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更新日:25年3月21日
保護林と緑の回廊では約5年に1回の割合で森林の状態を把握するためのモニタリング調査を実施しています。その他の取組と併せてご紹介します。
植物調査
樹木調査と同じく0.1haのプロット内に生育している植物(シダ植物以上)をすべて記録します。また、プロット以外の場所も出来る限り踏査し、記録します。詳しくはここをクリックしてください。
センサーカメラ調査
センサーカメラは動物の動きに反応して撮影するカメラで、近年安価に手に入るようになったため、動物調査には欠かせないものとなっています。様々な箇所にカメラを仕掛け、森林に生息している動物種の把握を行っています。詳しくはここをクリックしてください。
ツキノワグマ調査
四国のツキノワグマは生息頭数が非常に少なく、個体数は多く見積もっても数十頭と言われています。四国のツキノワグマを保護していくためNPO法人四国自然史科学研究センター等と連携し、調査を行っています。 詳しくはここをクリックしてください。
巣箱調査
巣箱を設置し、そこに入る動物を調査します。ヤマネやモモンガ、ムササビ等の調査によく使います。詳しくはここをクリックしてください。
痕跡調査(フィールドサイン調査)
動物調査のなかで簡単な調査の1つがこの調査です。森のなかで動物の糞や足跡、巣穴、食痕、死体等の動物の痕跡を調査し、棲んでいる動物を確認します。詳しくはここをクリックしてください。
鳥類調査
鳥類調査は主にラインセンサスとスポットセンサスにより行っています。詳しくはここをクリックしてください。
コウモリ調査
四国のコウモリは15種が確認されていますが、生息状況は十分に把握されていません。このため平成24年度より本格的な調査を開始しました。詳しくはここをクリックしてください。
保護林と緑の回廊では、ニホンジカによる影響や人間による影響等で自然状態を維持できない箇所があります。そのような箇所を保護する取組をご紹介します。
全国的にシカによる森林被害が増えています。四国においても西熊山保護林や鎗戸保護林、石立山保護林等、被害が深刻になっており、ネット張りやラス巻、シカの捕獲等、様々な対策を行っています。詳しくはここをクリックしてください。
保護林と緑の回廊内には数多くの希少植物や希少動物が棲んでいます。四国森林管理局では、絶滅の危機に瀕したそれらの動植物を保護する活動を行っています。詳しくはここをクリックしてください。
保護林と緑の回廊やその周辺では様々な巡視を行っています。職員はもちろんのこと、グリーンサポートスタッフによる巡視や、人が入りにくい箇所はヘリコプターからの巡視も行っています。
巡視では登山道の状態を確認したり、台風やシカ等による森林被害調査、土砂崩れ等、様々な確認を行います。詳しくはここをクリックしてください。
保護林と緑の回廊には、多くの登山道があり、年間を通して訪れる人は数知れません。安全に登山をするために様々な取組を行っています。
登山道や歩道は、土砂崩れや雨による浸食等で荒廃していきます。こういった箇所は四国森林管理局が工事を行ったり、山小屋やボランティアの方々のご協力をいただき、整備を行っています。詳しくはここをクリックしてください。
登山道や歩道には迷いやすい箇所も多く、指導標(道しるべ)や看板を設置し、安全に登山ができるように整備を行っています。詳しくはここをクリックしてください。
登山道や歩道沿いには多くの枯木があります。特にシカによる被害が深刻な箇所は年々増える傾向にあり、安全のため伐採処理しています。また、予算の都合上、すぐに伐採できない木については、看板等で近寄らないよう表示を行っています。
計画保全部計画課
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