森の展覧会2023を開催 ~留萌南部森林管理署も共催で一役~
【留萌南部森林管理署】
今年で3回目を数える「森の展覧会」が留萌振興局(林務課・森林室)、留萌流域・林業活性化協議会の主催で令和5年12月11日から25日までの期間、留萌振興局道民ホールと三省堂書店留萌ブックセンターの2箇所で開催されています。
この展覧会は留萌管内の森林認証の普及と森林・林業の魅力や役割を広くPRし、森林資源の循環利用促進を進めるために令和3年度からスタートしているものです。
今回初めて留萌南部森林管理署も共催として係わり、北海道森林管理局企画課の平田美紗子さんが作成した「人to木」シリーズのパネル、北海道の木のえほん(トドマツ)を大きく拡大したポスター、「北の森漫画」を展示させていただき森林・林業の役割を理解していただく一役を担えたと思います。
留萌振興局の入り口から入ると正面に留萌管内苫前町の道有林から切り出した高さ約4.5メートルのクリスマスツリーがお出迎え。
右に目を移すとトドマツ人工林が写された「森の展覧会2023」の巨大ポスターが吊され、その下には森林の現状と森林認証についてのパネルと木育コーナーがあり木のおもちゃがたくさん並べられています。
1階左側にはトドマツのアロマオイルの香りが漂う部屋の中で四季折々の森の中の映像が映し出され、本当に森の中を散策している気分を味わえるデジタル森林浴の体験コーナーがあります。
高さ4.5メートルのクリスマスツリー
巨大な「森の展覧会」ポスター
木のおもちゃが並べられた木育コーナー
デジタル×アロマ森林浴体験コーナー
左を見ると階段を利用したトリックアートが見えます。階段の正面から見るとトナカイに引かれたサンタクロースとPEFC認証マークが見えてきます。その階段の手前に植付けから地拵えの林業の作業サイクルを描いた「人to木」のパネルが並べられ、「北の森漫画」も展示されていました。
斜めから見ると何かわかりませんが、、、
正面から見るとPREF認証マークがくっきり見えます
「人to木」のパネルと「北の森漫画」が展示されていました
もう一つの会場、三省堂書店留萌ブックセンターではウィンドウを使ってポスターが掲示され、入口には両側に計4本のクリスマスツリーが出迎えます。
店内に入ると「ゼロカーボンと森林」のパネルと積み木やパズルなど木育コーナーがあり、「北海道の木のえほん(トドマツ)」を拡大したパネルの展示がされ、来店客にも森林の大切さと林業への理解を深めてもらえるようになっています。
ウィンドウに掲示されたポスター
入口に展示されたクリスマスツリー
「ゼロカーボンと森林」のパネルと木育コーナー
北海道の木のえほん(トドマツ)を拡大したパネル
展覧会を見学して森林・林業への理解を深めてもらうために色々工夫した展示がされており、私たちも同じ森林・林業関係の職員として森林や林業の魅力を伝えることは重要であると改めて認識し、今後の業務等に活かしていきたいと思いました。
なお。この展覧会は両会場とも12月25日まで開催されていますので、近くにお寄りの際は足を運んでご覧になってください。
詳しくは留萌振興局公式Instagramあるいは北海道留萌振興局HP(北海道留萌振興局のホームページ (hokkaido.lg.jp))をご覧になってください。
(森林技術指導官 堂坂)