このページの本文へ移動

関東森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    (群集7)丹沢(たんざわ)山地生物群集保護林

    Image 1
    Image 2
    Image 3
    Image 4

    1.森林管理署

    東京神奈川森林管理署

    2.森林計画区

    神奈川森林計画区

    3.所在地

    神奈川県足柄上郡山北町

    4.林小班

    神奈川県足柄上郡山北町玄倉597番17国有林143い外

    5.面積

    880.85ha(保存地区:880.85ha 保全利用地区:ha) 

    6.設定年月日

    平成12年12月(2000年12月)丹沢山地森林生物遺伝資源保存林に設定。
    平成30年4月1日 旧丹沢山地森林生物遺伝資源保存林から名称変更。

    7.法的規制

    土砂流出防備保安林、保健保安林、国定公園第1種特別地域、国定公園第2種特別地域、国定公園特別保護地区、鳥獣保護区特別保護地区、鳥獣保護区

    8.設定目的

    蛭ヶ岳、棚沢・丹沢山にブナ群落、ユーシン沢にサワグルミ群落、ツガ群落、臼ヶ岳・丹沢山塊にフジアザミ群落、鬼が岩に岩上植生、不動ヶ峰に風衝草原など多くの特定植物群落を含んでいる。
    霧の多い森林に見られる豊富なコケ類等の着生植物など、極めて多様性の高い植物相が形成されている。
    このため、ブナを主体とした地域固有の生物群集を有する森林を保護・管理することにより、森林生態系からなる自然環境の維持、野生生物の保護、遺伝資源の保護、森林施業・管理技術の発展、学術の研究等に資するため設定する。

    9.特 徴

    標高500~1,670m。
    本地域は関東山地の南部に位置していることに加え、南の箱根・伊豆地方及び富士山に隣接していることから、いわゆるフォッサマグナ地域の植生要素と、内陸的な中部・北関東の北方植物が混在する植生が形成されている。
    海抜1,300m以上の山頂部には、ブナ-オオモミジガサ群落などが特異的に分布し、山腹及び山稜には、ブナ-ヤマボウシ群集が広く分布している。
    特定植物群落に指定されている群落も多く、蛭ヶ岳のオオモミジガサ-ブナ群集、アズマネザサ-ブナ群落、ユーシン沢のサワグルミ群落、ツガ群落、臼ヶ岳・丹沢山塊のフジアザミ群落、鬼が岩の岩上植生、棚沢・丹沢山のオオモミジガサ-ブナ群集、不動ヶ峰 の風衝草原などが該当する。

    10.保護・管理及び利用に関する事項

    保存地区の森林は、原則として人手を加えずに自然の推移に委ねるものとする。
    保存利用地区の森林は、原則として、保存地区の森林に外部の環境の変化が直接及ばないよう緩衝の役割を果たすものとする。

    11.保護林モニタリング概要

    2021調査概要(PDF : 436KB)

    12. 位置図

    丹沢山地生物群集保護地域(PDF : 288KB)

    お問合せ先

    計画保全部 計画課

    担当者:生態系保全係
    ダイヤルイン:027-210-1265