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近畿中国森林管理局

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    令和7年度 民国連携研修会を実施しました。

    令和7年10月23日(木曜日)及び24日(金曜日)に、福井県との共催による「令和7年度 民国連携研修会」を「小林式誘引捕獲法現地研修会」と題し開催しました。

    今回は、小林式誘引捕獲法の発案者、小林 正典氏(和歌山森林管理署)を講師に招いて、池田町内の越前福井森林組合池田支所で座学を、同町内の林道周辺において現地研修を実施し、市町の森林・林業、鳥獣害対策担当者、森林組合及び県出先事務所担当者、並びに有害鳥獣捕獲隊を含め約50名が参加しました。

    初日は、講師から罠の設置方法や注意点等を学び、現地において、罠設置の実演等の研修を受けた後、2~3名程度のグループに分かれて罠の設置を行いました。

    福井県においては、野生鳥獣による森林被害が増加傾向にあり、下層植生の食害や樹皮剥ぎなどにより、土壌の浸食、水源涵養機能や立木の経済的価値の低下を引き起こし、林業経営において深刻な問題となっています。

    参加者からは、獣道を探す経験も必要なく、捕獲の効率がいいのであれば今後活用していきたいといったコメントや、新しい情報を得ることができ、有意義な研修会だったといったコメントも寄せられました。

    来年度以降も、福井県と協力しながら、有意義な民国連携の研修会を実施していきたいと考えます。

      

      

    小林式誘引捕獲法の研修状況

    お問合せ先

    福井森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6105