イベント情報
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これまでのイベントの開催状況
令和4年10月1日(土曜日)常呂川森林づくり塾(第2回)
10月1日(土曜日)、北見市端野(たんの)町の国有林「オホーツクの森」において、15名の参加により「常呂川森林づくり塾」を開催しました。
このイベントは、林業体験を通じて森林の持つ役割を理解していただき、森づくりに携わるボランティアの輪を広げることを目的に夏と秋の年2回実施しています。
秋の部である今回は「オホーツクの森」に設定している自然再生モデル林内に植栽するミズナラの堀り取り作業と最新型の林業機械を使った木材生産現場を見学しました。
当日は、午前中から10月の北海道では珍しい30℃を超える真夏日。
掘り取りに時間がかかると苗木の根が乾燥して枯れてしまうため、迅速かつ丁寧な手順を要しましたが、参加者された方は、これまで森林づくり塾を受講された方が多く、手際よくミズナラの苗木を掘り取りを完了。
予定していた時間よりもかなり早く、用意した手作りの苗圃(びょうほ:苗を育てるはたけ)へ移植することができました。
ミズナラの掘り取り中 | 苗圃への移植を完了 | |
午後からは、北見市常呂(ところ)町国有林へ場所を移し、赤坂木材株式会社様のご協力を得て間伐作業の現場を見学。
オペレーターが操作する林業機械の正確で迫力のある動きに感心されていました。
プロセッサーによる枝払い・玉切り作業 | フォワーダーによる積み込み作業 | |
参加者からは「暑さが心配でしたが、森林の中は涼しくて快適でした。」「機械化が進んだ現場を見学して林業のイメージが変わりました。来年募集があったらまた参加させていただきます。」などの感想がありました。
今後も林業関係者の方と連携して、地域の森林ボランティアを支援する取組を続けていきたいと考えます。
令和4年9月2日(金曜日)~11日(日曜日)森のパネル展
9月2日(金曜日)~ 11日(日曜日) 北見市緑のセンターにおいて、森林ボランティア「オホーツクの会」との共催で、オホーツク地域の森林の魅力を伝える「森のパネル展」を行いました。
コロナ渦もあって3年振りの開催となった今回は、オホーツクの森に咲く花や自動撮影カメラによって撮影されたキツネやタヌキなどの野生動物のほか、当センターと「オホーツクの会」の活動内容をパネルにして展示しました。
常呂川森林ふれあい推進センターを活動をPR | オホーツクの森に咲く花を紹介 | |
10日(土曜日)と11日(日曜日)の2日間は、木の実や小枝を使った木工クラフトコーナーを設置しました。
来場された方々は、用意されたどんぐりや松ぼっくり、小枝を上手に切ったり接着したりして、思い描いた動物やキャラクターを制作。
工作の楽しさと自然のぬくもりを感じていただきました。
松ぼっくりと小枝を組み合わせてクラフトをつくります | 思い描いたキャラクターを制作中 | |
令和4年7月30日(土曜日)オホーツクの森子ども探検隊
7月30日(土曜日)、北見市端野町(たんのちょう)国有林内にある「オホーツクの森」において、子どもたちが自然に親しむイベント「オホーツクの森子ども探検隊会」を森林ボランティア「オホーツクの会」との共催で実施しました。
当日は、一般公募により北見市内の小学校から1年生~4年生12名が参加。
3班に分かれたこどもたちは、隊長役に扮したセンター職員から森林探検の指令を受けて、森林の中に設置された5つの関門を通過してゴールを目指します。
関門を目指して森林の中を歩く子どもたち |
それぞれの関門にはミッションを用意。子どもたちは協力して、謎を解きながら先に進みます。関門には冒険を見守る「森の番人」がおり、安全に探検ができるようにサポートをしています。
木々に張り巡らされたロープに触れないように進む「クモの巣」ゲーム |
森の番人が持っている木の葉と同じ葉を探し出す「同じもの探し」ゲーム |
また、移動中は手渡された探検ノート(ビンゴカード)を見ながら「セミのぬけがらを見つける」「鳥の鳴き声を聞く」「きのこを見つける」といったフィールドビンゴに挑戦。
「赤いキノコを見つけた!」「いま鳥の鳴き声が聞こえた」と楽しそうな声があがっていました。
探検ノート(フィールドビンゴ)の様子 | 「きのこを見つける」ミッション達成! | |
探検を終えた子どもたちは、任務完了(感想)を隊長に伝えた後、お昼ごはんまで木の枝から吊り下げたハンモックやロープ渡りなどを楽しみました。
ハンモック遊び | ロープ渡り | |
午後からは「通称:森の家」で落ち葉や木の実を材料に万華鏡を作成。
森林の中での遊び体験を通じて、自然の魅力を感じた一日を過ごしました。
自然にあるものを使った森の万華鏡づくり |
令和4年6月28日(日曜日)オホーツクの森づくり
6月28日(日曜日)、北見市端野町(たんのちょう)の国有林内にある「オホーツクの森」において、森林ボランティア「オホーツクの会」と北見林業土木協会から17名が参加して、森林づくり活動「オホーツクの森づくり」を実施しました。
この活動は森林に対する理解を深めることを目的として、多様な樹種が混在していた100年前の森林を目指して、ストローブ人工林の一部に樹種転換エリアを設定し、広葉樹の植樹と手入れを行っているものです。
今回は、植樹した木の生長を促すために周囲のササや雑草を刈り払う下刈と植栽木の観察を容易にするために表示杭の設置を行いました。
当日の北見市の気温は30℃以上もあり、強い日差しの中で鎌を振るう下刈作業は、林業に携わる人でも大変な仕事ですが、参加された皆さんは大粒の汗をかきながら熱心に作業しておられました。
「植えた場所によって成長に違いがあるのを知りました。理由を調べてみたいですね。」「初めての参加で少し不安でしたが、手鎌の使い方を丁寧に教えていただいて上達した気分です。」などの感想がありました。
下刈作業の様子 | 表示杭の設置 | ||
午後からは、「オホーツクの森」展望台から能取(のとり)湖や網走湖を眺望した後、「古(いにしえ)の森」を散策。
巨樹・巨木が多く残り、生い茂った葉が日差しを遮る森の中は涼しく、ガイドをつとめた職員から樹木・山野草の見分け方の説明を受けながら、森林浴を楽しみました。
山野草の見分け方の説明 | |
樹木の見分け方の説明 | |
共催森林ボランティア「オホーツクの会」
後援オホーツクの森「自然再生モデル事業企画運営協議会」
令和4年6月5日(日曜日)常呂川森林づくり塾(第1回)
6月5日、北見市端野町(たんのちょう)の国有林「オホーツクの森」において、11名の参加により「常呂川(ところがわ)森林づくり塾」を開催しました。
このイベントは、夏・秋の年2回予定しており、夏は林業体験を通じて森林の持つ役割を理解していただき、森づくりに携わるボランティアの輪を広げることを目的としています。
コロナ渦の影響もあって、およそ3年振りの開催となった今回は、前日からの雨の影響で気温が上がらず、小雨も降るあいにくの空模様でしたが、4班に分かれた参加者は手際よく用意されたミズナラを植樹していました。
ミズナラの植樹の様子1 | ミズナラの植樹の様子2 | |
お昼は、健康要素が高いといわれている職員手作りの「熊笹茶(くまざさちゃ)」を試飲しつつ「森の家」で休憩。
その甲斐があってか、午後からは体力はもちろん天気(?)も回復し、オホーツクの森の散策とフキやウドなどの山菜採取を楽しみました。
参加者からは「来年募集があったらまた参加して成長を見てみたい。」「疲れましたが楽しかったです。」などの感想がありました。
植樹は森林づくりの一歩であり、長い道のりのはじまりです。
これからも地域の森林ボランティア活動を支援する取組を続けていきたいと考えます。
お問合せ先
常呂川森林ふれあい推進センター〒090-0035 北見市北斗町3丁目11-3
【Tel】0157-23-2960