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近畿中国森林管理局

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    令和2年度 内部研修


       森林技術・支援センターでは、組織内の研修の受け入れや講師派遣も行っています。令和2年度に行われた内部研修の受け入れ等について、まとめて紹介します。

    兵庫署の研修受け入れ(10月16日)

       兵庫森林管理署の職員にICT機器を用いた森林計測についての講習を行いました。
       午前中は釜谷国有林(岡山県新見市)にて、3次元地上型レーザースキャナ(以下レーザースキャナ)での森林計測と、ドローンの自動飛行による連続写真撮影を体験してもらいました。
       午後からは取得したデータの解析方法と、解析したデータを地理情報システム(GIS)で利用する方法の講習などを行いました。
       参加者からは、「今までICT機器はあまり利用してこなかったが、もっと活用していきたい」との声があがっていました。

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    島根署への講師派遣(10月26日・27日)

       島根森林管理署の職員にICT機器を用いた森林計測についての講習を行いました。
       三瓶山国有林(島根県大田市)にて、スギの人工林をレーザースキャナで計測し、同エリアをドローンの自動飛行による連続写真撮影を体験してもらいました。
       参加者からは「機器の操作方法を習得でき、今後の業務に活用していきたい」との声があがっていました。

       11月30日には島根署が主催する島根県、市町村、森林組合等の職員を対象とした現地検討会が開催され、こちらでも同様の講習を行いました。この現地検討会については、島根署HP(こちら)からご覧いただけます。

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    里山広葉樹活用・再生プロジェクト

       森林技術・支援センターは「里山広葉樹活用・再生プロジェクト(通称:里山PJ)」において、主に現地での調査、調査データの取りまとめなどを行い、学術機関との連携をしながらプロジェクトを推進しています。
       1月12日・13日にはヒダクマプロジェクト(飛騨市の広葉樹施業プロジェクト)から4名にお越しいただき、現地案内と意見交換を行いました。 3月11日にはオンラインで里山シンポジウムが開催され、当センター所長も発表を行いました。
       里山PJについては、局HP(こちら)からご覧いただけます。

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    まとめ

       令和2年度は新型コロナウイルスの影響で様々な研修が中止となり、若手職員が通常業務以外の仕事にふれる機会が少なくなってしまいました。そこで、署等で若手育成の場を設けたいと、当センターへの講師依頼が多かった印象があります。今後も職員の声に柔軟に対応できる森林技術・支援センターでありたいと思います。

    お問合せ先

    林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター

    住所:〒718-0003 岡山県新見市高尾786-1

    TEL:(0867)72-2165(代) IPTEL:050-3160-6215

    E-mail:kc_gijyutsu@maff.go.jp