一本杉
特徴
大台林道に近く、河川沿いにそびえ立つ天然スギです。
また、この巨樹は、造林山泊宿舎跡地に生育しており、山で作業する人々から大事に扱われてきました。
由来
登山者や地元から「一本杉」と呼ばれています。
かつては、この巨樹の横に山の神を祀(まつ)っていたことから、ご神木として崇(あが)められていたと思われます。
周囲の状況
スギの人工林となっています。
訪ねるにあたっての注意事項等
巨樹に近づきすぎたり周辺を踏み歩くことにより、根元部分の表土が堅くなり、悪影響を及ぼす恐れがあるので要注意。
大台林道の千尋隧道(せんぴろずいどう)ゲートは施錠しており、一般車両の通行はできません。
交通アクセス※千尋隧道までは悪路のため、乗用車での通行は困難。
《公共交通機関によるアクセス》
JR紀勢本線船津駅下車、船津駅から自動車で40分で千尋隧道。千尋隧道から徒歩約30分で着く。
《自家用車で訪れる場合のアクセス》
紀勢自動車道海山ICから国道42号線を北上し、大台林道を経て千尋隧道。千尋隧道から徒歩約30分で着く。
所在地 | 三重県多気郡大台町(旧 宮川村) 大杉谷国有林580林班イ1小班 |
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樹種 | スギ |
胸高直径 | 幹周:813 cm |
樹高 | 45 m |
樹齢(推定) | 400年以上 |
管理署 | 三重森林管理署 |
お問合せ先
森林整備部 技術普及課 企画係
ダイヤルイン:050-3160-6751