かまがみね
釜ヶ峰アベマキ・アカマツ遺伝資源希少個体群保護林
1.概要
▶ 所在地 広島県庄原市▶ 設定年 平成2年
▶ 面 積 5.41ha
2.設定目的・保護林の状況
当該保護林は、全国的にも珍しいアベマキの純林が広がっており、樹齢は最大で140年を超える巨木も見られます。また、当該保護林では毎年、地元の小学生を対象に森林教室を開き、子供たちの学習の場としても活用されています。
保護林のある広島県庄原市口和町は、かつてコルク産業が行われており、その原料としてアベマキの樹皮が使われていまし
た。当該保護林は、優良な種子を採取するための母樹林として戦前から守られ、現在まで保存されている貴重な森林です。
しかし、令和元年ごろナラ枯れが発生し、その後被害が急激に拡大しました。令和4年度から、毎年度シート被覆によるア
ベマキの防除を実施しています。現在、ナラ枯れによるアベマキの枯死木は減少傾向にあります。
このような、希少な野生生物の生育・生息に必要な森林の保護や管理を目的として設定しています。
3.法指定等
水源かん養保安林4.管轄森林管理署等
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お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:森林施業調整官
代表:050-3160-6700(内線3557)
ダイヤルイン:050-3160-5696