自然再生モデル事業
生物多様性の保全及び継続的な利用を図ることを目的とした「自然再生推進法」が制定され、北見市端野町緋牛内の国有林、通称「オホーツクの森」の一部の森林について、広葉樹と針葉樹が適度に混じった、色々な木や草の種類がいっぱいある山を作ろうという目的で、「自然再生モデル林」を設定しました。
自然再生モデル林
「自然再生モデル林」は次の4つのエリアに分けて、それぞれの状況に合わせた各種取組みを実施しています。(ア) 自然の力による再生エリア(12.01 ha)
針葉樹の他に広葉樹が侵入し生長しているので、このまま自然の力で針広混交林へ再生していきます。
(イ) 森林施業を実施するエリア(55.08 ha)
間伐等を実施し、他の樹木の発生や生長を促進します。
(ウ) 樹種転換エリア( 9.20 ha) 植栽箇所位置図(PDF : 393KB)
外来種であるストローブマツの間伐等を行いながら、植樹等により針広混交林を目指します。
(エ) 人工林観察エリア( 2.64 ha)
人工林施業の観察・学習のための作業を行います。
なぜ、針広混交林に誘導するの?
色々な木や草の種類がいっぱいある山にすると、色々な動物や鳥などが住むようになり、山そのものが豊かになります。
カミネッコンを用いた植樹の様子 | エゾシカ食害防止シート設置の様子 |
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お問合せ先
常呂川森林ふれあい推進センター
〒090-8588 北見市北斗町3丁目11-3
【Tel】0157-23-2960