おおごし
大越モミ・ツガ・アカガシ等遺伝資源希少個体群保護林
1.概要
▶ 所在地 和歌山県新宮市▶ 設定年 昭和63年
▶ 面 積 240.33ha
2.設定目的・保護林の状況
当該保護林の保護対象種は、モミ、ツガ、アカガシ、アカシデ、アラカシ、トガサワラ及び当該対象と一体的な森林環境の構成種です。また、希少種として、テンリュウトラノオ、オオクボシダ、トガサワラ、ミヤマナミキが確認されています。
保護林内は、アカガシを中心とした常緑広葉樹林で覆われ、モミやツガの大木が点在しています。しかし、ニホンジカの採
食圧が強くかかっているため下層植生が貧弱となっています。また、ニホンジカの不嗜好性植物の優占度が増加傾向であるこ
とからも、今後の変化を慎重に観察する必要があります。
このような、希少な野生生物の生育・生息に必要な森林の保護や管理を目的として設定しています。
3.法指定等
水源かん養保安林、砂防指定地、吉野熊野国立公園4.管轄森林管理署等
和歌山森林管理署和歌山森林管理署の保護林HPはこちら!
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:森林施業調整官
代表:050-3160-6700(内線3557)
ダイヤルイン:050-3160-5696