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北海道森林管理局

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    森の撮っておき!


    北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです

    森林(もり)の撮っておき!(2011年2月)

    シカとゾウ?(2011年2月28日撮影) 

    ゾウに見えるかな

    今日、北広島でシカの調査してきました。森にはシカの他にゾウもいました。
    (枝と幹の模様がゾウに見えるかな…?)

    シカに食べられたタラノメ
    シカは笹、イチイ、マユミ、挙げ句の果てにタランボまで食べていました。

    (投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 松本 誠)

    もしかしたら…?(2011年2月19日撮影) 

    1月にオホーツク海側のウトロに流氷がやってきたのが報告されていましたが、流氷は約1ヶ月かけて羅臼を越え、標津の海にもやってきました!

    2月15日  羅臼町内から見た流氷

    2月15日  羅臼町内から見た流氷

    2月19日  標津町の町並みと流氷

    2月19日  標津町の町並みと流氷

    標津の流氷は、ウトロや羅臼のようにビッシリ!とはいきませんが、昨年は全く見ることもできなかったので、これで良しとしておきましょう。
    標津に辿り着くまでには、だいぶ押し合いへし合いがあったらしく、羅臼の流氷に比べるとガタガタですね。

     

    2月19日 向こう岸は国後島

    2月19日 向こう岸は国後島

    向こう岸(約25km離れています)は国後島です。
    もしかしたら繋がっているかも?なんて思わず考えてしまいます。
    翌日には標津の流氷は沖合に去ってしまいました…。

    (根釧東部森林管理署長  中澤 文彦 、 羅臼森林事務所 森林官  畑田 健吾)

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    交差点(2011年2月16日撮影) 

    交差点

    右には人の足跡、左にはスキー跡、それをキツネが横断しているという、森の交差点を見つけました。

    (投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 松本 誠)

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    春の気配(2011年2月9日撮影) 

    オオアカゲラ

    野幌森林公園では、オオアカゲラが木をつつく大きな音が森の中にこだましていました。
    ノウサギの足跡

    固くしまった雪原をノウサギが縦横無尽に走り回り、足跡をつけています。
    春の気配を少し感じました。

    (投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 佐藤 充 )

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    森の空き家(2011年2月9日撮影) 

    ウスタビガの繭

    森を歩いていると不思議なモノに出会えます。
    雪の上で鮮やかなライム色が目立ちました。

    ヤママユガの仲間で「ウスタビガ」の繭です。
    緑の葉が茂っている頃は見つけることが困難ですが、葉が落ちるとライム色が目立ち見つけることが出来ます。
    この繭は枝に着けずカツラの葉柄に着けてしまい雪の上に落ちていました。
    正面の小さな穴は寄生された跡で、この繭は残念ながら羽化できなかったようです。

    クスサンの繭
    もう一つ空き家を見つけました。
    同じヤママユガの仲間で「クスサン」の繭です。
    固い網目状の繭で、スカシダワラ(透かし俵)とも呼ばれます。

    クスサンの繭
    クスサンの繭を顕微鏡で見ると思わず声が・・・
    ライム色の繭を造る「ウスタビガ」も、網目状の繭を造る「クスサン」も芸術的才能をお持ちで・・・僕にも少し別けていただきたいなぁ~
    「ウスタビガ」と「クスサン」の成虫や幼虫は、是非、図鑑で調べてみてください。

    クスサンの繭
    クスサンの繭は、以前から当センターで拾い集めて置いています。

    (投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 森本 和則)

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    ポロト湖のワカサギ釣り(2011年2月11日撮影) 

    ポロト湖のワカサギ釣り

     

    樽前山を望むポロト湖

    ポロト自然休養林は、アイヌ文化の伝承施設「白老ポロトコタン」の北側にあり、白老町近郊では唯一の原始性に富んだ森林です。

    樽前山を望むポロト湖の冬の風物詩といえば「ワカサギ釣り」です。

    解禁になった1月24日以降賑わいをみせており、1時間に100匹も釣るという人もいるとか。
    釣ったワカサギは、かき揚げや佃煮にするとおいしく食べられます。
    氷に穴を開ける道具は、インフォメーションセンターで無料貸し出ししています。

    ワカサギ釣りは3月上旬までを予定していますが、寒さに対する対策を忘れずにご利用ください。

    (投稿者:胆振東部森林管理署長   西  真)

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    大雪で折れた桜が告げる「春はすぐそこまで」(2011年2月8日撮影) 

    桜の花

     

    桜の枝

    先日、除雪をしているときに、大雪で折れた桜の木の枝を見つけました。
    このままではかわいそうに思い、森林事務所に持ち帰り、水に刺しておいたところ、きれいな花が咲きました。
    窓の外は厳しいシバレが続く雪景色ですが、「春はそこまで来ているから頑張って」と我々を励ましてくれているようでもあります。
    森林事務所の中に広がる一足早い春の光景をお届けします。

    (投稿者:上川中部森林管理署   神居古潭森林事務所  上席森林官  山端  孝)

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    羅臼のシカ柵(2011年2月7日撮影) 

    世界遺産地域の知床も増え続けるシカに悩まされる地域の一つです。
    そんな知床の一角、羅臼町の国有林にシカ囲いワナが設置されました。

    シカ囲いワナ
    ずいぶんと手作り感のあるシカ柵ですが、これには訳があります。

    実は、ここは里山の野生生物の保護地域に指定されていて、狩猟区の設定ができません。
    自然と冬場のエゾシカ越冬地となっていました。

    餌に集まるエゾシカ

    これが昨冬の様子です。試みに餌を置いてみたところ、シカがやってくるやってくる…。
    保護地域でも可能なエゾシカ捕獲手法
    森林現況、保護対象への影響を小さく
    景観配慮と重機の使用を控える
    ということで考え出されたのが、小さく簡易な木製のシカ柵でした。

    さらにこれには、
    囲いワナのコスト節減
    国有林らしく木材資源の有効活用
    という観点も加えられています。

    いよいよ最初の捕獲作業の日。一見、隙間だらけのこのシカ柵で、みごと野生ジカを捕まえられるのか?
    結果はごらんのとおり。まずは2頭のメスジカを捕らえることができました。
    追い込み役の皆さん、本当にお疲れ様でした。
    シカ捕獲


    同時に、いくつかの問題点があることもわかってきました。
    最も大きいのが、柵の形状。
    柵を補強しているパイプの上部に横幅30cm程度の隙間が開いていました。

    柵

    捕獲時点で柵内には4頭のシカがいたのですが、いよいよ切羽詰まった雄ジカがこの隙間へ決死のダイブ!
    まんまと2頭逃げられてしまいました…。

    これからは「おびき寄せ→捕獲」の繰り返しとなるので、早速柵に工夫をしてみることにしました。
    ただし内容は秘密です。「ここは逃げられるぞ。」そう思っているシカたちに情報が漏れないように…。

    (投稿者:根釧東部森林管理署  流域管理調整官  上野  利康)

    猫耳?…  いや  これは… (2011年2月5日撮影) 

    猫山

    今日は休日を使って猫耳にさわり、猫頭に立ちに行ってみることにしました。普段は立ち入る人もいないヤブ山、雪のあるこんな季節が近づく唯一のチャンスです。  

    雪の尾根道をスキーを使って黙々と3時間。いよいよ猫山の頭が近づいた…と思ったら、そこには思いもよらぬ黒々としたゴツゴツの岩壁が登路を塞いでいるではありませんか。 

    秋のフサフサと見えた猫の頭からは想像もできなかったゴツイ姿に唖然です。

    もちろん猫らしい片鱗も窺うことはできず、「この山は遠見は猫のふりをしているけど、実は鬼角山だったのか…。」

    猫山の耳猫山の耳の拡大写真 

     現地で地形図と照らし合わせた結果、最後の写真の岩峰が左の猫耳とわかりタッチしてきましたが、装備不足で猫頭?鬼頭?は次回へ持ち越しとなりました。

     

    自宅へ戻り調べてみると、この山から流れてくる「茶志別川」はアイヌ語で「チャシウシナイ」=「城跡・ある・沢」の意味だとか。
    アイヌの人たちは山が猫ではなく、城砦のような岩場に囲まれていることをちゃんと知っていたのかもしれませんね。 

    (撮影者:根釧東部森林管理署  署長  中澤  文彦)

    日高国際スキー場(2011年2月5日撮影)  

    日高国際スキー場

    日高北部森林管理署が土地を貸し付けている日高国際スキー場は、連日大勢のスキーヤーで賑わっています。

    5日(土曜日)には家族連れに混じり、国立日高青少年自然の家からも室蘭工業大学の学生がスキーの講習を受けに来ていました。

    (投稿者:日高北部森林管理署 流域管理調整官 阿部 聡)

     冬の調査(2011年2月3日撮影) 

    私たち森林官の仕事の一つとして、森林がどのくらい成長したのかについて調査しています。
    ただし、山の中を歩くのはとても大変です。
    なぜなら、場所によってはササが密生し、とても前に進めないからです。
    ササが密生しとても前に進めない

    カンジキ スキー
    しかし、冬の間はそのやっかいなササは雪の下に埋まってしまうので、 私たちはここぞとばかりに調査をします。

    調査をするときには、雪に埋もれないように、『カンジキ』や『スキー』を装着しています。

    また、エゾシカの狩猟期間ですので、見えやすいオレンジ色のベストを着用しています。

    雪の上の調査
    雪は生活する上でとてもやっかいな存在ではあるのですが、 その雪をうまく利用して、森林での調査を進めていきたいと考えています。

    (投稿者:空知森林管理署  幾春別森林事務所 森林官  井貝  紀幸)

    凍てつく森の中へ森林調査にいざ出発!(2011年2月4日撮影)  

    スノーモービル

    西神楽森林事務所では、旭川市西神楽奥新開の国有林で次期の森林計画を作るために必要な森林調査を進めています。
    厳寒期であり、毎日が自然条件との闘いですが、凍てつく朝もなんのその。
    フルオープン(あたりまえ^^)のスノーモビルを駆り(正直言ってすごく寒いです^^;)、調査現場へ向かいます。

    (投稿者:上川中部森林管理署  西神楽森林事務所  森林官  大山 暁央 )

    気分は北欧!深い雪と樹木の中をゆく~富沢クロスカントリースキーコース(2011年2月3日撮影)   

    富岡クロスカントリースキーコース

    旭川市神居町富沢にある「富沢クロスカントリースキーコース」は、地域のみなさんの冬のスポーツの場として親しまれています。
    コースの一部は国有林の中(※)を通っており、深い雪と樹木に覆われたコースで冬の森の自然を楽しみながら心地よいトレーニングを行うことができます。
    各種クロスカントリースキー大会の会場としても活用され、来月3月12~13日には国際的なクロスカントリーレースイベントとして知られる「第31回バーサーロペット・ジャパン」の開催が予定されており、週末になると大勢のみなさんが練習に訪れています。

    (※)旭川市に国有林を貸付しています

    (投稿者:上川中部森林管理署   神居古潭森林事務所  上席森林官  山端  孝)

    小天狗岳に龍?(2011年2月2日撮影) 

    小天狗岳

    定山渓にある小天狗岳。
    あいにくの曇天ですが、ふと空を見ると龍が舞い降りたように見えました。

    小天狗岳に龍?

    このように見えませんか?

     

    (投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 松本 誠)

    流氷は夕陽を浴びても白い!(2011年2月2日撮影)  

    流氷と夕陽 

    流氷と夕陽 

    夏の夕日

    流氷は、夕陽を浴びても白いことがわかりました。
    太陽の位置は違いますが、3枚目の昨年8月30日撮影の写真と比べてください。
    空や海がオレンジ色に染まっていますが、流氷は白いままです。汚れを知らない○○のようです。(○○はみなさんで) 

    (投稿者:知床森林センター 所長 金澤 博文)

    オオウバユリ(2011年2月1日撮影)  

    オオウバユリ

    珍しく雪の多い野幌森林公園。
    雪の中に頭を出しているオオウバユリを発見しました。
    秋に沢山舞っていた種も残りは、この一粒。
    果たして芽を出すことができるでしょうか?

    (投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 所長 志鎌 睦)

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