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更新日:24年12月18日

樹木調査

樹木調査は森林の状況を把握する重要な調査です。

樹高計測(木の高さを測る)

樹高の測定は、主に測高ポールかバーッテックスを用いて調査をします。

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▲測高ポールで調査する様子

目盛りが付いた長い釣り竿のようなものが測高ポールです。主にグラスファイバーで出来ており、長さは様々ですが、20mまで伸びる物もあります。

木の高さに合わせてポールを伸び縮みさせて樹高を測ります。

また、バーテックスは超音波やレーザーで距離を測り、角度から樹高を割り出す機械です。30m程度まで樹高が測れます。

胸高直径計測(幹の太さを測る)

幹の太さは通常、胸の高さ(地上から1.2mの高さ)の直径を測ります。直径巻尺か、林尺を使うのが一般的です。

航空レーザ計測

航空レーザ計測とは、航空機から地上にレーザ光を照射し、地上から反射するレーザ光やGPSデータを元に、樹木の高さや本数、地形の形状などを精密に調べる新しい測量方法です。

短期間で広い面積を詳細に調査できることが利点です。四国森林管理局では、千本山林木遺伝資源保存林、千本山植物群落保護林雁巻山林木遺伝資源保存林魚梁瀬林木遺伝資源保存林とその周辺の緑の回廊においてレーザ計測を実施しました。

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▲レーザ計測で明らかになった魚梁瀬地域の森林

保護林や緑の回廊では、樹高50mを越える赤色や30mを越える黄色が多い事がよく分かります。

 

 

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