保護林

「保護林」は、原生的な天然林などを保護・管理することにより、森林生態系からなる自然環境の維持、野生生物の保護、遺伝資源の保護、森林施業・管理技術の発展、学術の研究等に資することを目的としている国有林野のことです。
従来、保護林は目的別に7種類に区分されてきましたが、平成27年9月に制度が改正され、現在は（1）森林生態系保護地域、（2）生物群集保護林、（3）希少個体群保護林の3種類の保護林区分に分類されています。
上越森林管理署管内には、希少個体群保護林が3箇所設定されています。
より詳しい保護林制度についてはこちら（林野庁HPへリンク）

保護林一覧表

名称	面積（ヘクタール）	場所	特徴
犬ヶ岳ホンシャクナゲ希少個体群保護林(PDF : 941KB)	115	長トガ国有林（糸魚川市小滝）	ホンシャクナゲ植物群生地の保護
火打山周辺ライチョウ希少個体群保護林(PDF : 791KB)	827	カラサワ国有林（糸魚川市大平）妙高山・八貴山国有林（妙高市関山・杉野沢）	ライチョウ生息地の保護
蓮華ライチョウ希少個体群保護林(PDF : 853KB)	975	大山・蓮華山国有林（糸魚川市大所）	ライチョウ生息地の保護
計	1,917