(群集9)守門岳(すもんだけ)生物群集保護林
1.森林管理署
中越森林管理署2.森林計画区
中越森林計画区3.所在地
新潟県三条市(守門ブナ)新潟県魚沼市(守門岳ブナ)4.林小班
新潟県三条市守門国有林、御所国有林魚沼市守門国有林、藤平国有林、守門山国有林、淺草山国有林405ろ外(守門ブナ)205へ外(守門岳ブナ)5.面積
1,778.26ha(保存地区:1,778,26ha 保全利用地区:ha)6.設定年月日
昭和49年4月1日(1974年4月1日) 守門岳風致保護林として設定されたが、平成5年4月1日村松及び六日町営林署第 1 次施業管理計画の保護林の再編拡充により守門ブナ植物群落保護林及び守門岳ブナ植物群落保護林に分割し、名称変更を行った。(変更年月日 平成5年4月1日)(守門ブナ)昭和49年4月1日(変更年月日 平成5年4月1日)(守門岳ブナ)
平成30年4月1日に両植物群落保護林を統合し、守門岳生物群集保護林を設定。
7.法的規制
土砂流出防備保安林、国定公園第1種特別地域、国定公園第2種特別地域 国定公園第3種特別地域、国定公園特別保護地区、鳥獣保護区 水源かん養保安林、土砂流出防備 保安林、なだれ防止保安林8.設定目的
守門岳一帯の豪雪地帯には、環境条件の厳しい斜面上部から尾根部、急傾斜地には、風雪地特有の矮性、低木型のブナ群落が成立し、傾斜が緩やかで土壌が厚く堆積した立地 のブナ群落とは様相を異にしている。このように多雪に適応して様々な形態を示すブナ 群落を主体に、ミズナラが混生したブナ群落や、ヒメコマツの点在するブナ群落など、 優良な天然生の広葉樹林が広がっている。
このため、ブナを主体とした地域固有の生物 群集を有する森林を保護・管理することにより、森林生態系からなる自然環境の維持、 野生生物の保護、遺伝資源の保護、森林施業・管理技術の発展、学術の研究等に資するため設定する。
9.特 徴
標高520~1,540m。地質及び土壌は、安山岩類及び火山灰類を基盤とする褐色森林土(BC,BD)、ポドゾル、受蝕土であり、傾斜大部分が30度以上。
林況はブナ、ミズナラを主体とする林齢146年 生以上の優良な天然生広葉樹林で、ヒメコマツが点生している。
10.保護・管理及び利用に関する事項
保存地区の森林は、原則として人手を加えずに自然の推移に委ねるものとする。保存利用地区の森林は、原則として、保存地区の森林に外部の環境の変化が直接及ばないよう緩衝の役割を果たすものとする。
11.保護林モニタリング概要
2021調査概要(PDF : 420KB)12.位置図
守門岳生物群集保護地域(PDF : 332KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265