いりたに
入谷ブナ・ツガ・ウラジロモミ希少個体群保護林
1.概要
▶ 所在地 奈良県吉野郡天川村▶ 設定年 平成28年
▶ 面 積 81.03ha
2.設定目的・保護林の状況
当該保護林は、標高1,100～1,500ｍ付近の急峻な山地にあり、主にブナ、ツガ、ウラジロモミで構成される天然生林となっています。標高1,400ｍまでは、ブナとツガが多く、それ以上になると、ブナやウラジロモミが多く見られるようになりま
す。これら保護対象種は、高齢木から幼齢木まで幅広く林分を構成しています。
他方、保護林内では、ニホンジカの糞や剝皮が多く確認され、採食圧による下層植生の衰退が見られます。したがって、必
要な対策を講じることも視野に入れ、植生の変化を慎重に継続して観察する必要があります。
このような、希少な野生生物の生育・生息に必要な森林の保護や管理を目的として設定しています。
3.法指定等
水源かん養保安林、保健保安林、大台ヶ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパーク、カモシカ保護地域4.管轄森林管理署等
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お問合せ先
計画保全部計画課
担当者：森林施業調整官
代表：050-3160-6700（内線3557）
ダイヤルイン：050-3160-5696
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