山腹工事
のり切工や土留工、のり枠工などで山崩れがこれ以上大きくならないようします。また特殊なコンクリートを吹き付けることもあります。 そして、早く植物が生えるように柵工や伏工、実播工や植栽工を行います。 |
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のり切工
不規則に崩れている山腹斜面をきれいに整形します。以前は、人力でしたが今はRCM(ロッククライミングマシン)が活躍しています。
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土留工
不安定な土砂が移動しないようにして、斜面の勾配を緩くします。山崩れの状況や目的により、いろいろな材料を使います。
コンクリート土留工![]() |
練積土留工(ブロック)![]() 練積土留工(玉石) ![]() |
鋼製自在枠土留工![]() |
ふとんかご土留工![]() |
丸太積土留工![]() |
丸太積土留工(ウッドブロック)![]() |
のり枠工、吹付工
のり枠工や吹付工は崩れた斜面が急な場所を全面的に覆い浸食や風化を防止します。
のり枠工の枠の中には、種子などを吹き付けて草や木などが早く成長するようにしてやります。
特殊モルタル吹付工は、すき間のできる特殊なモルタルを吹き付けて、草や木などが生長できるようにしています。
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![]() 特殊モルタルを吹き付けた箇所の植生が回復している様子。 ![]() |
柵工、伏工
表土の移動を抑え、草や木が生長しやすい環境をつくります。
伏工を施工した直後![]() |
緑化した様子 ![]() |