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関東森林管理局

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    山梨森林管理事務所

    クマに注意

    クマについて

    • 近年、クマによる被害が増えています。特に今年度は例年と比べ非常に多くの目撃、人への被害が報告されています。
    • クマは九州・沖縄を除く全国各地に生息しており、皆さんが気付いていないだけで住宅地のすぐ近くまで出没している場合もあります。
    • クマは本来、臆病な性格であり人間の気配を感じると自ら離れると言われています。(そのためあまり目撃されません)また学習能力も高く頭のいい動物でもあります。
    • しかし、その学習能力の高さから観光客などに餌付けされると人間を脅威と感じず、むしろ食べ物を持ってくる弱い生き物と認識し逆に襲い掛かってくるという報告もなされています
    • クマに限らず野生動物に餌付けをするというのは、野生動物が持っている本来の生態を狂わせ、不幸な事故を人為的に発生させる行為です。そのため絶対に野生動物に対して餌付けは行わないようにしてください。

    クマへの対処について

    • 登山する際には、クマよけ鈴や爆竹といった対策品を携行する様にしましょう。クマは異音を発するものから離れると言われています。(しかし絶対ではありませんので注意が必要です)
    • またクマよけスプレーが市販されていますが、使用するのは最終手段であり、クマと遭遇しないことが一番です。
    • 登山中に聞いたことのない鳴き声(モーモーや唸り声)、猫のような鳴き声(ミャーミャーなど)を聞いた際にはその場からすぐに離れてください。特に猫のような鳴き声は子グマが母グマを呼ぶ声である可能性が高く、もし母グマに遭遇した場合、襲われる確率が非常に高くなります。
    • 万が一、クマと遭遇してしまったら次の点に注意しましょう。


       背中を向けない、走らない。
     ・ クマに遭遇した際には慌てて逃げない
       (クマは逃げるものを本能的に獲物と考え襲ってきます)
       刺激しない。  
     ・ クマが興味を失うまで刺激しない
       取り返さない
     ・ クマが興味を持ったものや、クマに取られたものがあっても取り返そうとしない
       (クマは自分のものと判断したものを取られると襲ってきます)
       目をそらさず、後ずさる。
     ・ 逃げる際には、クマから目をそらさず後ずさりしながら離れる
      子グマに構わず、ゆっくり離れる。
     ・ 子グマがじゃれてきたり、寄ってきた場合は足で押しのけるなどせず、その場からゆっくり立ち去る
       (子グマが襲われていると母グマが間違えて襲ってくる可能性があります)

    • また登山中にクマを目撃した場合は周囲の登山客などへの注意喚起(「この先にクマがいます」「鳴き声がしてます」「引き返してください」などの声掛け)のご協力をお願いします。

    お問合せ先

    関東森林管理局 山梨森林管理事務所

    ダイヤルイン:055-253-1336