはスクールバスに乗り込み、笑顔でのお別れとなりました。
網走南部森林管理署の若手職員の皆様、ご協力ありがとうございました。
アイスブレイク(じゃんけんゲーム)の様子 | フィールドビンゴのコース | |
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フィールドビンゴの様子 |
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令和6年6月23日(日曜日)夏の森林散策会
6月23日(日曜日)、「オホーツクの森」において、森林ボランティア「オホーツクの会」主催による「夏の森林散策会」が開催されました。
当センターでは、このイベント支援のため職員1名が参加しました。
当日は、あいにくの小雨まじりの空模様となりましたが17名が参加し、午前は「古の森遊歩道」、午後は「平安遊歩道」を三つのグループに分かれ森林散策を堪能しました。
林内は、雨により足元が滑りやすい状況でしたが、事故なく無事に終えられたことが何よりです。
平安遊歩道での森林散策の様子 | 林内に設置されている案内板を見ている様子 | |
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古の森遊歩道での森林散策の様子 | 参加者の皆さんで記念撮影 | |
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令和6年6月16日(日曜日)オホーツクの森林づくり
6月16日(日曜日)、北見市と網走市にまたがる「オホーツクの森自然再生モデル林」において、「オホーツクの森林づくり(植栽・表示板設置)」を行いました。
このイベントは、当センターと森林ボランティア「オホーツクの会」の主催によるもので、一般参加者10名、北見林業土木協会8名を含めて21人が参加しました。
数日前から、猫の目のように変わる天気予報に不安を感じていましたが、当日は、絶好の作業日和となり、広葉樹の植栽や表示板設置もスムーズに進み早々に終了しました。
午後からの森林散策では、この4月から再び当センター勤務となった佐々木行政専門員が、遊歩道から目に映る草花や樹木について説明するガイド役を務め往年の力を発揮しました。
草花の「フタリシズカ」の説明を初めて聞く参加者もいるなど興味津々、皆さん熱心に聞き入っていました。
参加者の皆さんは、今日一日を通じて森の香り、心地よい風を感じながら自然と親しむ時間を過ごせたのではないでしょうか。
皆さんで協力しながらの作業 | 広葉樹を手前に表示杭を設置 | |
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令和4年10月1日(土曜日)常呂川森林づくり塾(第2回)
10月1日(土曜日)、北見市端野(たんの)町の国有林「オホーツクの森」において、15名の参加により「常呂川森林づくり塾」を開催しました。
このイベントは、林業体験を通じて森林の持つ役割を理解していただき、森づくりに携わるボランティアの輪を広げることを目的に夏と秋の年2回実施しています。
秋の部である今回は「オホーツクの森」に設定している自然再生モデル林内に植栽するミズナラの堀り取り作業と最新型の林業機械を使った木材生産現場を見学しました。
当日は、午前中から10月の北海道では珍しい30℃を超える真夏日。
掘り取りに時間がかかると苗木の根が乾燥して枯れてしまうため、迅速かつ丁寧な手順を要しましたが、参加者された方は、これまで森林づくり塾を受講された方が多く、手際よくミズナラの苗木を掘り取りを完了。
予定していた時間よりもかなり早く、用意した手作りの苗圃(びょうほ:苗を育てるはたけ)へ移植することができました。
ミズナラの掘り取り中 | 苗圃への移植を完了 | |
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午後からは、北見市常呂(ところ)町国有林へ場所を移し、赤坂木材株式会社様のご協力を得て間伐作業の現場を見学。
オペレーターが操作する林業機械の正確で迫力のある動きに感心されていました。
プロセッサーによる枝払い・玉切り作業 | フォワーダーによる積み込み作業 | |
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参加者からは「暑さが心配でしたが、森林の中は涼しくて快適でした。」「機械化が進んだ現場を見学して林業のイメージが変わりました。来年募集があったらまた参加させていただきます。」などの感想がありました。
今後も林業関係者の方と連携して、地域の森林ボランティアを支援する取組を続けていきたいと考えます。
令和4年9月2日(金曜日)~11日(日曜日)森のパネル展
9月2日(金曜日)~ 11日(日曜日) 北見市緑のセンターにおいて、森林ボランティア「オホーツクの会」との共催で、オホーツク地域の森林の魅力を伝える「森のパネル展」を行いました。
コロナ渦もあって3年振りの開催となった今回は、オホーツクの森に咲く花や自動撮影カメラによって撮影されたキツネやタヌキなどの野生動物のほか、当センターと「オホーツクの会」の活動内容をパネルにして展示しました。
常呂川森林ふれあい推進センターを活動をPR | オホーツクの森に咲く花を紹介 | |
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10日(土曜日)と11日(日曜日)の2日間は、木の実や小枝を使った木工クラフトコーナーを設置しました。
来場された方々は、用意されたどんぐりや松ぼっくり、小枝を上手に切ったり接着したりして、思い描いた動物やキャラクターを制作。
工作の楽しさと自然のぬくもりを感じていただきました。
松ぼっくりと小枝を組み合わせてクラフトをつくります | 思い描いたキャラクターを制作中 | |
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令和4年7月30日(土曜日)オホーツクの森子ども探検隊
7月30日(土曜日)、北見市端野町(たんのちょう)国有林内にある「オホーツクの森」において、子どもたちが自然に親しむイベント「オホーツクの森子ども探検隊」を森林ボランティア「オホーツクの会」との共催で実施しました。
当日は、一般公募により北見市内の小学校から1年生~4年生12名が参加。
3班に分かれたこどもたちは、隊長役に扮したセンター職員から森林探検の指令を受けて、森林の中に設置された5つの関門を通過してゴールを目指します。
関門を目指して森林の中を歩く子どもたち |
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それぞれの関門にはミッションを用意。子どもたちは協力して、謎を解きながら先に進みます。関門には冒険を見守る「森の番人」がおり、安全に探検ができるようにサポートをしています。
木々に張り巡らされたロープに触れないように進む「クモの巣」ゲーム |
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森の番人が持っている木の葉と同じ葉を探し出す「同じもの探し」ゲーム |
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また、移動中は手渡された探検ノート(ビンゴカード)を見ながら「セミのぬけがらを見つける」「鳥の鳴き声を聞く」「きのこを見つける」といったフィールドビンゴに挑戦。
「赤いキノコを見つけた!」「いま鳥の鳴き声が聞こえた」と楽しそうな声があがっていました。
探検ノート(フィールドビンゴ)の様子 | 「きのこを見つける」ミッション達成! | |
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探検を終えた子どもたちは、任務完了(感想)を隊長に伝えた後、お昼ごはんまで木の枝から吊り下げたハンモックやロープ渡りなどを楽しみました。
ハンモック遊び | ロープ渡り | |
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午後からは「通称:森の家」で落ち葉や木の実を材料に万華鏡を作成。
森林の中での遊び体験を通じて、自然の魅力を感じた一日を過ごしました。
自然にあるものを使った森の万華鏡づくり |
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令和4年6月28日(日曜日)オホーツクの森づくり
6月28日(日曜日)、北見市端野町(たんのちょう)の国有林内にある「オホーツクの森」において、森林ボランティア「オホーツクの会」と北見林業土木協会から17名が参加して、森林づくり活動「オホーツクの森づくり」を実施しました。
この活動は森林に対する理解を深めることを目的として、多様な樹種が混在していた100年前の森林を目指して、ストローブ人工林の一部に樹種転換エリアを設定し、広葉樹の植樹と手入れを行っているものです。
今回は、植樹した木の生長を促すために周囲のササや雑草を刈り払う下刈と植栽木の観察を容易にするために表示杭の設置を行いました。
当日の北見市の気温は30℃以上もあり、強い日差しの中で鎌を振るう下刈作業は、林業に携わる人でも大変な仕事ですが、参加された皆さんは大粒の汗をかきながら熱心に作業しておられました。
「植えた場所によって成長に違いがあるのを知りました。理由を調べてみたいですね。」「初めての参加で少し不安でしたが、手鎌の使い方を丁寧に教えていただいて上達した気分です。」などの感想がありました。
下刈作業の様子 | 表示杭の設置 | ||
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午後からは、「オホーツクの森」展望台から能取(のとり)湖や網走湖を眺望した後、「古(いにしえ)の森」を散策。
巨樹・巨木が多く残り、生い茂った葉が日差しを遮る森の中は涼しく、ガイドをつとめた職員から樹木・山野草の見分け方の説明を受けながら、森林浴を楽しみました。
山野草の見分け方の説明 | |
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樹木の見分け方の説明 | |
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共催森林ボランティア「オホーツクの会」
後援オホーツクの森「自然再生モデル事業企画運営協議会」
令和4年6月5日(日曜日)常呂川森林づくり塾(第1回)
6月5日、北見市端野町(たんのちょう)の国有林「オホーツクの森」において、11名の参加により「常呂川(ところがわ)森林づくり塾」を開催しました。
このイベントは、夏・秋の年2回予定しており、夏は林業体験を通じて森林の持つ役割を理解していただき、森づくりに携わるボランティアの輪を広げることを目的としています。
コロナ渦の影響もあって、およそ3年振りの開催となった今回は、前日からの雨の影響で気温が上がらず、小雨も降るあいにくの空模様でしたが、4班に分かれた参加者は手際よく用意されたミズナラを植樹していました。
ミズナラの植樹の様子1 | ミズナラの植樹の様子2 | |
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お昼は、健康要素が高いといわれている職員手作りの「熊笹茶(くまざさちゃ)」を試飲しつつ「森の家」で休憩。
その甲斐があってか、午後からは体力はもちろん天気(?)も回復し、オホーツクの森の散策とフキやウドなどの山菜採取を楽しみました。
参加者からは「来年募集があったらまた参加して成長を見てみたい。」「疲れましたが楽しかったです。」などの感想がありました。
植樹は森林づくりの一歩であり、長い道のりのはじまりです。
これからも地域の森林ボランティア活動を支援する取組を続けていきたいと考えます。
お問合せ先
常呂川森林ふれあい推進センター〒090-0035 北見市北斗町3丁目11-3
【Tel】0157-23-2960